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メルカリ、仮想通貨市場に参入

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update 2022.04.20 12:27
メルカリ、仮想通貨市場に参入

update 2022.04.20 12:27

2021年4月下旬に新会社を設立する予定

株式会社メルカリ【以下、メルカリと称す】は、仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーン関連サービスの企画・開発を行うべく、2021年4月下旬に株式会社メルコイン【以下、メルコインと称す】を設立することを発表した。[1]

2017年4月に改正資金決済法が施行されて以降、日本国内では多くの企業が仮想通貨交換業へ参入しており、資産運用分野を中心に仮想通貨の活用が拡大しているという。また、グローバル金融市場に目を転じると、資産運用に加えて決済や送金分野においても、仮想通貨やブロックチェーンの活用が広がりを見せているとのことだ。

このような市場環境下において、メルカリは新会社を設立して仮想通貨市場に本格参入し、新たなユーザーエクスペリエンスの提供を試みる方針を示している。今後、メルコインは仮想通貨交換業者として新規登録申請を行う予定だ。具体的な取り組みとして、メルカリの売上金をビットコイン(Bitcoin)で受け取る機能の提供に加え、スマホ決済サービスであるメルペイで仮想通貨を決済・送金できる機能の搭載、単一ウォレットで与信や資産運用機能の提供などを通じ、利便性の高い金融サービス環境を構築していくという。また、ブロックチェーン技術を活用したNFT(Non-Fungible Token)などの新規事業の創出も目指すとのことである。

メルコインの新たな取り組みを通じ、メルカリはグループ全体で新たな収益の柱となり得る事業の企画・開発を推進していく方針だ。

release date 2021.04.12

ニュースコメント

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仮想通貨取引需要拡大への対応を進める海外FXブローカー


現在、仮想通貨の時価総額は2兆ドルに達しており、これまでに採掘された金の時価総額の6分の1ほどになるという。仮想通貨市場の急速な発展に伴い、投資家の投資需要も大きく拡大する中、グローバルベースで顧客基盤の拡大を目指す海外FXブローカーが、仮想通貨取引需要の取り込みを図っている状況だ。例えば、2018年10月にFXCMはビットコインCFDの提供を開始して以来、積極的に仮想通貨関連サービスを強化している。また、4月1日より最大レバレッジを999倍に引き上げたBigBossでは、仮想通貨専用のFOCREX口座を提供しており、ビットコインやイーサリアム(Ethereum)などの現物取引が可能だ。尚、同社では「W BOBBYキャンペーン」を4月1日より1ヶ月間延長している。更に、国際女性デーにちなんで女性トレーダーを対象に、2倍キャッシュバックを開催中のTraders Trust(トレーダーズ トラスト)では、15銘柄の仮想通貨を最大レバレッジ5倍の取引ができる。多くの海外FXブローカーがグローバルリーチの拡大を図るべく、画期的な仮想通貨関連ソリューションを講じることに期待したい。


Date

作成日

2021.04.12

Update

最終更新

2022.04.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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