作成日
:2021.04.09
2022.04.20 12:27
米国を拠点とするビットコイン(Bitcoin)ATMオペレーターのCoinmeが、フロリダ州での事業を拡大するために、州内に300台以上のビットコインATMを設置したことが明らかになった。
CoinmeのビットコインATMはコインスターキオスク(Coinstar Kiosk)と呼ばれ、全米45州のスーパーマーケットに約6,000台設置されているという。今回、Coinmeはフロリダ州でWinn DixieやFresco y Mas、Harveysなどの食料品店チェーンにコインスターキオスクを戦略的に設置し、大小様々な街でビットコインATMの利用を可能にした。
Coinmeの共同創設者兼CEOのNeil Bergquist氏は、今回のATM設置に関して次のようにコメントした。
我が社はコインスターキオスクをローンチするために州の規制当局と協力してきました。今回、フロリダ州の住民のために現金とビットコイン取引に必要なライセンスを取得できたことを喜ばしく思っています。仮想通貨(暗号資産)を購入する手段を提供するために、我が社はパートナーシップを通じて新しい分野に拡大し続けるでしょう。
Neil Bergquist, Co-Founder and CEO of Coinme - Global Newswire - より引用
ビットコイン価格が年初から高騰していることを受け、米国ではビットコインATMが増加しているようだ。Coinmeの競合他社であるCoinFlipやCoin Cloudなども全米に数千台規模でビットコインATMを設置しており、その総数は2万8,000台を超えているが、仮想通貨を取り巻く環境はどのように変化していくのか、今後も仮想通貨市場での動きに注目して行きたい。
release date 2021.04.09
出典元:
ニュースコメント
アジア地域で普及する仮想通貨ATM
仮想通貨ATMの設置台数が倍増した2018年以降、世界各国で仮想通貨ATMが普及し始めており、仮想通貨の利用を後押ししているようだ。当初、仮想通貨ATMの設置台数は北米に集中していたが、このトレンドはアジア地域にまで拡大している。2019年には、フィリピン大手銀行のユニオンバンク(UnionBank of the Philippines)がフィリピン初の仮想通貨ATMを設置しており、自国通貨と仮想通貨の両替を可能にした。その他、シンガポールやマレーシア、タイなどの東南アジア諸国に加え、中央政府が仮想通貨取引の禁止を明言しているインドやベトナムにも仮想通貨ATMの設置が進んでいるという。日本では過去に複数台の仮想通貨ATMが稼働していたが、現在、全て撤去済みとなっている。世界有数の仮想通貨市場を抱える日本でも仮想通貨ATMの導入に対する期待が高まっているだけに、今後も日本国内での動向を見守って行きたい。
作成日
:2021.04.09
最終更新
:2022.04.20
米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。
ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。
お問い合わせ先 [email protected]
Milton Marketsが夏トク15%入金ボーナスキャンペーンを開催!
2023.06.21 19:30
XMTradingがF1チームスクーデリア・アルファタウリとスポンサーシップを締結
2023.03.28 20:00
海外FX業者で取引できるエネルギー銘柄は?取引の種類やメリットを解説
2023.02.27 20:00
仮想通貨HOOKとは?将来性は?Hooked Protocolが提供するWild Cashも解説
2022.12.13 21:00
Huobi(旧Huobi Global)は日本居住者向けサービスを停止していない?
2022.12.08 19:30
分散型取引所dYdXの使い方をイチから解説!注意点も紹介
2022.12.01 20:00
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。
Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー