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LegacyFX、MT5をリリース

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update 2022.07.15 14:51
LegacyFX、MT5をリリース

update 2022.07.15 14:51

先進的なストラテジーテスターやEAなどを搭載

バヌアツを拠点とする海外FX・CFDブローカーであるLegacyFX(本社:Govant Building, Kumul Highway, P.O.Box 1276 Port Vila, Republic of Vanuatu[1])が、Meta Trader 5【以下、MT5と称す】に対応したデスクトップ版とモバイル版取引プラットフォームをリリースしたことが明らかになった。[2]

金融商品市場指令(Markets in Financial Instruments Directive, MiFID)を準拠するLegacyFXは、キプロス証券取引委員会(Cyprus Securities and Exchange Commission, CySEC)とベラルーシ国立銀行(National Bank of the Republic Belarus)の規制下において、2017年よりブローカレッジサービスを提供している。今回LegacyFXがリリースしたMT5では、最小0.6pipsの狭いスプレッドが適用され、ワンクリックで取引することが可能だという。また、為替レートのアーカイブや先進的ストラテジーテスター、現在値水準の取引量を視覚的に捉えることができるオーダーブックを提供すると共に、各種テクニカルインディケータやグラフィックツール、EA(自動売買ツール)なども搭載されているとのことだ。MT5のリリースに際し、LegacyFXのCEOであるJad Abdelrahman氏は、トレーダーが先進的なテクノロジーや教育的機能が付帯した透明性の高い取引環境の重要性を認識していることを指摘し、高機能なMT5を提供することにより、トレードの世界で重要な要素となっている高速取引の実現が可能になるとコメントしている。

なお、Meta Traderの開発元であるMetaQuotes Software Corp.は、積極的にMeta Traderシリーズの最新版となるMT5の利用を促しており、足元ではCFIがMT4とMT5上で株式CFDを提供を開始した他、GBE BrokersがMT5をリリースするなど、ブローカーの間でも徐々にMT5を導入する企業が増加してきている。そして今回、LegacyFXが最先端の機能が付帯したMT5をリリースし、快適な取引環境を整備することで、更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.07.26

出典元:

ニュースコメント

着実なシェア拡大を続けるMT5

MT5は2010年にMetaQuotesが開発したFXトレーディングプラットフォームである。2005年に開発されたMT4の後継版として開発されたMT5ではあるが、リリースから9年ほど経った今でも市場ではMT4が広く愛用される状況が続いている。MT4は2019年3月をもって一部バージョンが公式サポートの対象外となることが発表されており、開発元であるMetaQuotesはMT5のアップデートを実施し、処理速度の向上や、より多くの言語での利用を可能とするなど、利便性向上を図ることで、MT4利用者のMT5への移行を強力に促している。今回MT5の導入を決定したLegacyFXは2017年に設立され、キプロスの金融監督当局であるCySECから許認可を受ける新興ブローカーだ。同社の知名度は決して高いとは言えず、比較的小規模なブローカーではあるが、透明性の高い取引環境をモットーとし、ウェブサイトのトップページにサポート窓口の電話番号を大きく掲載するなど、ヨーロッパに拠点を置くブローカーとしては珍しく、手厚いサポート体制が特徴となっている。今回のLegacyFXでのMT5導入により、同社の知名度が更に向上し、サービス利用者が増加することでFX市場全体が活性化されることに期待したい。


Date

作成日

2019.07.26

Update

最終更新

2022.07.15

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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