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ナスダック、コインベース株のオプション取引開始を発表

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update 2022.04.20 12:27
ナスダック、コインベース株のオプション取引開始を発表

update 2022.04.20 12:27

時価総額が一時1,000億ドルを超えて注目を集める

4月20日、米証券取引所のナスダック(Nasdaq)は、コインベース株を対象としたオプション取引を開始したと発表した。[1]

米大手仮想通貨取引所のコインベースが今月14日にナスダックに上場を果たし、同社株式は1株あたり250ドルの参考価格を大幅に超えて381ドルの初値を記録した。その後、コインベース株は429ドルの高値を付け、時価総額が一時的に1,000億ドルを超えて英大手石油企業のBP(British Petroleum)などを上回ったという。

現在、コインベース経営陣が株式を大量売却したことなどが懸念材料となり、同社株は取引開始時からのモメンタムを失っているようだ。しかしながらInitialized CapitalのGarry Tan氏は、コインベースがここ10年のMicrosoft(マイクロソフト)やNetscape(ネットスケープ)、Google(グーグル)、Facebook(フェイスブック)に相当する企業であると評価し、長期的には上昇する可能性が高いとの見解を示している。

ナスダックの他にもシカゴ・オプション取引所(Chicago Board Options Exchange, CBOE)やインターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange, ICE)などもコインベース株を対象としたオプション取引の取り扱いを開始している。これにより投資家は現物資産を保有せずともコインベース株に対するポジションを構築することが可能となったが、同株式にどのような影響を及ぼすのか、今後も株式市場での動きに注目していきたい。

release date 2021.04.22

ニュースコメント

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コインベース上場で市民権を得た仮想通貨関連企業


仮想通貨市場を代表する企業であるコインベースがナスダック上場を成功させたことを受け、金融業界では仮想通貨関連企業が市民権を得たとの認識が広まっているようだ。実際にビットコイン(Bitcoin)ATMを展開するCoinFlipでCEOを務めるBen Weiss氏は、コインベースの上場が仮想通貨業界に正当性をもたらしたと主張しているという。これにより2022年に株式上場を検討しているKrakenや、仮想通貨レンディングサービスのBlockFiがコインベースに続く可能性が現実味を帯びてきている。加えて、コインベースが直接上場の前例を作ったことから、特別買収目的会社との合併による株式上場を模索するBakktなどにも希望が生まれたと言えるだろう。仮想通貨市場は機関投資家の資金流入などを背景に拡大の一途を辿っているが、仮想通貨を取り巻く環境はどのように変化していくのか、今後も業界の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.04.22

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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