Exnessのレバレッジ要件が緩和 さらなるサービスの拡大へ

実質無制限（21億倍）のハイレバレッジを提供していることで人気を集めているExnessが、さらにサービスを拡大させた形です。今回の変更で、大口のトレーダーから個人投資家までの幅広いユーザー層がより高いレバレッジの恩恵を受けられるようになりました。

Exness（エクスネス）のレバレッジ要件の緩和は、全てのユーザーに対して恩恵がある「CFDレバレッジの引き上げ」と、大口トレーダーのレバレッジが引き下げられる「口座残高によるレバレッジ制限の緩和」、少額トレーダーが利用できる「無制限レバレッジのMetaTrader5での提供開始」の3点で行われました。

Exnessは一部の原油CFDと株価指数CFDの最大レバレッジを200倍に引き上げました。原油CFDや香港ハンセン指数CFDは従来の4倍、その他の主要な株価指数CFDは従来の2倍の水準です。

各CFD銘柄の表はこちらをご覧ください。

Exnessは、FXや貴金属を対象に、レバレッジ制限の条件となっていた「証拠金要件（口座残高）」を変更しています。今回の変更によって、口座残高が多い時のレバレッジ制限が緩和されました。

変更後のレバレッジ上限/口座残高の条件（メジャー・マイナー通貨、ゴールド、シルバーが対象）は以下のとおりです。

FXと貴金属のレバレッジ要件はこちらの表でご覧ください。

これまで無制限レバレッジを提供していたのはMetaTrader4のみでしたが、新たにMetaTrader5でも無制限レバレッジを開始しています。

MetaTrader5は、MetaTrader4の後継ツールとして開発された次世代ツールです。開発元であるMetaQuotes社もMetaTrader5の普及に尽力しており、数多くの海外FX業者がMetaTrader5を導入する動きが加速しています。

なお、無制限レバレッジを使用するには、下記の条件を満たす必要があります。

Exness（エクスネス）は、仮想通貨（暗号資産）のレバレッジ引き上げやスワップフリー対象を拡大するなど、CFD銘柄のサービス拡大を積極的に行っています。

Exnessは2021年4月、仮想通貨ペアの最大レバレッジを200倍に引き上げています。仮想通貨は、多くの海外FX業者でレバレッジが数十倍に制限されているため、全ての銘柄の最大レバレッジを200倍にするのは思い切った引き上げといえるでしょう。

Exnessは、ゴールド（XAUUSD）、インデックス、仮想通貨、株式の4種類の銘柄で、スワップポイントが発生しないスワップフリーのサービスを提供しています。

2021年7月にはさらに、取引量に応じてスワップフリーの銘柄が増える「拡張スワップフリー」というサービスを開始しました。「拡張スワップフリー」は主にドル円（USD/JPY）などのFX通貨ペアが対象ですが、CFD銘柄ではWTI原油も含まれます。

自分のアカウントでどの銘柄がスワップフリーになるかは、マイページ上部から確認できます。

Exnessは、2021年9月に5種類、10月に17種類追加しました。「UNI（ユニスワップ）」や「BAT（ベーシックアテンショントークン）」など人気の銘柄が追加されており、高いレバレッジやスワップフリーと相まって、仮想通貨が取引しやすい環境が整えられています。

海外FX業者が全体的にサービス改善、特にCFD銘柄の条件改善に力を入れる中、Exnessは仮想通貨銘柄を中心に特に活発にサービスを拡大させています。

このような背景には、Exness（エクスネス）の顧客増加・取引量増加があります。2021年7月には、過去最大の取引量となる9,745億ドルを記録しました。

取引量の増加で得た利益を積極的に取引環境に投資していくことにより、トレーダーの選択肢が広くなり、さらなるサービス改善に期待が持てます。