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【特集】Bybitの積立ステーキングに10銘柄が追加!特徴や利率を解説

【特集】Bybitの積立ステーキングに10銘柄が追加!特徴や利率を解説

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update 2023.03.16 15:54
【特集】Bybitの積立ステーキングに10銘柄が追加!特徴や利率を解説

update 2023.03.16 15:54

2022年3月4日、仮想通貨(暗号資産)取引所のBybit(バイビット)は、積立ステーキング対象銘柄に10種類の仮想通貨を追加したことを発表しました。積立ステーキングは対象となっている仮想通貨を預け入れることで、毎日利息が受け取れるBybitのサービスです。

今回の対象銘柄追加によりBybitで積立ステーキングが利用可能な銘柄は16種類となり、積立ステーキングがより利用しやすくなりました。

積立ステーキングとは?

Bybit(バイビット)の積立ステーキングとは、対象となっている仮想通貨を預け入れることで、年利に応じた報酬を毎日受け取れるサービスです。積立ステーキングには以下のような特徴があります。

  • いつでも解除可能
  • 毎日利息が入金される

積立ステーキングは、預け入れた後いつでも解除することが可能です。制約なく預け入れることができるため、余剰資金があるときにとりあえず預け入れておいて利息を受け取るといった運用ができます。

また、積立ステーキングによって発生した利息は、計測開始から翌々日から毎日入金されます。そのため、いつ解除しても利息の受取りにそれほど影響はありません。

現在利用可能な全ての銘柄の利率は以下の記事をご覧ください。

point 常時開催銘柄と期間限定銘柄がある

Bybitの積立ステーキングには、常時開催されている16種類の銘柄と、新規上場銘柄や過去人気だった銘柄を中心とした、期間限定開催の銘柄があります。常時開催されている銘柄はビットコイン(BTC)やテザー(USDT)のような時価総額の高い通貨が中心です。一方期間限定銘柄は、基本的に年利が高く設定されており、期間が短くてもしっかりとした利益を狙うことができます。

新規に10銘柄が対象に

新規追加された銘柄

今回積立ステーキングの対象に追加された仮想通貨と年率は以下の通りです。

仮想通貨名 年率
アクシー(AXS) 4.00%
アバランチ(AVAX) 2.00%
テラ(LUNA) 5.00%
TerraUSD(UST) 20.00%
ポルカドット(DOT) 2.00%
ソラナ(SOL) 2.00%
ポリゴン(MATIC) 3.00%
コスモス(ATOM) 2.00%
ファントム(FTM) 2.00%
柴犬コイン(SHIB) 5.00%

イーサリアムに取って代わると期待される「イーサリアムキラー」から、決済に特化した銘柄、「ミームコイン」まで様々です。ただし、草コインと呼ばれるような無名の銘柄は含まれておらず、全体としてそれなりに時価総額の高い通貨が積立ステーキング対象銘柄となっています。

今回追加された銘柄は期間のない常時開催された銘柄ですので、Bybitが取り扱いの終了を発表するまではるまで無期限で預け入れ、利息を受け取ることが可能です。

point 利率が変更される場合がある

Bybit積立ステーキングの年間利率は、随時変更されています。そのため、預け入れ時に想定したステーキング報酬がずっと続くわけではないため注意しましょう。積立ステーキングは解約が容易であるため、年利を定期的にチェックしてあまり良い年利でなくなった場合、預け入れを中止を検討できます。

ここからは、今回Bybitの積立ステーキングに追加された10銘柄の特徴を解説していきます。

アクシー(AXS)

AXSは、ブロックチェーンゲーム「アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)」のガバナンストークンです。アクシー・インフィニティは、アクシーと呼ばれるモンスターを対戦・繁殖・育成・取引するというゲームです。

アクシーのプレイ画像
point ガバナンストークンとは?

