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テクノロジープロバイダーFXCubic、Tradesocioと提携

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update 2022.07.19 17:06
テクノロジープロバイダーFXCubic、Tradesocioと提携

update 2022.07.19 17:06

Tradesocioネットワークに加入し取引拡大を模索

英国・ロンドンを拠点とするテクノロジープロバイダーであるFXCubic(本社:1st Floor, 3 More London Riverside, London, SE1 2RE[1])は、シンガポールを拠点とするフィンテック企業であるTradesocio(本社:38-01, Suntec Tower Three, 8 Temasek Boulevard, Singapore, 038988[2])とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。[3]

FXCubicはFXやCFDブローカー向けにブリッジ(流動性仲介)やアグリゲーション、リスク・マネージメントなどのプライシングやオーダールーティングサービスを提供しており、競争が激しいフィンテック業界においては新規参入組となる。一方Tradesocioは、ブローカーや投資家、ファンドマネージャー、IB(イントロデューシング・ブローカー)などが参加する統合型プラットフォームを構築し、投資サービスの提供や管理、アクセスといった一連の投資プロセス遂行を効率化するソリューションを提供するテクノロジープロバイダーだ。また、同社はインドにテクノロジーセンターを設ける他、キプロスに駐在員事務所を開設している。

両社の提携に際し、FXCubicのCEOであるEge Kozan氏とTradesocioのCEOを務めるWael Salem氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

多くのテクノロジープロバイダーや金融機関が参加するグローバルネットワークであるTradesocioのマーケットプレイスに加わることを大変喜ばしく思っております。今回の提携は、我が社の専門性と有力な金融機関を結びつける大きな機会になると考えております。

Ege Kozan, CEO of FXCubic - FXCubicより引用

今回の提携を通じ、リクイディティやアグリゲーション(流動性集約)分野において高い専門性を有するFXCubicのようなフィンテック企業が、我が社のマーケットプレイスに加わることを歓迎いたします。金融機関にとっては、フィンテック企業の選択肢が拡大することになります。

Wael Salem, CEO of Tradesocio - FXCubicより引用

なお2018年6月に、FXCubicはSpotwareと提携し、2019年4月に、FXCubicはGMIと提携しており、定評のある流動性集約・仲介システムを提供することで積極的に取引拡大を図っている状況である。そして今回、多数の金融機関が集うマーケットプレイスを提供するTradesocioと手を組むことで、FXCubicにとっては更なる顧客取引の拡大が期待できそうだ。

release date 2019.06.28

出典元:

ニュースコメント

リクイディティの向上でさらなる顧客獲得が期待される

Tradesocioは2015年に設立され、キプロス、シンガポール、インドに拠点を置きソーシャルトレーディング向けのプラットフォームの設計、開発を行うフィンテック企業だ。一方のFX Cubicは英国・ロンドンを拠点とするテクノロジープロバイダーであり、同社の誇るリクイディティ・アグリゲーション(流動性集約機能)及びブリッジテクノロジー(流動性仲介機能)を通して、ブローカーなどの金融機関へ高いリクイディティを供給することが可能となっている。世界的にFX業界への規制強化が行われ、取引量が減少する流れの中、個人投資家がCFD取引でブローカーに支払う手数料が減少していることから、Tradesocioを始めとしたソーシャルトレーディング提供業者にとっても、個人投資家を惹きつける魅力的な取引環境の開発が急務となっている。今回、Tradesocioはパートナーシップを結んだことで、FX Cubicの優れた技術を駆使し、コストパフォーマンスが向上するソリューションの獲得が期待される。規制強化や業者間の過当競争により顧客獲得においてブローカーの創意工夫が求められる昨今、Tradesocioがこの状況をどのように乗り越えていくか、今後の活躍に注目したい。


Date

作成日

2019.06.28

Update

最終更新

2022.07.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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