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easyMarketsが新たに仮想通貨6通貨を追加

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update 2022.04.20 12:08
easyMarketsが新たに仮想通貨6通貨を追加

update 2022.04.20 12:08

easyMarkets(イージーマーケッツ)は2021年11月3日、「カルダノ(ADA、エイダコイン)」や「ソラナ(SOL)」など6種類の仮想通貨(暗号資産)を新たな銘柄として追加したことを発表しました。

easyMarketsでは、合計17銘柄の仮想通貨CFDが取引可能になっています。2021年8月には、入出金方法にも仮想通貨を加えるなど、他社を一歩リードする形で仮想通貨分野へのサービス提供を積極的に進めています。

また、10月にはTradingView(トレーディングビュー)から直接取引できる機能をリリースするなど、独自のサービス路線でユーザーへのアプローチを続けています。今回追加された新規銘柄も11月中にはTradingViewに追加され、TradingViewから直接取引できるようになる見通しです。

注目されている仮想通貨6種類

今回、easyMarkets(イージーマーケッツ)に追加された仮想通貨は、仮想通貨銘柄の中でも注目度の高い銘柄です。ユニスワップ(UNI)やソラナ(SOL)などの他に、アルゴランド(ALGO)の取引が可能になりました。

アルゴランドは新しいコンセンサスアルゴリズムの形態であるPPosを採用している銘柄で、主要海外FX業者の中ではeasyMarketsが先駆けて取り扱いを開始しました。

追加された仮想通貨6銘柄

各仮想通貨銘柄の特徴はこちら

仮想通貨名 特徴
カルダノ(ADA) ブロックチェーンでの相互運用やスマートコントラクト機能で優れている
ポルカドット(DOT) 幅広いブロックチェーンの相互運用を可能にする
アルゴランド(ALDO) 世界初PPoSを採用しているブロックチェーン
チェーンリンク(LINK) 分散型オラクルネットワークの「チェーンリンク」で利用されるネイティブトークン
ソラナ(SOL) 処理速度の速さや取引コストの安さが特徴
ユニスワップ(UNI) DeFi(分散型金融)のトークンとして注目されている

カルダノ(ADA)

カルダノ(ADA、エイダコイン)は、イーサリアム創設チームの一員だったチャールズ・ホスキンソン氏が提唱して開発が進められているオープンソースのブロックチェーンです。このブロックチェーンのネイティブトークンの名称はエイダコイン(ADA)ですが、ブロックチェーンの名称で「カルダノ」と呼ばれる場合もあります。

エイダコインとカルダノ
point ネイティブトークン

ネイティブトークンとは、ブロックチェーン独自のトークンのことです。ビットコインやイーサリアムはブロックチェーンの名称とブロックチェーン上で使用されるトークン(仮想通貨)の名称が一致しています。しかし、カルダノの場合、ブロックチェーン上の名称とトークンの名称が異なっています。「カルダノ」とはブロックチェーンそのものの名称のこと、エイダコインは「カルダノ」というブロックチェーン上で利用されているトークンを指します。

カルダノは、他のブロックチェーンとの相互運用性やスマートコントラクト機能などにおいてイーサリアムよりも優位に立とうとしており、このようなブロックチェーンは一般的にイーサリアム・キラーと呼ばれています。

ポルカドット(DOT)

ポルカドット(DOT)は、シャーディング技術を用いてトークンに限らないあらゆるタイプのデータ転送を可能にするとともに、幅広いブロックチェーンの相互運用を可能にするという特徴があります。

また、ブロックチェーンをバージョンアップさせる際にハードフォークする必要がないため、より迅速で安全に機能をアップデートできます。

point シャーディングとは

シャーディングとはブロックチェーンの送金能力問題(スケーラビリティ問題)に対応するために開発された技術で、メインチェーンに加えてサイドチェーンを送金処理に利用することにより、送金能力を引き上げる技術のことです。

アルゴランド(ALGO)

アルゴランド(ALGO)は、IT分野のノーベル賞と言われるチューリング賞を受賞したマサチューセッツ工科大学シルビオ・ミカリ教授の主導で開発されているブロックチェーンです。

アルゴランドは送金速度が速く、良好なDapps(分散型アプリケーション)の開発環境を提供しています。また、仕様上ハードフォークが起きる心配がなく、セキュリティ上の安全性も高いという特徴を持ちます。

新形態のコンセンサスアルゴリズムであるPPoS(ピュア・プルーフ・オブ・ステーク)を採用した世界初のPPosブロックチェーンでもあります。

point PPoSとは?

PPosはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の一種であり、ALGO保有者は誰でもブロック承認者として選ばれる可能性があるため、最も分散化が進んだ形態の一つです。セキュリティ・分散化・スケーラビリティというブロックチェーンのトリレンマを解決する新形態のコンセンサスアルゴリズムとして注目されています。

チェーンリンク(LINK)

チェーンリンク(LINK)は、分散型オラクルネットワークの「チェーンリンク」で利用されるネイティブトークンです。分散型オラクルはブロックチェーンと外部システムを接続し、スマートコントラクトなどに必要なデータを取り込むことを可能にします。

分散型オラクルを利用すれば、仮想通貨価格から気象情報まで幅広いデータをブロックチェーン上で参照できるようになります。チェーンリンクは同ブロックチェーン上でのガバナンスやステーキング(承認者が報酬と引き換えにブロックを検証して生成するプロセス)に利用することができます。

ソラナ(SOL)

ソラナ(SOL)は、ブロックチェーン「ソラナ」で利用されるネイティブトークンです。ポルカドット(DOT)やイオス(EOS)、エイダコイン(ADA)と同様にイーサリアム・キラーとして注目されており、処理速度の速さや取引コストの安さが特徴的です。

イーサリアム・キラー

処理速度に関し、イーサリアムのトランザクション処理数は毎秒15前後なのに対してソラナは毎秒10万以上でも対応可能であり、ガス代と呼ばれる手数料に関しても、イーサリアムと比べてソラナは安価です。

この特徴を生かして、ソラナはNFT(非代替性トークン)分野で大きく成長しており、猿人類をモチーフとしたDegenerate Ape Academyや、イーサリアム上で発行され人気を博したCyptoPunks(クリプトパンク)をモチーフとしたSolPunks(ソルパンク)などのプロジェクトが存在します。

ユニスワップ(UNI)

ユニスワップ(UNI)は、イーサリアムのブロックチェーン上で展開する分散型取引所(DEX)の「Uniswap」が発行するガバナンストークンです。

point ガバナンストークンとは?

ガバナンストークンとは、トークンを発行したプロジェクトの運用方針についての投票機能などを持つトークンです。開発元だけではなくトークンホルダーもプロジェクトの運営に関わることができます。プロジェクトの進捗具合がトークンの価格に影響を与えることもあります。

ユニスワップは当初そこまで期待される仕組みや通貨ではありませんでしたが、DeFi(分散型金融)のブームがはじまると同時にユニスワップの価格も急騰したりと、一瞬にしてDeFiトークンとして注目を集める存在となりました。

DeFiのDEXのみでの取扱いからはじまったユニスワップですが、トークンとしての人気や取引高の多さから、中央集権型取引所でも取扱いが増えていきました。

仮想通貨CFDの条件

easyMarkets(イージーマーケッツ)の仮想通貨銘柄の取引条件は以下のとおりです。

仮想通貨CFD条件の表はこちら

レバレッジ 仮想通貨銘柄によって異なる
取引手数料 無料
銘柄数 17銘柄
取引時間 【MT4】日曜日21:00~金曜日22:00(冬時間)
【独自ツール】日曜日GMT7:00~10:00を除く24時間
ゼロカットシステム あり
仮想通貨建て口座 あり(ビットコイン)

最大レバレッジは、仮想通貨銘柄によって異なります。今回追加されたADA/USD(カルダノ/米ドル)やALG/USD(アルゴランド/米ドル)などの6種類の銘柄の最大レバレッジは10倍に設定されています。

ボラティリティが非常に大きい仮想通貨市場ですが、easyMarketsの独自サービスである「フリーズレート」や「dealCancellation」もFX通貨ペアと同様に利用することが可能です。

さらに、11月中には、今回追加された6種類の銘柄もTradingView(トレーディングビュー)から直接取引できるようになるようです。

仮想通貨入金にも対応

easyMarkets(イージーマーケッツ)は、2021年8月より、以下の5種類の仮想通貨による入金にも対応しています。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • テザー(USDT)

さらに、ビットコイン建て(uBTC/マイクロビットコイン)口座を提供しています。

仮想通貨入金に対応するFX業者は徐々に増えつつありますが、口座の基本通貨として利用できるFX業者は少ないのが現状です。それらのFX業者では、仮想通貨で入金してから法定通貨に換金しないと取引開始できません。仮想通貨は変動が激しく、入出金によって為替差損が発生する可能性がある他、両替手数料が発生する可能性もあります。

一方、ビットコイン建て口座であれば、法定通貨に両替する必要がなく入出金手数料は無料です。

これまでも独自のサービス路線を貫いてきたeasyMarketsですが、仮想通貨市場にますます多くのユーザーが流入する中、仮想通貨分野へのサービスを強化していく方針が伺えます。


Date

作成日

2021.11.19

Update

最終更新

2022.04.20

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