Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

BitDAOがzkSyncの開発支援でzkDAOを立ち上げ

BitDAOがzkSyncの開発支援でzkDAOを立ち上げ

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.02.09 10:41
BitDAOがzkSyncの開発支援でzkDAOを立ち上げ

update 2022.02.09 10:41

2022年1月28日、DAO(自律分散型組織)のBitDAOは、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンにおけるスケーリングソリューションであるzkSyncの開発を後押しするために、資金を提供する形で「zkDAO」を立ち上げることを決定しました。

過去にBitDAOは大手仮想通貨(暗号資産)取引所FTXが発行する独自仮想通貨の「FTT」や、ブロックチェーンゲームの「Game7」などに出資した実績があります。BitDAOは総額25億ドル相当の仮想通貨を運用するDAOですが、今回、約2億ドルの資金を投じてzkSyncを支援することを決定しました。zkDAOはその資金管理や活動をサポートする存在になると考えられます。

分散型金融を支援するBitDAO

BitDAOは、分散型金融(DeFi)関連プロジェクトの支援目的で設立されたDAOであり、独自仮想通貨のBITトークンを使用した意思決定が可能です。

具体的には、あるトークンホルダーが提案する投資先などの提案に対し、投票への参加を希望するトークンホルダーがその可否に関する意思表示を行います。個人投資家などの小規模なトークンホルダーでも「デリゲート」と呼ばれる手続きを通じて投票に参加できますが、株式と同様にBITトークンの保有数が投票数になるので、大口の投資家が投票で有利です。

最終的に投資先のプロジェクトが成功すれば、BitDAOとBITトークンホルダーが利益の還元を受けられるという仕組みになっています。

BitDAOの意思決定と投資プロセスの画像

ちなみに、zkDAOはzkSyncを開発するMatter Labsと、BitDAOに参加するベンチャー投資会社のMirana Venturesによって提案され、約1億7,200万BIT分の投票を得て採用が決定しました。

zkSyncとは

zkSyncはイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために必要なレイヤー2を開発するプロジェクトです。スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーンの処理能力が制限されていることに起因する障害を指します。イーサリアムはブロックチェーンプラットフォームとして利用が拡大していることから、スケーラビリティ問題に慢性的に苦しめられており、イーサリアムのユーザーは、取引が集中する時間帯に手数料が高騰したり取引の処理が遅延するなどの現象に悩まされています。

この問題を解決する方法として、イーサリアムではメインとなるブロックチェーンと互換性を持ち、取引の情報処理を手助けするレイヤー2と呼ばれるブロックチェーンの開発が進行しています。例としては、ポリゴン(MATIC)やアービトラム(ARB)、パラステート(STATE)などが存在しますが、それぞれが異なる特徴を有しています。

イーサリアムにおけるレイヤー2の例

イーサリアムのレイヤー2として立ち上げられたzkSyncは、ゼロ知識証明という暗号化技術を基礎にしたzkRollupという技術が最大の特徴となっています。zkRollupは、多数の取引をまとめて検証し、最終的な資金移動の結果だけをイーサリアムブロックチェーンに書き込むことを可能にします。また、zkRollupは、効率的な取引の検証が可能なので、取引手数料の低減や処理性能の向上に大きく貢献する可能性があります。

zkSyncとイーサリアムのイメージ画像

既にカーブ・ファイナンス(CRV)やアーべ(AAVE)、バランサー(BAL)などのDeFi関連サービスがzkSyncに対応しています。zkSyncはロードマップで継続的な開発計画を示しているので、今後の発展も期待できます。

イーサリアムとレイヤー2開発

イーサリアムにおける多くのレイヤー2は、独立したプロジェクトとして展開されており、独自仮想通貨を発行しています。現時点でzkSyncは独自仮想通貨を発行していませんが、将来的にトークンセール(仮想通貨の販売)を実施する見通しです。

イーサリアムではレイヤー2の開発が重要度を増しており、これらのプロジェクトが発行する仮想通貨は需要を高めています。例えば、イーサリアムで主要なレイヤー2であるポリゴンであれば、独自仮想通貨MATICの時価総額が約120億ドルを超えて、仮想通貨市場全体で15位以内の規模にまで成長しています(2022年1月時点CoinMarketCapより)。MATIC価格はビットコイン(BTC)の低迷に引きずられながらも、2021年7月の底値から順調に右肩上がりのトレンドを継続させている状況です。

MATICとUSDの価格チャート

画像引用:TradingView

このことから、イーサリアムのレイヤー2を開発するzkSyncは、イーサリアムの将来性を左右するプロジェクトになる可能性があります。BITトークンの発展のためにも、zkSyncが順調にエコシステムを拡大していくことが望まれます。

公開前プロジェクトに投資

BitDAOによるzkSyncなどへの投資は、トークンが取引所に上場していないプロジェクトへの投資という特徴があります。株式の場合、未公開株への投資は一般的にリスクが高いと評価され、仮想通貨も同様の可能性がありますが、BitDAOの場合は投資したいという提案が公開され、そしてBITトークン保有者による投票を経て投資が決まります。

このような野心的なプロジェクトに投資したいという場合、BITトークンを保有するのも面白いかもしれません。


Date

作成日

2022.02.01

Update

最終更新

2022.02.09

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

Titan FXへ仮想通貨入金をしてみた!低コスト・爆速で着金する「最適ルート」を検証

Titan FXへ仮想通貨入金をしてみて、どのルートが正解なのかを徹底検証しました。実際にXRP(リップル)で送金したところ、手数料は約60円、反映まで最短2分という驚きの結果になりました。初心者でも真似するだけでできる全手順を、画像付きで詳しく解説します。
update2026.01.23 19:00

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応!出金の優先順位に注意

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応しました。ただし、従来通り出金の優先順位に従って、入金分を先に出金しなければ利益を出金することはできません。本記事では、対応している仮想通貨や出金する際の注意点を説明します。
update2026.01.09 19:00

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

【まだ間に合う】HFMが「2026年新春メガ運試し」を2月末まで開催!

HFMが賞金総額1,800万円規模の新春プロモーション「2026年新春メガ運試し」を開催しました。取引量に応じて抽選権が付与され、条件を満たせば最低7,500円相当の現金を獲得できます。本記事では、キャンペーンの条件や参加時の注意点を説明します。
update2026.01.23 19:30

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル