Select Language

Gold-i、フィンテック企業conv.rsと提携

Gold-i、フィンテック企業conv.rsと提携

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:33
Gold-i、フィンテック企業conv.rsと提携

update 2021.08.31 15:33

コミュニケーションチャネルの拡大に寄与

取引システム統合専門の金融プロバイダーであるGold-i(本社:10 Medawar Road Surrey Research Park Guilford Surrey GU2 7AE[1])は3月4日、主要メッセージアプリを活用した顧客コミュニケーション関連ソリューションを提供するフィンテック企業のconv.rsと提携したことを発表した。[2]

これにより、conv.rsのパーソナライズされたカスタマーエンゲージメントプラットフォームを活用することで、MetaTrader取引プラットフォームを導入する海外FXブローカーは、Messenger(メッセンジャー)やWhatsApp(ワッツアップ)、Telegram(テレグラム)、WeChat(ウィーチャット)、Line(ライン)などのメッセージアプリを利用した顧客コミュニケーションを実践できるようになるとのことだ。

同社のテクノロジーをMetaTrader4【以下、MT4と称す】やMetaTrader5【以下、MT5と称す】とダイレクトに統合させ、顧客が好みのコミュニケーションチャネルを一度選択することで、海外FXブローカーは、ボットもしくはダイレクトコミュニケーションのいずれかでトレーダーとコンタクトを図ることができるという。尚、conv.rsのボットには中国語や日本語、ベトナム語など50か国以上の言語を自動翻訳する機能が搭載されており、母国語の異なる顧客ともスムーズにコミュニケーションすることが可能とのことだ。

両社の提携に際し、Gold-iのCEOを務めるTom Higgins氏とconv.rsの共同創業者であるEnis Mehmet氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

conv.rsがMetaTraderを利用したテストベッドとして我々を選択したことを喜ばしく思うと共に、同社のソリューションがMetaTraderを導入する海外FXブローカーの顧客コミュニケーションの質を高めると確信しております。若年世代と取引を行う際、ブローカーは電話やeメールなどの伝統的な手法を用いるのではなく、お客様にとって最も利便性の高い方法を採用することが大切です。conv.rsのサービスは、ブローカーがグローバルにビジネス機会を拡大させることが期待できるほか、近年MetaTraderを導入するブローカーが採用するテクノロジーの中で、最も革新的なものの1つであると信じております。

Tom Higgins, CEO, Gold-i - Gold-iより引用

革新性を発揮し輝かしい実績を誇るGold-iは、市場の追随者としてではなくリーダーになるという我が社のビジョンを共有しております。同社は、MT4やMT5との複雑な統合を十分にサポートしてくれました。

Enis Mehmet, Co-Founder, Conv.rs. - Gold-iより引用

Gold-iはconv.rsと手を組み、顧客にとって快適なコミュニケーションサービスを提供することで、更なる顧客満足度の向上が期待できそうだ。

release date 2020.03.06

出典元:

ニュースコメント

取引の利便性向上を推進する金融サービスプロバイダー

フィンテック革命を背景として、人々のライフスタイルが変容するのに伴い、ミレニアル世代を中心にモバイルを活用した取引スタイルが選好されるなど、トレーダーの行動様式も変化を遂げている。このような市場環境下において、Gold-iが顧客コミュニケーションサービスの向上に寄与するソリューションを提供する以外にも、多くの金融サービスプロバイダーが、投資家の利便性向上を図るサービスを開発している状況だ。例えば、ATFXが生体認証を活用した取引口座開設サービスを開始し、デジタルエコノミーに即したセキュリティ基準をもと、迅速な口座開設を実現させている。また、FXStreetがリアルタイム取引シグナルをリリースしたほか、FXCMがTradingViewと提携し、オールインワンの金融プラットフォームの提供を開始した。今後も海外FXブローカーとフィンテック企業が連携することで、トレーディングエクスペリエンスの向上に繋がる革新的なソリューションが開発されることを期待したい。


Date

作成日

2020.03.06

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

もう国内銀行送金は使えない?法改正で海外FXトレーダーを直撃する3つの入出金リスク

資金決済法の一部改正により、海外FXユーザーの間で、当たり前のように利用されてきた国内銀行送金による入出金が使えなくなる可能性が浮上しています。法改正が海外FXに与えるリスクと現時点で考えられる対策を説明します。
update2025.07.01 19:00

海外FX利用で国内銀行口座の凍結が増加?法改正後の入出金リスクとは

SNS上で海外FXユーザーの銀行口座が凍結されたことが話題になっています。本記事では、SNSで話題の凍結報告の背景を説明するほか、海外FX業界に迫る「本当の入出金危機」と今後の備えについて解説します。
update2025.07.09 19:00

海外FX業者Exnessへの入出金で​​銀行口座が凍結されるケースが発生

海外FX業者のExness(エクスネス)で国内銀行送金による入出金を行ったことをきっかけに、銀行口座が凍結されるケースがSNS上で話題になっています。SNS上では銀行送金2によるものとの声が見受けられますが、凍結の原因は収納代行業者と想定されます。
update2025.05.09 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXの入出金ルート封鎖が加速しており、SNS上では「銀行口座が凍結された」といった投稿も見られます。そんな中、注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXに仮想通貨で入出金する方法や、仮想通貨送金時の注意点などを解説します。
update2025.07.15 19:00

GMOコインからBybitに送金してみた!送金手数料や最低送金額なども解説

Myforex編集部では、GMOコインからBybit(バイビット)に仮想通貨を送金してみました。この記事では、実際に送金してみた経験などを交えながら、送金手順やおすすめの送金通貨、トラベルルールの対応状況などを紹介します。
update2025.06.10 20:00

SBI VCトレードからBybitに送金してみた!手数料や送金時間も解説

Myforex編集部では、国内取引所のSBI VCトレードからBybitに仮想通貨を送金してみました。本記事では、送金手順や手数料、送金時間などを紹介します。
update2025.06.11 19:30

海外FXに「兵糧攻め」、bitbank・エポスの利用規制で仮想通貨送金にさらに注目集まる

bitbankが利用規約を一部改定し、今後は海外FXへの直接送金が難しくなりました。エポスカードもFXの利用停止を発表したほか、国内銀行口座の凍結事例も増加しています。こうした背景から、海外FXユーザーは入出金経路の見直しが急務となっています。
update2025.07.04 19:00

スマホ用MT5でZigZagが使える!iOS版に平均足ほか新機能が複数追加

iOS版MT5に待望の新機能が複数追加されたことにより、平均足チャート、ZigZag、マーケットプロファイルの実装に加え、データウィンドウ強化や取引レポート機能など視認性と操作性が向上しました。アップデート内容とトレードスタイルごとの活用例などを紹介していきます。
update2025.07.09 19:30

FXONが「Nintendo Switch 2 争奪キャンペーン」を開催!入金&取引で豪華賞品をプレゼント

FXONが「Nintendo Switch 2 争奪キャンペーン」の開催を発表しました。本キャンペーンでは「Switch 2」のほか、豪華賞品が抽選でプレゼントされます。取引を重ねるごとに抽選権利がもらえる仕組みで、取引するほど当選確率がアップします。
update2025.07.16 19:00

Exnessでスワップフリーが突如剥奪されるバグ発生、対象者には補償予定

海外FX業者のExnessで突如スワップフリーが剥奪されたとするXの投稿が注目を集めています。Exnessはシステムのバグが原因と説明しており、スワップが発生したユーザーに対して補償する方針を示しています。
update2025.07.18 19:00
youtube youtube

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル