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Interactive Brokers、技術的な問題によりウェブサイトが一時ダウン

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update 2022.06.02 14:22
Interactive Brokers、技術的な問題によりウェブサイトが一時ダウン

update 2022.06.02 14:22

現在は復旧し通常通りに利用が可能

米国・コネチカット州を拠点とする海外FXブローカーであるInteractive Brokers LLC(本社:One Pickwick Plaza, Greenwich, CT 06830 USA[1])【以下、Interactive Brokersと称す】のウェブサイトが3月5日、技術的な問題により一時ダウンしたことが明らかになった。[2]同社のスポークスパーソンは、欧州向けサイトがダウンしたものの、現在は復旧し通常通りに利用できるとコメントしている。

Interactive Brokersのサイトがダウンしたことにより、同社と取引する顧客は自身の口座へのログインや資産へのアクセスができなかった模様だ。問題発生当初、Interactive Brokersはログインの問題としてシステムに異常が発生したと説明すると共に、原因究明を最優先に行うとコメントしていた。同社全体のウェブサイトがダウンしたか明らかでないものの、欧州向けサイトは少なくとも1時間20分ほど機能しなかったという。

Interactive Brokersのスポークスパーソンによると、英国と欧州在住の一部の顧客が今回のシステム問題の影響を受けたとのことだ。また、同社のトレーダーワークステーション(Trader Workstation)とIBKRモバイル取引プラットフォームがサーバー問題により一時ダウンしたが、クライアントポータル(Client Portal)やウェブトレーダー(WebTrader)といったその他の取引プラットフォームにはアクセスすることができたという。

米国を拠点とする金融サービスプロバイダーのシステムがダウンするのは、3月に入って2件目の事例になる。同月2日、取引手数料無料のモバイルアプリを提供するRobinhood【以下、ロビンフッドと称す】のサイトが技術的な問題によりダウンしていた。これを受けて同社の顧客は憤慨し、一部のトレーダーが訴訟を起こすための署名を集める意向を示す事態に発展している模様だ。尚、ロビンフッドは5日、今回のシステムダウンはボラティリティの拡大と記録的な取引量及び口座開設が重なったことが原因だとする公式声明を発表している。

Interactive Brokersは、顧客が安心・安全に取引するためにも、早期にシステム増強などの対応策を講じる必要がありそうだ。

release date 2020.03.09

出典元:

ニュースコメント

Interactive Brokersの顧客取引動向に注目

ロビンフッドの場合、システムダウンが発生した数日後に、その要因として取引量の大幅な増加などを挙げているが、今回のInteractive Brokersのケースでは如何なることが原因になっていたのか、早急に真実を解明してほしいところだ。他方で、米国リテールFX市場が拡大局面に入る兆しを示しているなか、Interactive Brokersが手数料無料サービスを始めるなど、海外FXブローカー間の価格引き下げ競争が激化している状況だ。また、長らく業績低迷が続いていた米国FX業界のガリバーであるGAINがINTL FCStoneに買収されたほか、同国FX市場にIG Groupが再上陸を果たしたことに加え、フィンテック企業の勢いも増しており、まさに米国FX市場は群雄割拠の様相を呈している。数多くのプレーヤーが参入し顧客獲得合戦が激化するなか、2019年10月に公表されたInteractive BrokersのFXファンドは30%減少しており、経営の立て直しが急務になっている。今回のシステムダウンの影響も踏まえ、今後発表される顧客取引動向にも注目したい。


Date

作成日

2020.03.09

Update

最終更新

2022.06.02

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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