Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

依然としてリブラへの対応を模索するEU

依然としてリブラへの対応を模索するEU

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:28
依然としてリブラへの対応を模索するEU

update 2021.08.31 15:28

情報不足によりその法的な立場を判断できず

欧州委員会(European Commission, EC)の副委員長であるValdis Dombrovskis氏は、EU(欧州連合)によるFacebook(フェイスブック)のリブラ(Libra)への対応が未だ検討段階にあることを明らかにした。[1]

公開されたメモによると、欧州委員会はリブラに関する十分な情報を得られないため、その法的な立場を判断できずにいるという。当局はLibra Associationに対してその決済エコシステムおよびステーブルコインに関する情報を繰り返し求めているが、既存のEU法との関係性を判断するには、更なる検討が必要なことを示唆している。またDombrovskis氏は、リブラが進行中のプロジェクトであることを指摘し、その性質を正確に把握するには時期尚早であると言及した。

昨年6月にプロジェクトのローンチが発表された後、リブラは各国政府の厳しい批判に晒され、その安全性が確認されるまで開発活動を停止するよう命じられている。また、FacebookのCEOであるザッカーバーグは公聴会でリブラに関して証言し、規制に準拠できなければ、運営団体のLibra Associationから同社が撤退することを公言した。これに加え、Facebookはリブラの詳細を求めるFCAに協力するなど、欧州各国の規制当局にも敵対する意思がないことを示しているようだ。

一方でDombrovskis氏は、昨年末に欧州委員会がステーブルコインを取り締まることを宣言した通り、リブラおよびその他仮想通貨プロジェクトに対する規制の策定を早急に取り組んでいる事実を伝えた。仮想通貨の脅威は直ぐそこまで迫ってきているが、EUは最終的にどのような判断を下すのか、今後も同地域での展開に注目していきたい。

release date 2020.02.21

出典元:

ニュースコメント

仮想通貨の利用促進に動き出すEU

EUは世界的なステーブルコインの登場によるリスクへ備える一方、リブラに対抗する独自仮想通貨の発行を検討するなど、仮想通貨の利便性を認めた上で、その利用を促進するような動きを見せている。特に昨年末、中国人民銀行(People's Bank of China)が中央銀行発行の独自デジタル通貨(Central Bank Digital Currency, CBDC)の研究開発を進めていることが報道されて以来、欧州でも仮想通貨の実利用に向けた取り組みが流動的になりつつあるようだ。現在、EUではTIPS(Target Instant Payment Settlement)と呼ばれる欧州圏内でのリアルタイム決済システムや、デジタルユーロなどの複数のプロジェクトが走っており、仮想通貨やブロックチェーン技術の利用を可能にする具体的な議論が進んでいるという。これらを実現するためには、欧州全体で仮想通貨を規制する枠組みが必須だと言えるが、今後EUがイニシアチブを取りこの課題解決に尽力することに期待したい。


Date

作成日

2020.02.21

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

JPYCで海外FXに入金してみた!試してわかったメリット・デメリット

海外FXにおける国内銀行送金や銀行口座凍結のリスクが高まる中、新たな入出金手段として日本円建てステーブルコインのJPYCが注目を集めています。本記事では、実際にJPYCを発行して海外FXへ入金するまでの手順や、試してわかったメリット・デメリットなどを紹介します。
update2026.01.08 19:00

【実測】海外FXのゴールドスプレッドを徹底比較|データで分かった「狭い」だけではダメな理由

Myforex編集部では2026年、今ゴールドのスプレッドが一番狭い海外FX業者はどこなのか調査しました。XMTradingやExnessなど人気5社を含めて実測値を比較。平均値だけでなく早朝や指標時の「スプレッド拡大」も徹底検証しています。
update2026.01.16 19:00

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応!出金の優先順位に注意

XMTradingが仮想通貨での利益の出金に対応しました。ただし、従来通り出金の優先順位に従って、入金分を先に出金しなければ利益を出金することはできません。本記事では、対応している仮想通貨や出金する際の注意点を説明します。
update2026.01.09 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

【まだ間に合う】HFMが「2026年新春メガ運試し」を2月末まで開催!

HFMが賞金総額1,800万円規模の新春プロモーション「2026年新春メガ運試し」を開催しました。取引量に応じて抽選権が付与され、条件を満たせば最低7,500円相当の現金を獲得できます。本記事では、キャンペーンの条件や参加時の注意点を説明します。
update2026.01.23 19:30

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル