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【SNSで話題】ジャスミーに詐欺の疑惑で大荒れ!運営会社も反応

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update 2022.06.09 10:15
【SNSで話題】ジャスミーに詐欺の疑惑で大荒れ!運営会社も反応

update 2022.06.09 10:15

2022年3月、国内の仮想通貨(暗号資産)取引所BITPointにも上場しているジャスミー(JASMY)をめぐって、SNSでの投稿が相次いでいます。

騒動の発端は、仮想通貨関連の投稿が活発に行われる掲示板reddit(レディット)に、開発チームが保有するジャスミーを定期的に売却する「売り浴びせ」を行っている疑惑など、ジャスミーの運営体制などに疑問を投げかける投稿が掲載されたことです。投稿では、ジャスミーは「明らかな詐欺」とされており、この投稿を受けて保有者に不安が広がっています。

投稿の数日後には、ジャスミーCFO(最高財務責任者)の原田浩志氏がTwitter(ツイッター)で、「現在の状況については非常に深い憤りと強い怒りを感じています」と表明していて、ジャスミー保有者からは賛同や反発など様々な反応が寄せられています。

今回は、問題となった投稿はどういったものなのか、また、提示された疑惑には根拠があるかについて、Myforex編集部が調査しました。

発端はredditの投稿

redditに投稿された書き込みは、yoyololbbb氏が行ったもので、主に下記の2つの疑惑が提示されました。文中でジャスミー(JASMY)のことを「明らかなスキャム(詐欺)」と呼んでいて、強い調子で批判しています。

  • 流通枚数の虚偽
  • 開発チームによる売り浴びせ
reddit

yoyololbbb氏は、イーサリアム系仮想通貨のトランザクション(取引)の記録を閲覧できるEtherscanの情報を分析することで、この疑惑を提示しています。Etherscanの情報は公開情報であり、関係者の内部告発というわけではないものの、証拠とされる情報が提示されていることから注目が集まっています。

point 仮想通貨の取引情報は公開

一部の匿名性を重視した仮想通貨を除き、仮想通貨のトランザクション(取引)の記録は基本的に公開されます。そのため、銀行などで行う取引と異なり、第三者からも資金の流れを追跡することが可能です。

流通枚数の虚偽疑惑

投稿者であるyoyololbbb氏はジャスミー(JASMY)の流通枚数について、「流通枚数は47億枚だが、上位のウォレット1つに40億枚も保有されている例があり、全部で200億枚を優に超える。よって、47億枚という数字はウソである」という趣旨の主張をしています。

ジャスミーのホワイトペーパーによると、発行量は500億枚です。そのうちどの程度が流通しているかはジャスミー公式サイトでは確認が取れなかったものの、大手の仮想通貨情報サイトのCoinMarketCapとCoinGeckoの両方で、流通枚数は「47億枚」と記載されています。

Jasmyの流通枚数 Jasmyの流通枚数

画像引用:CoinMarketCap

多くのジャスミー保有者はこの数字を基に投資判断を行っているものと思われますが、もしこの流通量が、10倍程度に相当する500億枚であったとしたら、投資家が予想していたジャスミーの価値と実際の価値にずれが生じてしまいます。

仮想通貨の価格は、流通量と密接な関係があるためです。

point 価格と流通量の関係

一般的に、仮想通貨の流通枚数が多くなれば価格は下落し、逆に流通枚数が少なくなると希少性が出るため価格は上昇します。このため、流通枚数の増減は投資判断の基準の一つになります。

売り浴びせ疑惑

reddit投稿の2つ目の指摘は、ジャスミー開発チームによるジャスミー(JASMY)の売り浴びせ行為(ダンプ)です。yoyololbbb氏は、ジャスミーは開発チームによって定期的に5億枚ずつが市場で売却されており、近いうちにさらに65億枚が売られるだろうと主張しています。

実際にダンプが行われると仮想通貨は暴落してしまい、二度と回復できないダメージを負ってしまう可能性がありますので、この疑惑は注目を集めています。

point ダンプとは?

