Select Language

MicroStrategy、1,500万ドル相当のビットコインを追加購入

MicroStrategy、1,500万ドル相当のビットコインを追加購入

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:27
MicroStrategy、1,500万ドル相当のビットコインを追加購入

update 2022.04.20 12:27

平均単価5万5,387ドルで合計271BTCを取得

ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)を開発するMicroStrategyが、1,500万ドルの資金を投じてビットコイン(Bitcoin)を追加購入したことが明らかになった。[1]

今月13日、MicroStrategyは平均単価5万5,387ドルで合計271BTCを取得したという。MicroStrategyのCEOであるMichael Saylor氏は、将来的にビットコイン価格が100倍になり得ると予想しており、ビットコインへ積極的に投資する方針を示している。今年に入ってからMicroStrategyは約9億ドルの社債を発行してビットコインを追加購入するなど、ビットコインに対するエクスポージャーを高めている状況だ。現時点でMicroStrategyは平均取得単価2万4,403ドルで合計9万1,850BTCを保有している。

MicroStrategyに続き、米電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)がビットコインへの大規模投資を行なっている。更に、今年3月テスラはビットコイン決済の受付を開始しており、ビットコインを長期的に保有する意向であることを明確にした。しかしながら、最近テスラはビットコインを一部売却したことに加え、CEOのElon Musk氏がビットコインの決済利用停止を発表するなど、テスラは仮想通貨(暗号資産)市場から徐々に手を引き始めているようだ。

このテスラの決定を受け、ビットコイン価格は大幅な下落に見舞われているが、これら企業はどのような動きに出るのか、今後も仮想通貨市場での展開を見守っていきたい。

release date 2021.05.17

ニュースコメント

comment

金融緩和縮小を見越してリスクオフの流れが加速


これまで米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board, FRB)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による景気後退から脱却するために、大規模な金融緩和を進めてきたが、今年4月の消費者物価指数(Consumer Price Index, CPI)が改善したことを受けて金融緩和縮小を視野に入れているという。結果的に米株式市場でリスクオフの流れが顕著化しており、ハイテク株を中心に売りが加速している。このような状況下、仮想通貨市場でもビットコイン価格が一時的に4万7,000ドルを割る所まで下落して直近の安値を更新するなど、クジラと呼ばれる大口投資家の動きも相まって売り圧力が強まっているようだ。デジタルゴールドと称されるビットコインは法定通貨のインフレ対策の手段として需要を拡大してきたが、この情勢の変化がビットコイン価格にどのように作用するのか、今後も仮想通貨市場の動向に注目していきたい。


Date

作成日

2021.05.17

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

XMTradingの入出金で銀行口座凍結?海外FX禁止の銀行に注意

SNS上では「XMTradingの出金で銀行口座が凍結された」とする投稿が一部で見受けられます。銀行によっては海外FXとの取引を禁止しているため注意が必要です。本記事では凍結リスクが高い銀行や仮想通貨送金の注意点を説明します。
update2025.09.03 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

XMはゴールド(XAUUSD)のスプレッドも広い?ボーナス取引で実質お得

XMTradingのゴールド(XAUUSD)はスプレッドこそ狭くないものの、スワップフリー口座や豪華ボーナス、約定スピードの速さで十分に利用の検討余地があると言えます。当記事ではXMTradingでゴールド取引が向いている・向いていないトレーダーを他社と比較しながら解説していきます。
update2025.10.22 19:00

Peska(ペスカ)は本当に安全?評判は悪くないが入出金リスクに注意

PeskaはFX業者とのコラボキャンペーンなどをきっかけに、急速にユーザーを増やしているオンラインウォレットです。しかし、新興サービスのため利用すべきか迷うという人も少なくありません。この記事ではPeskaの安全性や評判、オンラインウォレット業界が抱えるリスクなどを説明します。
update2025.09.29 19:30

PayPayを使って海外FXとの入出金が可能に?Binance JapanとPayPayが提携を発表

Binance JapanとPayPayが業務提携を発表し、PayPayマネーを使った仮想通貨購入サービスの提供などが検討されています。本記事では、Binance JapanとPayPayの提携内容や、PayPayを使った海外FXとの入出金フローなどを解説します。
update2025.10.17 19:00

海外FXへの仮想通貨送金にはBybitがおすすめ!FXトレーダーに最適なBybitの使い方

海外FXの入出金によく使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBybitがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBybitの使い方を紹介します。
update2025.08.29 20:00

SwiftTraderが資金難?SNSで出金トラブル報告が増加

2025年以降、SwiftTraderで出金拒否・遅延の報告がSNSで相次いでいます。本記事では報告されている出金トラブルのほか、GEMFOREXとの類似点やSwiftTraderをおすすめしない理由を説明します。
update2025.10.16 19:30

Exnessでシステムエラーによる入出金の不具合が発生?SNSでも報告が相次ぐ

2025年10月、海外FX業者Exnessで入出金エラーが発生し、SNSでも不具合報告が相次ぎました。銀行振込やbitwalletで送金できない事例が確認されており、復旧後も不安の声が続いています。
update2025.10.16 19:00

【本音で比較】海外FXのドル円スプレッドを3ヶ月徹底調査|数千円も業者によってお得に

Myforex編集部では、2024年11月20日〜2025年2月20日の3ヶ月間にわたり、海外FXのドル円スプレッドを1分ごとに独自調査。その結果、業者によって数千円以上のコスト差があることが分かりました。
update2025.08.01 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル