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Saxo Markets、仮想通貨デリバティブをリリース

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update 2022.04.20 12:27
Saxo Markets、仮想通貨デリバティブをリリース

update 2022.04.20 12:27

当初はオーストラリアとシンガポールでサービスを提供開始

デンマークを拠点とする投資銀行Saxo Bank Group【以下、サクソバンクと称す】傘下のデジタル投資部門であるSaxo Marketsは、単一の証拠金口座にて、ビットコイン(Bitcoin)とイーサリアム(Ethereum)、ライトコイン(Litecoin)という3種類の仮想通貨(暗号資産)取引サービスの提供を開始した。[1]

3種類の仮想通貨取引サービスは、それぞれ米ドルとユーロ、日本円に対応しており、トレーダーはロング及びショートポジションをとれるという。また、個人投資家の最大レバレッジは2倍であり、適格投資家は3倍となっている。Saxo Marketsは当初、オーストラリアとシンガポールを拠点とする顧客のみを対象として仮想通貨デリバティブの提供を開始し、順次他の市場でもサービス展開を図る方針だ。但し、一大金融市場を形成する英国では、FCAが仮想通貨デリバティブの販売禁止を決定しているため、プロ投資家のみ利用できるサービスとなる。

サクソバンクのトレーダー部門を統括するスタニスラブ・コスチュクヒン氏は、ウォレットやコールドストレージを必要とせず、柔軟性と安全性が高い単一口座上で容易に仮想通貨市場へアクセスできる独自の取引環境を構築したと言及している。尚、同社は2017年にビットコインとイーサリアムに連動するETN(上場投資証券)をリリースしており、今回はそれに続く形で仮想通貨関連商品を拡充することになる。

グローバル投資家が仮想通貨取引に高い関心を示す中、Saxo Marketsは新たに仮想通貨デリバティブ取引サービスを開始することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.05.21

ニュースコメント

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仮想通貨市場の急落が米国株式市場にも波及


ゴールドマンサックスがビットコインNDFの提供を開始した他、モルガンスタンレーがビットコインファンドの取り扱いを開始するなど、複数の伝統的金融機関が仮想通貨市場での取り組みを強化している。多くのプレーヤーが同市場に参入してきているものの、5月19日にビットコイン価格は4万ドルを割り込む水準まで急落しており、軟調な展開が続いている。米電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)のCEOを務めるイーロン・マスク氏が、環境問題を理由にビットコイン決済を停止した他、中国で仮想通貨決済を禁止する方針が発表されたことなどが嫌気されている模様だ。他方で、ビットコインを始めとする仮想通貨市場の急落を受け、投資家心理が悪化しており、19日の米株式市場では、特に仮想通貨関連銘柄の売りが目立った。例えば、コインベース(Coinbase)が上場来安値を記録した他、テスラやスクエア(Square)なども売りに押された。多様な業界プレーヤーによる仮想通貨関連サービスの拡充や、MicroStrategyなどの一部の大口投資家によるビットコインの買い増しなど、明るい一面も見られており、仮想通貨市場が再浮上することに期待したい。


Date

作成日

2021.05.21

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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