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Doto、Financial Commissionに加入

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update 2022.07.04 13:03
Doto、Financial Commissionに加入

update 2022.07.04 13:03

より安心・安全な取引サービスの提供を模索

FXやCFD、仮想通貨ブローカーと投資家との紛争解決に特化した第三者機関であるFinancial Commission【以下、FinaComと称す】は、海外FX・CFDブローカーのDotoが新たに加入したことを発表した。[1]

これにより、DotoはFinaComが定める規制を遵守した高品質のサービス提供が求められることになる。同社がメンバーに加入したことで、トレーダーは訴訟1件当たり最大20,000ユーロの補償を受けることができる他、FinaComの各種投資家保護サービスの利用も可能になるという。

FinaComは、FXを中心とする業界の専門家が集う紛争解決委員会(Dispute Resolution Committee, DRC)がサポートする外部紛争解決(External Dispute Resolution, EDR)機関だ。同機関は独立性を保った国際的なサービスを提供しており、仲裁機関や各国裁判所などの典型的な仲裁・調停機関よりも迅速な紛争解決を図っている。また、FinaComに加盟する企業と取引する全ての顧客が、補償金を受けられるスキームを敷いている。

FinaComが公表したレポートによると、2019年度の訴訟件数は前年度比7%増となった他、投資家からの請求金額は740万ドルと、2018年度と比較して2倍以上に増加し、過去最高に達したという。また、投資家が有利な形で紛争が解決した件数は179件と、2018年度の153件から17%増加したとのことだ。尚、同機関は加盟企業向けに、詐欺行為を防止する様々なサービスを導入している。例えば、DisputeWatchと呼ばれるツールは、顧客の訴訟履歴を確認することができる他、詐欺行為を行い得る疑わしき人物を通知するサービスを提供している。

DotoがFinaComに加入し、より安心・安全な取引サービスを提供することで、多くの投資家の信頼を勝ち取ることに期待したい。

release date 2020.11.23

出典元:

ニュースコメント

FinaComの規制を遵守した高品質のサービス提供を目指すDoto

Dotoは、Merceron Capital LtdとWeybridge Financial Markets Ltdが運営するFXブランドだ。両社は、それぞれモーリシャスの金融サービス委員会(FSC)とセーシェルの金融サービス局(FSA)の規制下において、FXやコモディティ、インデックス、CFD、レバレッジド商品のブローカレッジサービスに加え、投資教育やマネージド・アカウント業務を手掛けている。Dotoはティア1(トップクラス)のリクイディティプロバイダー(流動性供給業者)と提携し、タイトなスプレッドを実現すると共に、最大レバレッジ500倍で70種類の通貨ペア取引が可能だ。他方で、その他金融サービスプロバイダーもFinaComに加入もしくは提携することで、透明性の高いサービスの提供を試みている。例えば、Advanced MarketsがFinaComと提携し、加盟企業向けに流動性やプライムブローカレッジサービスの提供を開始した。また、Forex4youがFinaComに加入した他、DeltaFXとFXTMもFinaComに加入している。Dotoが、今回新たに加入したFinaComの規制を遵守すると共に、更なる顧客基盤の拡大に向けて如何なるソリューションを提供するか注目したい。


Date

作成日

2020.11.23

Update

最終更新

2022.07.04

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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