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Exness、5種類のCFD銘柄のスプレッド縮小

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update 2024.08.20 12:06
Exness、5種類のCFD銘柄のスプレッド縮小

update 2024.08.20 12:06

海外FX業者Exness(エクスネス)は1月31日から仮想通貨CFDの3銘柄、エネルギーCFDの1銘柄、貴金属CFDの1銘柄のスプレッド縮小を実施しています。Exnessが公表した資料によると、従来の取引コストから20%〜67%の幅で引き下げられるということです。

1月末には仮想通貨CFDや株価指数CFDのレバレッジ緩和も実施しており、Exnessが提供するCFD銘柄全体の取引条件が大幅に向上しているといえるでしょう。

取引コストを大幅に引き下げ

今回、スプレッド縮小が発表されたのは、仮想通貨CFDのビットコイン(BTC/USD)・チェーンリンク(LINK/USD)・ユニスワップ(UNI/USD)の3種類、そして、シルバー(XAG/USD)、WTI原油(USOIL)の合計5銘柄です

スプレッド縮小の対象
銘柄 削減される取引コストの平均
ビットコイン
(BTC/USD)
20%
チェーンリンク
(LINK/USD)
67%
ユニスワップ
(UNI/USD)
67%
WTI原油
(USOIL)
30%
シルバー
(XAG/USD)
40%

仮想通貨のチェーンリンクやユニスワップは67%と約7割近くも取引コストが削減され、ビットコインも取引コストが2割引き下げられ、仮想通貨取引のハードルが一層低くなりました。

その他にもWTI原油やシルバーでも、従来より大幅に取引コストが削減され、取引しやすくなります。

仮想通貨CFD

Exness(エクスネス)が取り扱っている仮想通貨CFDは29銘柄あり、今回のスプレッド縮小の対象となるのは、最も有名な仮想通貨であるビットコインをはじめ、時価総額の高いユニスワップ(UNI)・チェーンリンク(LINK)の3銘柄です。

仮想通貨名 説明
ビットコイン(BTC) 世界で最も有名な仮想通貨
ユニスワップ(UNI) 分散型取引所Uniswapのガバナンストークン
チェーンリンク(LINK) 分散型オラクルネットワークの「チェーンリンク」で利用されるトークン

ビットコイン(BTC/USD)について1月31日前後でスプレッドが縮小していることを確認できました。

BTC/USDのスプレッド縮小前とスプレッド縮小後をExnessのプロ口座で比較してみます。

ビットコインのスプレッド比較 ビットコインのスプレッド比較

Exnessのプロ口座で確認すると、以前は平均40ドル付近で推移していましたが、現在は平均して27ドル付近で推移しており、取引コストが大幅に引き下げられたことが分かります。

特に、ビットコイン(BTC/USD)は1月のレバレッジ改定で固定レバレッジ400倍に引き上げられており、今回のスプレッド縮小が実施されたことで、ビットコインがさらに良い条件で取引できるようになりました。

シルバー(XAG/USD)

Exnessが提供する貴金属CFDはゴールド・シルバー・プラチナ・パラジウムの4種類で、今回のスプレッド縮小はシルバー(XAG/USD)が対象となりました。実際に1月31日前後にスプレッドが縮小していることが確認できます。

銀のスプレッド縮小前とスプレッド縮小後を比較します。

銀CFDのスプレッド比較 銀CFDのスプレッド比較

スプレッド縮小前は0.3ドルだったスプレッドが、スプレッド縮小後は0.2ドルとなっており、シルバーを取り扱う海外FX業者の中でも低水準のスプレッドとなっています。

knowledge 銀は価格が安くハイボラティリティ

銀は、他の貴金属と比較すると低価格であり、生活の様々な分野で利用されているため安定的な需要があります。金(XAU/USD)と並ぶ安全資産という側面もありますが、市場規模が小さいため、ボラティリティが非常に大きくなる傾向があります。投資の世界では1980年にあった「銀買い占め事件」が有名です。この買い占めによって20倍以上の価格になるなど、ボラティリティが一気に急騰し市場が混乱したこともありました。

WTI原油(USOIL)

Exnessが提供するエネルギーCFDは、ニューヨークで取引されているWTI原油(USOIL)とイギリスで生産されているブレント原油(UKOIL)の2種類です。

今回、スプレッド縮小対象となったのはWTI原油(USOIL)で、約1ドル近くのスプレッド縮小を確認できました。

原油CFDのスプレッド比較 原油CFDのスプレッド比較

従来は平均すると5.1ドル付近で推移していましたが、1月31日以降、平均して4.1ドル付近で推移しています。改定されたスプレッドは、原油CFDを扱う海外FX業者の中では低い水準です。

WTI原油については11月にレバレッジが最大200倍に引き上げられており、WTI原油の取引条件がさらに向上したことになります。

ExnessのCFD取引条件

Exness(エクスネス)は、ボーナスを提供していないものの、レバレッジやスプレッドなどの取引環境が優れていることから注目を集めている海外FX業者です。

口座タイプ スタンダード口座
プロ口座
ロースプレッド口座
ゼロ口座
レバレッジ 株価指数CFD:最大400倍(*1)
仮想通貨CFD:最大400倍(*1)
エネルギーCFD:固定200倍
取引ツール MetaTrader4(MT4)
MetaTrader5(MT5)
ゼロカットシステム あり
取扱銘柄 【FX/通貨ペア】:127
【CFD/貴金属】:11
【CFD/株価指数】:10
【CFD/エネルギー】:2
【CFD/仮想通貨】:29
【CFD/株式】:73
サポート対応 (平日)午後 0:00~午後 8:00(日本時間)

(*1) 銘柄によって異なる

ExnessはFX通貨ペアで無制限レバレッジを提供していることで知られていますが、CFD銘柄のスプレッドも、競争力があるスプレッド水準に設定されています。

例として、ビットコインドル(BTC/USD)を、仮想通貨銘柄に力を入れているFXGT(エフエックスジーティー)のECN口座、スプレッドなど取引環境に力を入れているTitan FX(タイタンエフエックス)のブレード口座と比較してみます。

今回のスプレッド縮小により、ExnessのBTC/USDのスプレッド水準がFXGTのECN口座により近い水準となりました。ビットコインを扱う海外FX業者の中では最も狭い水準に近くなり、ユーザーがさらにビットコイン取引に取り組みやすくなったといえるでしょう。

Exnessは2021年10月に仮想通貨を17種類追加しており、銘柄数の増加やレバレッジの引き上げ、スプレッドの改定など仮想通貨CFDの取引環境を継続的に向上させていることが理解できます。

低コストとハイレバレッジが特徴

今回、Exness(エクスネス)は主要仮想通貨CFDをはじめ、シルバー、WTI原油のスプレッドの縮小を実施したことにより、従来よりも大幅な取引コストの削減が実現されました。

これまでレバレッジの引き上げなどに関する取引環境の改善が目立っていましたが、スプレッド縮小に踏み切ったことで、スプレッド重視のトレーダーにもメリットの大きいブローカーとなりそうです。

2021年は仮想通貨に注力していましたが、2022年は仮想通貨以外のCFD銘柄の取引条件改善にも積極的な姿勢を示しています。CFD銘柄はニュースなどで取り上げられることも多く、ユーザーの注目が集まっていることが背景にあります。

今後も、さらにCFD銘柄の取引条件が改善されていくことで、ユーザーの取引の選択肢が 拡がりそうです。


Date

作成日

2022.02.07

Update

最終更新

2024.08.20

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