Select Language

bitFlyer、Braveブラウザとの連携を開始

bitFlyer、Braveブラウザとの連携を開始

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2022.04.20 12:27
bitFlyer、Braveブラウザとの連携を開始

update 2022.04.20 12:27

同ブラウザ上で利用できる仮想通貨ウォレット機能を提供

日本の大手仮想通貨(暗号資産)取引所である株式会社bitFlyer【以下、bitFlyerと称す】は、Webブラウザを開発するBraveの子会社であるBrave Software International SEZC【以下、Brave Softwareと称す】と、Braveブラウザ上で利用できる仮想通貨ウォレット機能を共同開発すると共に、デスクトップ版にて各種サービスの提供を開始した。[1]

2020年7月、bitFlyerはBrave Softwareと提携し、日本初となるBraveブラウザ向けの仮想通貨ウォレットの開発に着手していた。今回の発表を受け、bitFlyerはBraveブラウザとの連携を開始したことになる。ユーザーにとっては、Braveブラウザ上で配信される広告を閲覧することで、ユーティリティトークンであるベーシックアテンショントークン(Basic Attention Token)【以下、BATと称す】を受け取ることができる。広告閲覧により獲得したBATは、bitFlyerで売却して日本円に換金することが可能だ。また、bitFlyerの販売所で購入したBATは、Braveブラウザ上でクリエイターへ投げ銭をすることができる。ユーザーがこれらの機能を利用するには、デスクトップ版のBraveブラウザ上にて、bitFlyerアカウントとBrave Rewardsを連携する必要があるという。尚、bitFlyerは今回のサービス提供開始を記念し、1,000円相当のBATをプレゼントするタイアップキャンペーンも開始している。

現在、Braveは仮想通貨関連ビジネスの強化を図っている。bitFlyer以外にも、Braveはジェミニと協業し、ジェミニトレーディングウィジェットを介した仮想通貨取引を可能とした。また、Braveはバイナンスと協業し、Braveブラウザから簡単に仮想通貨を取引できる環境を構築している。

bitFlyerはBraveブラウザと連携した各種サービスの提供を開始することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2021.05.17

出典元:

  1. 株式会社bitFlyer

    https://blog-jp.bitflyer.com/n/na8f5c56fa49a

ニュースコメント

comment

自社サービスと連動した仮想通貨関連機能を提供する日本企業


Braveブラウザ上で広告を閲覧することで、BATを受け取ることができる独自広告プログラムは、仮想通貨取引に興味を持つユーザーにとって、大きな取引リスクを取らずにBATを入手できるというメリットがある。bitFlyerにとっても、新規顧客層を獲得する機会増加が期待できる。他方で、日本において多くの投資家が仮想通貨取引への関心を高める中、自社サービスと連動した仮想通貨関連機能を提供することで、ユーザーの仮想通貨市場への取り込みを模索する日本企業が散見されている。例えば、楽天がビットコイン(Bitcoin)の取引体験ができるサービスの提供を開始した。同サービスは、楽天市場でのショッピングなどで得られた楽天ポイントを利用することで、ユーザーはビットコイン取引を実践できる。また、メルカリが仮想通貨市場に参入しており、メルカリの売上金をビットコインで受け取る機能の提供などを模索している。少額投資を試みるライトユーザー層を中心に、広告閲覧やポイント・売上金活用などを通じた仮想通貨投資が進むことで、市場が更に活性化することに期待したい。


Date

作成日

2021.05.17

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

仮想通貨KAITOの将来性は?AI活用のWeb3情報プラットフォームKaito AIの特徴や評判を解説

仮想通貨KAITOは、Web3の情報アクセスを変革する次世代プラットフォーム「Kaito AI」のネイティブトークンです。当記事では、仮想通貨KAITOの概要や将来性、Kaito AIが提供するYapsの仕組み、SNSでの評判などを解説します。
update2025.02.19 19:00

FXGTでの出金拒否報告が増加中、これまでとは違う危険な兆候とは?

FXGTの出金拒否の報告・原因のほか、ユーザーの流出状況などをまとめました。SNS上ではここ数ヶ月の間に出金拒否に関する投稿が増加しており、ユーザーの間では「自分も出金拒否されるのでは」「FXGTがつぶれるのでは」といった不安が広がっています。
update2025.02.14 19:30

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2024.12.24 19:30

仮想通貨SOSOの将来性は?AI活用の投資分析プラットフォームSoSoValueがトークン発行

仮想通貨SOSOは、中央集権型金融の効率性と分散型金融の透明性を組み合わせた投資分析プラットフォーム「SoSoValue」のガバナンストークンです。当記事では、仮想通貨SOSOの将来性やSNSでの評判、SoSoValueの特徴などを解説します。
update2025.01.24 19:30

Bybitからビットフライヤーに送金してみた!送金手数料や反映時間は?

Myforex編集部では、実際にBybitからビットフライヤー(bitFlyer)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、送金手順のほか、送金手数料やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2025.02.19 19:30

【全て無料】MT4/MT5を日本時間にできるインディケータのおすすめが決定!

MT4/MT5に表示されている時間は、インディケータを使えば簡単に日本時間へ変えられます。MT4/MT5を日本時間表示にしておくと、各市場のトレンドを把握しやすくなったり、経済指標の発表時間に合わせた取引がしやすくなったりと、何かと便利です。
update2024.12.04 20:00

VPSではMT4・EAは何個起動できる?複数稼働は可能なのか?

スペック別のEAの起動数の目安のほか、VPSの負担を軽くする方法を説明します。同時に起動するEAの数が多すぎると、MT4が動かなくなる可能性があるので注意が必要です。VPSを使っているならば、MT4やEAをいくつ起動できるかを把握しておくことが大切です。
update2025.01.23 19:00

MacのMT4/MT5はダウンロードしても使えない?文字化けや起動しない時の対策方法や最終手段を紹介!

Mac版のMT4やMT5は不具合が良く発生するため、自分の使い方が悪いのか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。本記事では、Mac版のMT4・MT5のトラブルや解決方法を解説します。
update2024.12.04 20:30

コインチェックからBybitに送金してみた!送金手数料や反映時間についても解説

コインチェック(Coincheck)からBybitに仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験やSNSでの口コミなども交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.11.29 19:00

Bybitからbitbankに送金してみた!送金手数料やトラベルルールについて解説

Myforex編集部では、Bybit(バイビット)からbitbank(ビットバンク)に仮想通貨(暗号資産)を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験をもとに、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2024.12.27 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル