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FXOpen UK、MT5上でECN及び銀行間流動性供給サービスを開始

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update 2022.06.22 17:23
FXOpen UK、MT5上でECN及び銀行間流動性供給サービスを開始

update 2022.06.22 17:23

革新的なテクノロジーや公正かつ透明な取引サービスを提供

セントクリストファー・ネーヴィスを拠点とする海外FXブローカーFXOpen(本社:P.O.Box 590, Springates East, Government Road, Charlestown, Nevis[1])の英国法人であるFXOpen UKは、ユーザーエクスペリエンスの向上を図るべく、ロシアのソフトウェア会社MetaQuotes Software Corp.【以下、MetaQuotesと称す】が開発したMetaTrader5【以下、MT5と称す】取引プラットフォーム上で、ECN方式の取引及びインターバンク市場を通じた流動性供給サービスを開始したことを発表した。

これにより、FXOpen UKの顧客は、ヘッジングやネッティングなどMT5に付帯する多彩な機能を利用できるほか、ファンダメンタルズ分析や為替レートの値動き予測などに寄与する経済指標カレンダーや投資関連ニュースを閲覧することが可能になるという。また、同社がリリースしたMT5には取引を自動化するロボットが搭載されていることに加え、端末データを仮想上にコピーすることにより、コンピューターの電源が切られたとしても、日夜稼働する環境を構築できるとのことだ。

MT5を活用した新サービスのリリースに際し、FXOpen UKのCOOであるGary Thomson氏は以下のようにコメントしている。

我々は、MT5上でECN取引と銀行間の流動性供給サービスを開始することを喜ばしく思っております。MT5のような革新的な取引ツールを利用することで、我が社はヘッジングやネッティングなどに加え、EA(自動売買ツール)作成機能を搭載した柔軟性のある取引サービスを提供することが可能になります。我々はお客様重視の姿勢を貫くことを誇りに思っており、今後も革新的なテクノロジーや公正かつ透明な取引サービスを提供し、最高クラスの取引環境を整備することにコミットします。

Gary Thomson, Chief Operating Officer at FXOpen UK - MetaTrader5より引用

なお、FXOpen UK以外にも、B.I.C MarketsがMT5を導入したほか、TradeviewがMT5上で米株取引を開始するなど、多くの海外FXブローカーがMetaTraderシリーズの最新版であるMT5を活用したサービス展開を図っている。そして今回、FXOpen UKがMT5上でニーズの高いECNや流動性供給サービスを強化することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.12.10

出典元:

ニュースコメント

透明性と安心性を武器にするFXOpen UK

2005年にトレーダー集団によって設立されたFXOpenは、FCA規制下において、ECNやSTP、マイクロ、仮想通貨口座を提供し、個人投資家に対しては最大レバレッジ30倍、プロフェッショナルトレーダー向けには最大レバレッジ500倍の取引サービスを提供する海外FXブローカーだ。スプレッドは0pipsからと非常にタイト化させ、多様な入出金オプションを用意するなど、充実した顧客サービスを展開している。既にFXOpenもMT5向けのECN口座をリリースしていることから、グループ全体でECN方式を用いた透明性の高い取引サービスを提供していく意向であると推察される。他方で、FXOpen UKが提供するECN口座は、50種類以上のFX通貨ペアやコモディティ、CFDなど多岐に亘る金融商品を取引でき、最低預入金額は300ドル、最小ロットサイズは0.01ロットと少額投資が可能なほか、スキャルピングや高頻度取引(HFT)に対応した取引システムとなっている。また、同社は顧客資産を適切に分別管理すると共に、英国金融サービス補償機構(FSCS)より資産のうち50,000ポンドまで保護される仕組みを導入しており、透明性や安心性を武器にした海外FXブローカーの一つといえそうだ。


Date

作成日

2019.12.10

Update

最終更新

2022.06.22

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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