Select Language

先着50名!完走すれば

必ずアマギフGET

米銀行のQuontic、仮想通貨関連企業との協業に合意

米銀行のQuontic、仮想通貨関連企業との協業に合意

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:30
米銀行のQuontic、仮想通貨関連企業との協業に合意

update 2021.08.31 15:30

将来的な規制緩和を見越して市場への早期参入を果たす

米国のニューヨーク市に拠点を置く銀行のQuontic Bank(本社:31-05 Broadway, Astoria, NY 11106[1])【以下、Quonticと称す】が、仮想通貨関連企業との協業に合意したことが報道によって明らかになった。[2]

Quonticは4億2,000万ドルの資産を保有する小規模な銀行だが、数週間前にあるビットコイン(Bitcoin)ATM企業の当座預金口座を開設しており、既に別の仮想通貨関連企業とも交渉中の状況にあるという。米国の規制環境が銀行と仮想通貨関連企業の連携に適したものではないが、今回、協業の決断に至った理由に関してQuonticのCEOであるSteve Schnall氏は、早期に行動をとることが同社にとって有利に働くと考えたと語っている。Quonticは事業を多角化することで仮想通貨業界の顧客を獲得し、同社が信頼できる銀行パートナーとしての業界での立ち位置を確立する狙いがあるようだ。

更にSchnall氏は、Quonticの取り組みについて以下のようにコメントしている。

規制環境がより仮想通貨に適したものになることを見越して我社は対策を講じているだけなのです。仮想通貨市場に参入することにより、サービスおよび顧客を多様化できればと思っています。

Steve Schnall, CEO of Quontic - CoinDeskより引用

米国の金融機関はKYC(顧客確認)やAML(マネーロンダリング防止)の観点から、仮想通貨業界のクライアントを受け入れることにリスクを感じており、その他にも市場操作や違法行為を懸念して業界との関わりを控えている模様だ。実際にQuonticも過去にビットコインATM企業がアプローチした際、クライアントとしての受け入れを拒否し、その後1年を準備期間に充てている。仮想通貨関連企業との協業のためには、大量の事務処理と徹底的なKYCやAMLが必須であり、それを行わなければICO(イニシャルコインオファリング)などにより調達した資金を見逃す可能性があるという。

CEOのSchnall氏は2015年にビットコインを75ドルで購入して以来、Quonticの従業員に仮想通貨に関する教育を行うなど、積極的に業界に関わってきている。一時期、従業員には少量のビットコインを配布することで仮想通貨への関心を促し、社内ではCIO(Chief Innovation Officer)のPatrick Sell氏をはじめとする幹部が仮想通貨市場に深い理解を示しているようだ。Schnall氏はビットコインを送金コスト削減のメリットがある総合的なソリューションだと捉えているようだが、どのような動きに出るのか、今後、同社の動向には注目していきたい。

release date 2019.08.12

出典元:

ニュースコメント

進まない銀行業界の仮想通貨導入

QuonticのSchenall氏が提唱する通り、仮想通貨の導入は送金コストを大幅に削減することが可能なことから、小規模な銀行にとっては有効かつ魅力的なソリューションだと言えるだろう。日本でも大手インターネット企業のSBIがそこに目をつけ、国内の銀行向けにリップル(Ripple)の技術を利用するプラットフォーム構築を目的とした内外為替一元化コンソーシアムを立ち上げており、これまで地方銀行を中心とした61社がメンバー企業として参加していた。しかしながら、最近、一向に進まないプロジェクトの進捗に業を煮やして、りそな銀行はリップル社と連携した送金アプリ開発から撤退し、その後も千葉銀行や伊予銀行、十六銀行を含む11社が一気に脱退し、コンソーシアムの継続に暗雲が立ち込めている。中東のイランでは中央銀行が仮想通貨を違法であると明言していることから、仮想通貨トレーダーの納税が滞る事態が発生したが、銀行業界はブロックチェーンテクノロジーの統合に踏み切ることができるのか、今後の進展に期待したい。


Date

作成日

2019.08.12

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

海外FXで出金できなくなる?2026年6月のクロスボーダー収納代行規制に伴いトレーダーがとるべき対策とは

海外FXで出金できなくなるリスクが高い人について説明します。2026年施行の「クロスボーダー収納代行規制」により、これまで通りの国内銀行送金による出金が難しくなるとみられています。本記事では出金リスクを抑える方法もご紹介します。
update2026.03.30 19:00

