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Bybitが日本発の仮想通貨ジャスミー(JASMY)上場を発表

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update 2023.03.16 15:54
Bybitが日本発の仮想通貨ジャスミー(JASMY)上場を発表

update 2023.03.16 15:54

2021年11月24日、大手仮想通貨(暗号資産)取引所のBybit(バイビット)は、日本発の仮想通貨であるジャスミー(JASMY)上場を発表しました。[1]

ジャスミーは日本発の仮想通貨のため、国内市場でも話題となっています。今回、BybitはTwitter(ツイッター)でも上場を報告していますが、期待の表れからか、多くのコメントが寄せられています。

現物取引でジャスミーを上場

今回、Bybit(バイビット)はジャスミー(JASMY)を現物取引で上場し、テザー(USDT)を使った売買が可能になりました。

ジャスミーの上場バナー

Bybitはユーザーの要望に応え、ジャスミーの仮想通貨関連プロジェクトとしての内容を審査して上場を決定しており、モバイルアプリとPCから取引可能です。

キャッシュバックキャンペーン

ジャスミーを上場するにあたり、Bybitは「先着1,000名様限定!JASMYキャッシュバックキャンペーン」を開催しています。このキャンペーンを通じて、Bybitユーザーはジャスミー入金額の5%(1人あたり最大100JMY)のキャッシュバックボーナスを獲得できます。

初回入金額や最低入金額などの条件はないので、誰でもキャッシュバックボーナスを獲得するチャンスがあります。ただし、先着1,000名の枠は入金順に埋まっていくので、早めに手続きをするのが良いかもしれません。

データの民主化を目指す

ジャスミー(JASMY)は、シャスミー株式会社が開発する、イーサリアムのトークン規格ERC-20を基礎とした仮想通貨(暗号資産)です。仮想通貨関連プロジェクトとして、ジャスミーは「ジャスミーIoTプラットフォーム」と呼ばれるブロックチェーンプラットフォームを開発しており、データの民主化(自分の個人情報をブロックチェーン上で安全に自分で管理する)を目指しています。

point ERC-20トークンとは

ERC-20トークンとは、イーサリアムブロックチェーン上で開発される仮想通貨の規格です。ERC-20トークンは多くの種類が存在しますが、それぞれ互換性があることから、イーサリアムブロックチェーン上で自由に送金したり取引したりできます。

ジャスミーIoTプラットフォームを利用すれば、ユーザーが分散型ネットワークを用いて、安全に個人情報を管理することが可能となります。また、インターネットに接続されたデバイスと連携し、これらの機器から生じる様々な情報を管理するためにも利用されます。

従来の中央集権型ネットワークを基礎とするプラットフォームでは、ハッキングなどによる情報漏洩などが問題となっていましたが、ジャスミーIoTプラットフォームは、それを克服する存在として期待されています。

なお、これらの機能は「セキュアナレッジコミュニケーター(SKC)」と「スマートガーディアン(SG)」と呼ばれる2つのサービスを通じて提供されます。独自仮想通貨であるジャスミーは、そのサービス使用料の支払いなどに利用可能です。

仮想通貨市場で注目を集める

Bybit(バイビット)を筆頭に大手取引所に上場されているジャスミーは、2021年10月後半から大幅な価格上昇を見せ、当記事執筆時点では同月末時点から約50%のプラスとなる0.2ドル弱で推移しています。

ジャスミーとUSDの価格チャート

画像引用:TradingView

また、ジャスミーの時価総額は約8億ドルを記録しており、仮想通貨市場全体では200位前後の規模にまで拡大しています(2021年11月時点CoinMarketCapより)。

今後、ジャスミーは「ジャスミーデータマーケットプレイス」と呼ばれる個人や企業があらゆる情報を取引する市場を構築することを計画するなど、新たな価値を生み出すために開発活動を展開すると予告しています。これが実現すれば、独自仮想通貨であるジャスミーの需要も上昇する可能性があり、同プロジェクトの動向が期待されています。

JASMYの買い方

ジャスミー(JASMY)は、日本国内の取引所でも購入できます。しかし無期限取引が可能で、資産の運用先も豊富であるBinance(バイナンス)やBybit(バイビット)などの海外取引所の利用がおすすめです。

日本語対応の海外取引所でのJASMYの取り扱い状況(USDT建て現物・デリバティブ)は下記の通りです。

取引所 現物 デリバティブ
Binance(バイナンス)
Bybit(バイビット)
Gate.io(ゲート)
CoinEX(コインイーエックス) ×
MEXC(メクシー)
BingX(ビンエックス)
Bitget(ビットゲット) ×

Binance(バイナンス)

現物 デリバティブ

Bybit(バイビット)

現物 デリバティブ

Gate.io(ゲート)

現物 デリバティブ

CoinEX(コインイーエックス)

現物 デリバティブ
×

MEXC(メクシー)

現物 デリバティブ

BingX(ビンエックス)

現物 デリバティブ

Bitget(ビットゲット)

現物 デリバティブ
×
binance bybit gate.io mexc

Bybitは新規仮想通貨の上場に注力

Bybit(バイビット)は新規仮想通貨(暗号資産)を積極的に上場させており、取り扱い銘柄数を増加させています。ジャスミー上場の前日にあたる11月23日にも、ネムから派生したシンボル(XYM)を現物市場に上場させていました。

ジャスミーはモナコイン(MONA)に続く、日本発の主要な仮想通貨になると期待されていますが、Bybitユーザーはどのような反応を示すでしょうか。

Bybitはキャッシュバックキャンペーンを実施して、ジャスミーの取引を活性化させようと試みているだけに、同仮想通貨の普及に貢献する可能性があるといえるでしょう。


Date

作成日

2021.11.29

Update

最終更新

2023.03.16

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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