ガバナンストークンとは、トークンを発行したプロジェクトの運用方針についての投票機能を持つトークンです。投票権のあるトークンホルダーになることで、プロジェクトの運営に関わることができます。また、プロジェクトの進捗具合がトークンの価格に影響を与えることもあります。

アクシー・インフィニティは、2022年3月現在世界トップクラスに人気があるブロックチェーンゲームであり、今後さらに人気が高まるにつれ、AXSの上昇にも期待がかかります。

年間利回り 4.00%
最小ステーキング額 1 AXS
最大ステーキング額 1,000 AXS

アバランチ(AVAX)

アバランチのイメージ

アバランチ(AVAX)は、スケーラビリティ性を改善したブロックチェーン「アバランチ」のガバナンストークンであり、仮想通貨取引・管理・スマートコントラクトなど通常ひとつのブロックチェーン上で行われる作業を、役割ごとに分散して最適化することで処理効率を高めています。

具体的には、仮想通貨の生成や取引などを担当する「X-Chain」、バリデータ(ブロック承認を担当するノード)を管理してサブネット(アバランチ上で誰でも利用可能なネットワーク)を稼働させる「P-Chain」、スマートコントラクトの実行などを担う「C-Chain」の3つのブロックチェーンで構成されています。

年間利回り 2.00%
最小ステーキング額 1 AVAX
最大ステーキング額 1,000 AVAX

テラ(LUNA)

LUNAのイメージ

LUNAは、グローバルな決済システムを構築することを目的とする韓国のブロックチェーンプロジェクト「テラ」で使用されるネイティブトークンです。テラの多様なDeFi関連サービスにLUNAが利用されています。

LUNAは2021年半ば頃から人気沸騰中となっており、価格が急上昇しました。

point ネイティブトークンとは?

ネイティブトークンとは、特定のブロックチェーン内で使われることを目的として作られた仮想通貨です。ネイティブトークンの用途は様々ですが、報酬を発生させるためのステーキング、プロジェクトの方向性を決定する投票、トランザクション料金の支払いなどに使用されます。

年間利回り 5.00%
最小ステーキング額 1 LUNA
最大ステーキング額 1,000 LUNA

TerraUSD(UST)

TerraUSD(UST)は、前述の韓国発のブロックチェーン「テラ」の発行するステーブルコインです。

年間利回り 18.00%
最小ステーキング額 50 UST
最大ステーキング額 100,000 UST

ポルカドット(DOT)

ポルカドットのイメージ

ポルカドット(DOT)は、異なるブロックチェーンとの相互運用性を高めることを目指しているブロックチェーンプロジェクト「ポルカドット」のネイティブトークンです。

ポルカドットは、メインとなる「リレーチェーン」と、それに接続される「パラチェーン」で構成されていますが、この二重構造で取引処理の高速化やセキュリティの強化などを実現しています。

ポルカドットのイメージ

ポルカドットでは様々なプロジェクトが稼働していて、日本発のパブリックブロックチェーンAstar Network(ASTR)がパラチェーン枠を勝ち取ったことが大きな話題を呼びました。

年間利回り 2.00%
最小ステーキング額 2 DOT
最大ステーキング額 2,000 DOT

ソラナ(SOL)

ソラナのイメージ

ソラナ(SOL)は、ブロックチェーン「ソラナ」で利用されるネイティブトークンです。1秒あたりのトランザクション処理数5万という圧倒的な処理速度の速さ、取引コストの安さが特徴です。ソラナは、ポルカドット(DOT)やイオス(EOS)、エイダコイン(ADA)と同様にイーサリアムのライバルとして注目されています。

年間利回り 2.00%
最小ステーキング額 0.5 SOL
最大ステーキング額 500 SOL

ポリゴン(MATIC)

ポリゴン(MATIC)のイメージ

MATICは、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン「ポリゴン」のガバナンストークンです。

ポリゴンブロックチェーン上では多数のプロジェクトが展開されており、メタバース(インターネット上に構築された三次元の仮想空間)ゲームのディセントラランド(Decentraland)、分散型レンディング(仮想通貨を貸し出して利益を得ることができるDeFi関連サービス)のアーベ(Aave)などに利用されています。

年間利回り 3.00%
最小ステーキング額 150 MATIC
最大ステーキング額 30,000 MATIC

コスモス(ATOM)

コスモスのイメージ

コスモス(ATOM)は、異なるブロックチェーンとの相互運用性を高めることを焦点に開発が進められているプロジェクトの「コスモス」のネイティブトークンです。

コスモスは、ブロックチェーンの中継地点となるCosmos HubなどのHub(ハブ)とそれに接続するZone(ゾーン)を用いて、ビットコインやイーサリアムを始めとする異なるブロックチェーンを通信させることができます。

年間利回り 2.00%
最小ステーキング額 2 ATOM
最大ステーキング額 2,000 ATOM

ファントム(FTM)

ファントムのイメージ

ファントム(FTM)は、スマートコントラクトを実装したブロックチェーン「Fantom」のネイティブトークンです。

その機能はイーサリアムと重複する部分が多く、高性能でイーサリアムとの互換性もあることから、将来的にイーサリアムに取って代わるブロックチェーン候補として「イーサリアム・キラー」と呼ばれることもありますが、開発チームはイーサリアムとの共存を模索しています。

年間利回り 2.00%
最小ステーキング額 30 FTM
最大ステーキング額 30,000 FTM

柴犬コイン(SHIB)

柴犬コインのイメージ

柴犬コイン(SHIB)は2021年5月に複数の取引所に上場した仮想通貨です。このコインは、特有の機能は無く基本的に有用性はない仮想通貨として開発されたのが始まりで、インフルエンサーやネット上の発言によって価格が上昇する「ミームコイン」に該当する仮想通貨です。

柴犬コインは、2021年10月より価格が急上昇して注目を集めました。

年間利回り 5.00%
最小ステーキング額 2,000,000 SHIB
最大ステーキング額 2,000,000,000 SHIB

積立ステーキングの参加方法

積立ステーキングの開始方法は、以下の通りです。

Bybit(バイビット)の「ByFiセンター」ページから「積立ステーキング」をクリックします。

ByFiセンターを開くボタン link
積立ステーキング 積立ステーキング

そして、ステーキングしたい通貨の「今すぐステーキングする」ボタンをクリックします。ここでは、今回はUSDTを例に解説しますが、どの仮想通貨でも操作は同じです。

積立ステーキング銘柄の選択 積立ステーキング銘柄の選択

「金額」欄にステーキングしたい金額を入力し、サービス規約に同意(チェック)の上、「今すぐステーキングする」を押せば購入が完了します。あとは毎日、配当が口座に振り込まれるのを待ちます。

購入画面
point ByFiアカウントに残高が必要

ステーキングに参加するには、ByFiアカウントに資金が入っている必要があります。あらかじめ現物やデリバティブアカウントからの振替でByFiアカウントに入金できます。

手軽さが魅力のサービス

今回の積立ステーキング対象銘柄の追加によって、Bybit(バイビット)で常時積立ステーキング可能な銘柄が16種類になりました。

これまではビットコイン、イーサリアム、ステーブルコインに限られた常時積立ステーキング銘柄に様々なプロジェクトで使用される仮想通貨が追加されたことで、積立ステーキングの選択肢が大きく広がっています。

既に保有している通貨が対象になっていればお得に預け入れられるほか、これから盛り上がりそうな仮想通貨を購入して、積立ステーキング報酬を貰いながら値上がりを待つことも検討できますね。


Date

作成日

2022.03.28

Update

最終更新

2023.03.16

Myforex編集スタッフー仮想通貨担当ー

2017年に初めてビットコインを購入し、2020年より仮想通貨投資を本格的に開始。国内外のメディアやSNSなどを中心に、日々最新情報を追っている。ビットコインへの投資をメインにしつつ、DeFiを使って資産運用中。

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