海外FXの国内銀行出金は6月以降も使える?改正資金決済法の施行で何が変わるのか

2026年6月1日に改正資金決済法が施行されたことで、ユーザーの間では「いよいよ出金できなくなるのでは?」と不安が広がっています。本記事では、改正資金決済法の施行が海外FXに与える影響や、6月以降も国内銀行送金が使えるのかを解説します。
update2026.06.10 19:00

海外FXに仮想通貨で入出金する方法は?規制強化で仮想通貨送金が最適解か

海外FXにおける国内銀行送金のリスクが高まっており、海外FXユーザーは入出金手段の見直しを迫られています。そんな中、代替手段として注目を集めているのが仮想通貨での入出金です。この記事では、海外FXとの仮想通貨入出金の方法や送金ルート、注意点などを解説します。
update2026.06.02 19:00

「海外FXは終わり」は誤解!規制後もトレードを続けるには

海外FXが終わりといわれている背景には法改正によるクロスボーダー収納代行規制があります。たしかに規制によって国内銀行送金による入出金は難しくなるとみられていますが、海外FXというサービス自体が終わるわけではありません。本記事では、今後も海外FXを使い続けるために最低限やっておくべき準備について解説します。
update2026.06.01 19:00

HFMへ仮想通貨入金してみた!早い・安い・簡単の三拍子ルートを検証

HFMへ早く・安く・簡単に仮想通貨入金するならXRPがおすすめです。実際の操作画面の画像付きで最短1分・手数料数十円の入金方法を分かりやすく解説します。リアルな感想もぜひ参考にしてください。
update2026.04.16 19:00

PeskaがUSDTでの入出金に対応!仮想通貨取引所・個人ウォレットへの送金が可能に

PeskaがUSDTによる入出金に対応しました。2026年6月に改正資金決済法が施行されたことで、海外FXユーザーの間では規制によって、「国内銀行送金を利用できなくなるのでは」という懸念が広がっていました。PeskaがUSDTに対応した背景には、こうしたユーザーの懸念を払拭する狙いがあるとみられます。本記事では、PeskaでUSDT送金を利用する際の条件や注意点を解説します。
update2026.06.15 19:00

HFMがKATANA(カタナ)口座をリリース!Exnessキラーになるか?

HFMがハイスペック口座であるKATANA口座をリリースしました。最大の特徴は、無制限レバレッジと低スプレッドという、2つの要素を兼ね備えている点です。本記事では、KATANA口座のスペック・特徴を解説するほか、ExnessやXMTradingと条件を比較します。
update2026.05.07 19:00

XMTradingのアプリがなくなった!?独自アプリが利用不可に

XMTradingのスマートフォン向け独自アプリが、4月15日から利用できなくなりました。本記事では、今回のXMTradingの独自アプリ廃止に関する詳細のほか、代替手段について説明します。
update2026.04.17 19:00

海外FXに海外取引所経由で入出金できなくなる?仮想通貨の金商法移行で無登録業者への規制が強化

仮想通貨の金商法移行に伴い、金融庁は無登録業者である海外取引所への規制強化を進める見込みとされています。本記事では、金融庁の規制強化の方針や、代替となるウォレット経由の送金ルートなどを紹介します。
update2026.06.09 19:00

海外FXの入出金におすすめの仮想通貨ウォレットは?選び方や注意点も解説

海外FXでの仮想通貨入出金の重要性が高まっています。 ウォレット経由で送金する際、使用するウォレットの選び方にもポイントがあります。本記事では、海外FX入出金におすすめの仮想通貨ウォレットを紹介し、選び方や利用時の注意点なども解説します。
update2026.04.02 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

当社コンテンツの著作権は当社に帰属します。当社が提供する共有機能や、SNSシェアや引用など、適切な範囲でのご利用は歓迎しております。ただし、商用利用や内容改変を伴う転載、当社と競合するサイトへの転載等、不正な再使用はご遠慮ください。なお、当社が不適切または不正な利用と判断した場合、当該コンテンツの削除その他必要な措置を講じる場合があります。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル