Select Language

MQL5コミュニティの商品ページに注意喚起

MQL5コミュニティの商品ページに注意喚起

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:08
MQL5コミュニティの商品ページに注意喚起

update 2022.04.20 12:08

2021年8月13日、MetaQuotes社より、MQL5コミュニティのマーケットページに掲載される商品が満たすべき要件について、具体例の発表とともに注意喚起がありました。[1]この要件は6月に既に発表されており、7月1日以降、要件を満たさない商品は掲載順位が引き下げられています。[2]

満たすべき要件

6月に発表されたマーケット機能利用規約の改訂では、試用版の禁止、禁止事項、非推奨事項が指定されました。

試用版の禁止

機能が制限された試用版を配布することが禁止されました。試用版を使用せずに有料商品の機能を示す方法として、次のような方法が提示されています。

  • 商品解説欄に動画を掲載する
  • レンタル機能を利用し、少額で1か月間のサービスを提供する
  • シグナル配信サービスを利用し、EAの稼働実績を示す

以下の商品はスパムと判定されます。

  • 商品名に、デモ、無料、試用、ライト版、またはこれらと類似の表現が使われている商品
  • 商品説明または利用中のチャートに、完全版へのリンクを設定している商品
  • 機能を制限している商品
point 試用版の配布は人気だった

そのまま使い続けられるほど高品質の試用版も数多く提供されており、以前はMQL5コミュニティの試用版は人気のジャンルでした。しかし、MQL5コミュニティが今回機能制限を行ったことで、こうした製品がマーケットから削除されていて、利用者にとってはメリットが薄くなる結果となりました。

禁止事項

以下の行為が禁止されました。

  • 他サイトへのリンクを付けること
  • テレグラム等の連絡用アプリへのリンクを付けること
  • 侵入的な機能や広告の使用

侵入的な機能や広告の使用については、特に下記の点が挙げられています。

  • プログラム利用時に、広告など不要なポップアップやアラートを発生させる
  • カスタムパネルに他社サービスへのリンクを入れる
  • チャートやテキストラベルにスポンサーリンク付きのコメントを入れる

非推奨事項

以下の行為が非推奨とされました。

  • 商品説明における過剰なリンク設定
  • 商品説明における装飾の多用

商品説明における装飾の多用については、特に下記の点が挙げられています。

  • 見出し以外に見出しのスタイルを適用すること
  • 囲み枠内で太字テキストを使用すること
  • 警告メッセージを多用すること
  • 列挙する記述についてリスト形式を採用しないこと
  • リスト形式で長文を記述すること
  • 特殊文字、アイコン、絵文字を使用すること

要件を満たしていない商品説明の具体例

また、今回の注意喚起では、評価が下落する具体例が2つ示されました。

具体例1

評価が下がる商品ページの具体例
評価が下がる商品ページの具体例
  1. 絵文字
  2. MQL5のチャット機能でなくテレグラムのリンクを記載
  3. Youtubeのリンクを説明文中に掲載(商品説明ページのスクリーンショット・動画欄に掲載すべき)
  4. 囲み枠内でスタイルが統一されていない
  5. リスト形式で記載すべき情報をリスト化していない

具体例2

評価が下がる商品ページの具体例
評価が下がる商品ページの具体例
  1. 絵文字
  2. 見出しのサイズが大きく、文字が太く、文が長い
  3. MQL5のチャット機能でなく他社の連絡用アプリのリンクを掲載
  4. 囲み枠内でテキストのスタイルが統一されていない

HTMLコードの品質も評価

近い将来にHTMLコードの品質評価が導入される旨も発表されました。しかし、HTMLコードに精通している必要はなく、商品ページに直接入力すれば適切なHTMLフォーマットで編集されます。

この評価は、Wordなど他社サービスで作った文章をコピー&ペーストする場合に問題となります。他社サービスで作った文章を適切なフォーマットにするには、文章をコピー&ペーストした後にエディタ内の「Clear Style」をクリックし、その後、エディタ内の機能を使って文章を整える必要があります。


Date

作成日

2021.09.21

Update

最終更新

2022.04.20

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30

Vantage Tradingで出金拒否やトラブルが多発中?SNSで報告相次ぐ原因とは

Vantageで原因不明の出金拒否が、多数発生している声を取り上げていきます。Vantageで出金拒否が発生する理由や実際にVantageへ問い合わせた際の回答などもあわせて紹介していきます。
update2025.05.16 19:00

海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる

bitbankが利用規約を一部改定し、今後は海外FXへの直接送金が難しくなりました。エポスカードもFXの利用停止を発表したほか、国内銀行口座の凍結事例も増加しています。こうした背景から、海外FXユーザーは入出金経路の見直しが急務となっています。
update2025.07.04 19:00

海外FXがオンラインカジノ規制の影響を受ける理由とは?出金できなくなるリスクも

2025年以降、オンラインカジノ規制の影響と見られる海外FX業者の国内送金の遅延が度々問題になっており、決済代行会社に関連したトラブルと言われています。なぜオンラインカジノ規制が海外FXに波及したのか説明するほか、今後考えられる影響も解説します。
update2025.05.28 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル