Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

Bybitがイーサリアムのレイヤー2「アービトラム(Arbitrum)」に対応!

Bybitがイーサリアムのレイヤー2「アービトラム(Arbitrum)」に対応!

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2023.03.16 15:54
Bybitがイーサリアムのレイヤー2「アービトラム(Arbitrum)」に対応!

update 2023.03.16 15:54

2022年1月31日、仮想通貨(暗号資産)取引所のBybit(バイビット)は、イーサリアム(ETH)の送金手数料の高騰などを引き起こすスケーラビリティ問題解決のために開発されたアービトラム(Arbitrum)ネットワークに対応したと発表しました。

イーサリアムは送金手数料の高騰が問題となっており、気軽にイーサリアムを送金できない状況が続いていますが、Bybitがアービトラムに対応したことにより、Bybitへの入出金については送金手数料が安くなるとともに送金速度も劇的に向上しました。

イーサリアムの入金・出金をアービトラムネットワークで行う場合、Bybitだけでなく入金や出金の相手方となるウォレットもアービトラムに対応している必要がありますが、大手取引所のBinance(バイナンス)を始め、アービトラムに対応するウォレットは増加しているため、活用できる幅は広がりつつあります。

アービトラム(Arbitrum)とは

アービトラム(Arbitrum)は、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンのレイヤー2として、Offchain Labsが開発を手がけるブロックチェーンです。イーサリアムは慢性的なスケーラビリティ問題(ブロックチェーンの処理能力が制限されていることに起因する障害)を抱えており、その解決策として複数のレイヤー2プロジェクトが立ち上げられています。

特に、2020年頃から続くNFT(ゲームアイテムやデジタルアートなどのコンテンツをトークン化する手段として利用される技術)やDeFi(ブロックチェーン上における金融関連サービス)ブームの影響で、主要なブロックチェーンプラットフォームであるイーサリアムにおいては、レイヤー2開発の重要性が増している状況です。

point レイヤー2とは

メインとなるブロックチェーンであるレイヤー1に対して、それを基礎に構築され、情報処理を手助けする副次的なブロックチェーンをレイヤー2と呼びます。レイヤー2は、ブロックチェーンを高速化し、取引承認の遅延や手数料高騰などのスケーラビリティ問題を緩和することに貢献しています。イーサリアムにおけるレイヤー2は、それぞれが独立したプロジェクトとして存在しており、異なるソリューションを開発しています。

このような中でアービトラムは、注目のレイヤー2ブロックチェーンとして開発をスタートし、2020年10月にテストネット(テスト環境のブロックチェーン)、2021年5月にメインネット(本番環境のブロックチェーン)を試験的に公開しました。当記事執筆時点で、アービトラムはポリゴン(MATIC)やパラステート(STATE)などのレイヤー2ブロックチェーンと並んで実用化されています。

イーサリアムにおけるレイヤー2の例とイメージ画像

既に多数のDApp(ブロックチェーン上で動作する分散型アプリケーション)がアービトラムで展開しており、DeFi関連サービスのアーべ(AAVE)やカーブファイナンス(CRV)などが対応しています。なお、中央集権型の仮想通貨(暗号資産)取引所としては、Bybit(バイビット)の他にBinance(バイナンス)などもアービトラムを介した入出金に対応しています。

Bybitがアービトラムに対応したので、イーサリアムを基礎とするERC-20(イーサリアムのトークン規格)トークンの取引手数料が割安になり、更に利用しやすくなるといえます。

仮想通貨取引所のアービトラム対応状況

アービトラムで入出金を行うには、送金を行う側と受け取る側の双方がアービトラムに対応している必要があります。主要仮想通貨取引所・ウォレットの対応状況は以下の通りです(2022年2月4日時点)。

取引所・ウォレット 対応状況
Binance
Gate.io
MEXC
MetaMask
Trust Wallet
BingX ×
Bitget ×
BitMart ×

アービトラムを使ってBybitに入金

別のウォレットからBybit(バイビット)にイーサリアム(ETH)を入金する際に、アービトラム(Arbitrum)を使用する方法を紹介します。

手順1

Bybitにログインし、右上にある「資産」にマウスポインタを合わせると表示される「現物アカウント」をクリックします。

ログイン後画面 ログイン後画面

手順2

ETHの項目の「入金する」ボタンをクリックします。

合計資産画面 合計資産画面

手順3

「チェーンタイプ」として「Arbitrum One」を選択すると、アービトラムを使った入出金が可能です。

合計資産画面
caution 入金・出金の相手方も対応しているか確認が必要

Bybitだけでなく、入金・出金の相手方となるウォレットもアービトラムネットワークに対応している必要があります。対応しているかどうかを事前に確認し、アービトラムネットワーク用のウォレットアドレスを使用して入金・出金を行ってください。

アービトラムを使ってBybitから出金

2022年1月31日、仮想通貨取引所Bybit(バイビット)では、アービトラムを使ったイーサリアム(ETH)の出金が可能となりました。その方法を紹介します。

手順1

Bybitにログインし、画面右上の「資産」にマウスポインタを当てると表示される「現物アカウント」をクリックします(手順2に進みます)。

Bybitトップページ Bybitトップページ

「資産」の表示がない場合は、画面左上にあるメニューボタンを選択します。

Bybitトップページ Bybitトップページ

表示されたメニューから「資産」の「現物アカウント」を選択します。

Bybitのメニュー Bybitのメニュー

手順2

現物アカウントの資産状況画面が表示されたら、画面左上にある「出金」を選択します。

Bybitの現物アカウント画面 Bybitの現物アカウント画面

手順3

表示された出金画面で、「ウォレットアドレスを追加する」を選択して送金先のメタマスクのアドレスを追加します。

Bybitの出金画面

手順4

ウォレットアドレスの追加画面が表示されるので、画面右側にある「+追加」を選択します。

Bybitのウォレットアドレス追加画面 Bybitのウォレットアドレス追加画面

手順5

「コイン」欄で「ETH」を選択、チェーンタイプで「Arbitrum One」を選択し、アドレス部分に送金先メタマスクのアドレスを入力、そして「アドレス名」に任意のアドレス名を設定し、「確定」をクリックします。

追加ウォレットアドレス画面

番号

入力項目

説明

1

コイン

出金する仮想通貨を選択します。今回はETHです。

2

チェーンタイプ

Arbitrum Oneを選択します。

3

アドレス

メタマスクの0からはじまるアドレスを入力します。

4

アドレス名

識別用に、名前を自由に設定します。

手順6

先ほどの出金画面に戻り、コインを「ETH」、チェーンタイプを「Arbitrum One」、ウォレットアドレスで先ほど設定したアドレスを選び、出金したいETHの数量を設定し、提出を選択すると送金できます。

Bybitの出金画面

番号

入力項目

説明

1

コイン

出金する仮想通貨(ETH)を選択します。

2

チェーンタイプ

Arbitrum Oneを選択します。

3

ウォレットアドレス

追加したメタマスクのアドレスを選択します。

4

数量

出金したい仮想通貨の数量を入力します。

Bybitの利便性がさらに向上

イーサリアム(ETH)は人気の高さに比べて送金能力が低く、送金手数料が常に問題になってきましたが、Bybit(バイビット)がアービトラム(Arbitrum)に対応したことにより、気軽にイーサリアムを入金できるようになりました。

Bybitは数多くのユーザーを獲得して勢いがありますので、今後もユーザー向けの利便性改善をしていくと期待できます。


Date

作成日

2022.02.04

Update

最終更新

2023.03.16

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

Vantage Tradingが年末トレード大会を開催!ランク外でも賞金獲得のチャンスあり

Vantage Tradingが、年末恒例となる大型トレード大会「年末ミリオンジャンボ2025」の開催を発表しました。今回のイベントでは副賞も用意されているので、ランク外でも賞金獲得のチャンスがあります。この記事では、参戦を検討しているユーザー向けに、各種条件やルールを説明します。
update2025.11.28 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

豪華なのに難しい?XMTradingが開催中のクリスマス入金ボーナスプロモーションは「アリ」なのか?

XMTradingで最大$25,000を獲得できる入金ボーナスキャンペーンが開催され注目を集めています。一見すると豪華なキャンペーンにみえますが、一般的な入金ボーナスとは条件が異なり、一部では条件が厳しいとの声もあります。本記事では、参加する価値のあるイベントなのかを説明します。
update2025.11.26 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Money Charger(マネチャ)情報流出で問われるキャッシュバックサイトの運営体制と安全性

Money Chargerは2025年10月25日、ユーザーの個人情報が外部に流出したことを公表しました。キャッシュバックサイトはうまく活用すれば取引コストを抑えられる一方で、個人情報を扱う性質上、安全管理体制が極めて重要です。本記事では、安全性や透明性の観点から主要なキャッシュバックサイトを比較します。
update2025.11.17 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

Exnessの乗り換え先としてXSはアリ?スペックを比較

取引環境の良さから玄人にも人気のExnessですが、最近は出金トラブルなどが発生しており、今後の取引環境に不安を抱くユーザーも増えています。本記事では、有力な乗り換え先であるXS.comと取引環境・条件を比較し、乗り換え先として相応しいかどうかを検討します。
update2025.11.20 19:00

Vantage Tradingが入出金額の上限を変更、100万円以上の出金は自動分割

海外FX業者のVantage Tradingが、銀行振込の入出金額の上限を変更しました。今後は銀行振込で一度に出金できる額が100万円に制限されます。本記事では、変更された条件や高額送金時の注意点などを説明します。
update2025.11.11 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00
promotion promotion

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル