Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

ESMA、Euroclear UK & Irelandに第三国CCPとしての認可を与える方針

ESMA、Euroclear UK & Irelandに第三国CCPとしての認可を与える方針

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.12.21 12:54
ESMA、Euroclear UK & Irelandに第三国CCPとしての認可を与える方針

update 2021.12.21 12:54

同社は2021年1月1日より6ヶ月にわたりEU圏内でサービスの提供が可能

欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority)【以下、ESMAと称す】は12月11日、ベルギー・ブリュッセルを拠点とする国際証券決済機関Euroclear傘下のEuroclear UK & Ireland Limited【以下、EUIと称す】に対し、ブレグジットの移行期間終了後に第三国中央清算機関(Third-Country CCP)【以下、第三国CCPと称す】としての認可を与える方針であることを発表した。[1]

ブレグジットの移行期間終了後、英国を拠点とする中央清算機関によるEU圏内でのサービス提供を認めると共に、監督及び同等性評価に関する協調体制を構築すべく、ESMAはイングランド銀行(Bank of England)と覚書(MoU)を締結した。これにより、英国のハードブレグジット(合意なき離脱)が起きたとしても、EUIは2021年1月1日より6ヶ月間、EUを拠点とするプラットフォームへ保有証券を移管するまで、欧州28か国においてサービス展開できるようになるという。尚、2020年9月末、ESMAは英国CCP3社に第三国CCPとしての認可を与える方針を示していた。その際、同局はICE Clear Europe LimitedとLCH Limited及びLME Clear Limitedを第三国CCPとして選定している。

他方で、欧州と英国金融当局との間では、複数の分野で相違点が解消されていない状況だ。例えば、ESMAがEU上場株式は欧州市場圏内で取引しなければならないとする一方、FCAはSTOに係るガイドラインを公表し、英国企業がEU圏内の証券取引所へアクセスすることを認めている。また直近では、ESMAはDTOに係る声明文を公表し、ブレグジットの移行期間終了後も現行のデリバティブ取引義務を継続適用する方針を示している。

ブレグジット交渉が混迷を極める中、海外FXブローカーを始めとする市場プレーヤーが、ハードブレグジットに対して万全の体制を構築することに期待したい。

release date 2020.12.16

出典元:

ニュースコメント

間近に迫るハードブレグジットに備える金融サービスプロバイダー

ブレグジットの移行期間が終了する2020年12月31日まであと2週間ほどに迫るが、英国と欧州当局の間からポジティブな結果が出てきていない。ブレグジット交渉の先行きに不透明感が高まる中、多くの金融サービスプロバイダーがハードブレグジットに備えるべく、対応に追われている状況だ。例えば、モルガンスタンレーは英国に拠点を置く欧州本社が保有する資産の一部をドイツ・フランクフルトに移管する計画を明らかにしている。また、ゴールドマンサックスがフランスに株式取引ハブを開設する方針である他、JPモルガンチェースやバンクオブアメリカ・メリルリンチといった大手金融機関も、英国から経営資源のシフトを進めている。海外FXブローカー動向に目を転じると、直近では、Pepperstoneがドイツ法人を始動し、ドイツ語圏を中心に欧州市場の開拓を試みている。英国と欧州が依然として複数の分野で対立する中、ブレグジット交渉がどのような結末を迎えるのか、引き続き政府及び当局の動向を見守りたい。


Date

作成日

2020.12.16

Update

最終更新

2021.12.21

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

XMTradingへ仮想通貨入金をしてみた!安く・早く送金できるルートはどれ?

XMTradingへの仮想通貨入金に安く・早く送金できるルートを検証しました。XRP(リップル)を使えば、手数料は約40円、最短1分で送金が可能です。すぐに試せるように具体的な手順も詳しく解説しています。
update2026.03.03 19:00

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

JPYCに登録して発行・償還してみた!買い方や注意点などを解説

海外FXとの新たな入出金手段として、日本円ステーブルコインJPYCが注目を集めています。そこでMyforex編集部では、JPYCに登録して発行・償還を行ってみました。本記事では、JPYCの登録方法から発行・償還の手順、試してみて感じた感想などを紹介します。
update2026.03.09 19:00

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

Galaxy DAOが運営停止を発表|GEMFOREXユーザーの資金回収が一層困難に

Galaxy DAOが運営を停止することを発表しました。GEMFOREXユーザーの資金返還を巡っては不透明な対応が続いていましたが、今回の発表により、元ユーザーが資金を取り戻すことはさらに困難になる可能性があります。本記事では、Galaxy DAOの運営停止の理由やGBONDの扱いについて説明します。
update2026.02.11 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

XMTradingの利益出金で新たな懸念?負け越しがあるユーザーは収納代行規制後も出金できるのか

「XMで負け越しているトレーダーは利益を出金できなくなるのでは」という懸念が一部のXMTradingユーザーの間で広がっています。背景にはXMTradingの出金ルールと金融庁によるクロスボーダー収納代行規制があります。本記事では、なぜ仮想通貨送金に切り替えても規制後に利益を出金できなくなる可能性があるのか説明します。
update2026.02.19 19:00

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応!出金の優先順位に注意

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応しました。ただし、従来通り出金の優先順位に従って、入金分を先に出金しなければ利益を出金することはできません。本記事では、対応している仮想通貨や出金する際の注意点を説明します。
update2026.01.09 19:00

日本撤退の布石?Exnessがコピートレードの段階的廃止を発表

Exnessが、コピートレードサービスを2026年3月から段階的に廃止することを発表しました。SNS上では「日本市場からの撤退に向けた動きではないか」との憶測も一部で広がっているようです。同社の日本撤退が噂されるようになったのは、今回が初めてではありません。本記事では、Exnessの日本撤退の噂が取り沙汰されるようになった背景を説明します。
update2026.03.02 19:00

GMOコインからBitgetに送金してみた!送金手数料や反映時間も解説

Myforex編集部では、GMOコインからBitgetに仮想通貨を送金してみました。感想としては、送金自体は難しくなく、手数料無料で使いやすいものの、通貨によっては最低送金額が高いケースがあると感じました。この記事では、送金手順やおすすめの送金通貨などを紹介します。
update2026.03.10 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル
close
promotion
今すぐ参加する

次回から表示しない