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ビットフィネックス、CELトークンの上場を発表

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update 2022.04.20 12:27
ビットフィネックス、CELトークンの上場を発表

update 2022.04.20 12:27

Celsius Networkとのパートナーシップを強化する方針を示す

大手仮想通貨(暗号資産)取引所のBitfinex【以下、ビットフィネックスと称す】は、仮想通貨レンディングプラットフォームであるCelsius Network【以下、Celsiusと称す】のCELトークンを上場し、同社とのパートナーシップを強化する方針を示した。[1]

昨年10月、ビットフィネックスはCelsiusとパートナーシップを締結し、同取引所のユーザーに仮想通貨からインカムゲインを得る機会を提供することを実現した。今回、ビットフィネックスがCelsiusとのパートナーシップを強化したことにより、ユーザーはCELトークンを取引するだけでなく、同プラットフォーム上のサービスをシームレスに利用が可能になるという。更に、ビットフィネックスはCelsiusのウォレットからロックイン期間の制限や手数料なしでCELトークンを引き出すことを可能にしている。

CelsiusのCEOであるAlex Mashinsky氏は、ビットフィネックスとのパートナーシップを強化したことに関して次のように述べた。

今日はCELトークンにとって素晴らしい日になりました。我が社がビットフィネックスと協力し、世界中の何百万人ものユーザーが容易にCELトークンにアクセスできるようになったことを誇りに思います。両社は共に全ての人にとってより良い金融の未来を創造するという使命を持っており、今回、次の1億人をその未来に導くことに一歩近づけました。

Alex Mashinsky, CEO of Celsius - PR Newswire - より引用

現在、Celsiusは法定通貨および仮想通貨を対象としたローンや高金利の預金サービス、キャッシュバック報酬プログラムなどを展開しており、マイニング事業者や投資ファンド、個人投資家、その他仮想通貨関連企業を顧客として抱えている。CelsiusはCELトークンをビットフィネックスに上場することで、同仮想通貨の流動性を拡大することに期待しているようだが、このソリューションがどのような成果につながるのか、今後も両社の取り組みに注目していきたい。

release date 2021.03.22

出典元:

  1. Bitfinex(Twitter)

    https://twitter.com/bitfinex/status/1372522941490073605

ニュースコメント

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事業ポートフォリオの多様化を進めるビットフィネックス


2012年に香港で設立されたビットフィネックスは、グローバル市場に事業を展開し、今では約10億ドルの日間取引量を記録する規模にまで成長している。近年、ビットフィネックスは事業ポートフォリオの多様化を進めており、ビットフィネックスはBitfinex Terminalというデータフィードサービスを開始するなど、仮想通貨関連企業向けの事業分野にも進出してきているようだ。その他、仮想通貨カストディサービス開始に向けてビットフィネックスはKoineと提携し、この動きを加速させているという。一方、急速な事業拡大戦略の反動からか、ここ数年間、ビットフィネックスはコンプライアンス関連の問題に悩まされている。今年に入ってから、テザーの準備金をめぐる問題でビットフィネックスはNYAGと和解するなど、経営の透明性および健全性向上に向けて進歩を見せているが、次はどのような動きに出るのか、今後も同取引所の動向を見守っていきたい。


Date

作成日

2021.03.22

Update

最終更新

2022.04.20

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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