ダンプとは、仮想通貨を売り浴びせて故意に価格を下落させることを指します。開発チームが大量にトークンを保有していた場合、市場価格が0にならない限り売り浴びせることによっていくらでも稼げるという特徴があります。

投稿者は、5億枚のジャスミーが入ったウォレットアドレスが約25個あり、数日おきに1個ずつ、投稿日の時点で12個のウォレットのジャスミーが市場で売却されていると指摘し、それが数日おきに行われているという傾向から、残りの13個のウォレットの中に入っている65億枚分のジャスミーも今後数カ月以内に売却されるであろうという予想を示しています。

トランザクション(取引)を追跡するEtherscanの情報では、どのウォレットアドレスからどのウォレットアドレスに送金が行われたかの情報しか分かりません。そのため、追跡したアドレスの仮想通貨が市場で売られているかや、ある送金を行ったのが開発チームであるかを判断することは本来できません。

しかし、投稿者はトランザクションの独自の分析により、開発チームが売り浴びせをしているという疑惑を提示しています。

reddit投稿者が証拠として挙げていたEtherscanのページを確認すると、投稿日の約100日前にあるアドレス宛てに5億枚が送金され、投稿日付近でそのウォレットから分散して別の5つのアドレスに送金されている様子が分かります。

etherscan etherscan

画像引用:Etherscan

送金したのが開発チームかどうかはウォレットアドレスからは判別できませんが、投稿者は、同様に5億枚が入ったウォレットで定期的に同様の送金が行われていると主張しており、それほどの資金を持つのは開発チームであるという推測により、売り浴びせの疑惑を提示しているものと思われます。

あくまで疑惑段階ではあるものの、本当に売り浴びせが行われていたとしたら価格に大きな影響を与えるため、ジャスミー開発チームによるユーザー向けの丁寧な説明が必要かもしれません。

長期的な価格低迷も背景

ジャスミー(JASMY)は最高値をつけた2021年12月の価格からはおよそ280分の1に下落しており、さらなる価格低下を招きかねない疑惑に対して、保有者からは厳しい声も上がっています。

下のチャートの通り、ジャスミーは当初450円くらいまで上昇しましたがその後は下落を続け、当記事執筆時点の価格は1.6円となっています。

Jasmyのチャート(長期)

画像引用:CoinMarketCap

2021年10月に日本の仮想通貨取引所であるBITPointに上場したことを受けて一旦価格が跳ね上がったものの、直近でも下落は続いています。

仮想通貨の世界では、公開時の上昇でつけた価格が最高値でその後は下落一辺倒になってしまうという例は珍しくありません。しかし、保有者には大損になってしまうため、厳しい意見が集まりやすかったという背景もあります。

また、ツイッターでredditの書き込みが拡散している中、ジャスミー開発チーム(Jasmy株式会社)はしばらく何の反応も示しませんでした。これによって保有者の間に「書き込みは事実なのでは?」という疑念が広まってしまった面もあります。

ジャスミー開発チームの反応

redditに投稿されたのが2022年3月6日、そしてほどなくしてツイッターで拡散し始め、ジャスミー(JASMY)のCFOである原田浩志氏がツイッターに投稿したのは3月10日のことです。

原田氏は、「私たち経営陣は、相場操縦に該当するような事は一切行いません」と表明したものの、「経営陣以外の関連会社についてはどうなのか?」等、より明確な説明を求める声もあり、騒動が収まっていない状況です。

原田氏は、3月10日に「市場に流通している3億枚分のジャスミーを買い戻す」ことを発表した「JasmyFoundation」のツイートをリツイートして紹介していますが、この組織はジャスミー開発チームとは異なる外部機関だということです。

ジャスミー開発チームとしては何をするのか、また、疑惑に対するもっと明確な回答を行うかに注目が集まります。


Date

作成日

 : 2022.03.11

Update

最終更新

 : 2022.06.09

山本鉄壁 | Teppeki Yamamoto

現役トレーダー兼仮想通貨ライター

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山本鉄壁

株やFXをメインとし、投資歴は20年を超える。FX攻略.comでの連載等各種メディアで執筆を担当したほか、書籍も出版。2020年からは仮想通貨投資を始め、主に英語メディアで日々最新情報をチェックしている。TOIEC950点取得。

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