Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

ユーレックスOTCクリアにバークレイズが加入

ユーレックスOTCクリアにバークレイズが加入

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:26
ユーレックスOTCクリアにバークレイズが加入

update 2021.08.31 15:26

需要高まる米国デリバティブ清算サービス拡充を模索

ドイツ取引所の発表によると、傘下にある世界有数のデリバティブ取引所Eurex(本社:Mergenthalerallee 61 65760 Exchborn[1])【以下、ユーレックス】が店頭デリバティブ取引の中央清算サービスとして提供するユーレックスOTCクリアに、英国拠点のグローバル投資銀行Barclays(本社:1 Churchill Place London E14 5HP[2])【以下、バークレイズと称す】が清算会員として加わったことが明らかとなった。[3]

ユーレックスは2019年1月に、同社初となる米国人顧客を対象としたスワップ取引の清算処理を成功裏に完了させ、米国で清算取引ネットワークの拡充を図っている状況だ。そのような中、バークレイズがユーレックスOTCクリアに加入したことは、ユーレックスの米国における拡大戦略を後押しする形になることを意味するであろう。一方でバークレイズは、米商品先物取引委員会(Commodities and Futures Trading Commission)【以下、CFTCと称す】登録下の先物取次業者(Futures Commission Merchant)【以下、FCMと称す】として、ユーレックスの店頭デリバティブ取引清算サービスを提供する初の欧州銀行であり、既に最初の清算取引を完了させたとのことだ。

今回の事案に関し、ユーレックスのアメリカ市場債券セールスヘッドを務めるTim Gits氏とバークレイズのアメリカADS部門ヘッドであるStephen Li氏は、それぞれ以下のようにコメントしている。

バークレイズがユーレックスOTCクリアに加入したことは、米国での事業拡大を図る我が社にとって大きな前進であると共に、米国においてデリバティブ関連の清算業務に対し関心が高まっている証しでもあります。我が社が2018年後半にCFTCより認可を取得して以来、多くのFCM及び顧客から店頭デリバティブ清算サービスに対する非常に強い需要を確認しております。

Tim Gits, Head of Fixed Income Sales Americas at Eurex - Eurex Exchangeより引用

我々は米国においてユーレックスOTCクリアに加入したことを喜ばしく思っております。このことは、お客様にユーロ建て金利スワップ取引の清算に関して新たな選択肢を提供し、お客様のニーズを満たすオルタナティブ関連のリクイディティ・プールサービスを提供するという我が社のコミットメントも示しております。

Stephen Li, Head of ADS Americas of Barclays - Eurex Exchangeより引用

なお、2019年第1四半期には米国を拠点とするFCMとしてシティグループ(Citigroup)が、ユーレックスを通じた清算サービスの提供を開始した。加えて、スワップ執行ファシリティ(Swap Execution Facilities,電子取引基盤)であるブルームバーグ(Bloomberg)やトレードウェブ(Tradeweb)もユーレックスOTCクリアと連携し、ユーレックスへダイレクトにスワップ注文を流す体制を構築しており、米国におけるデリバティブ清算サービスに対する高い需要がうかがえる。そして今回、世界有数の投資銀行であるバークレイズがユーレックスOTCクリアに加入したことで、ユーレックスは更なる顧客取引の拡大が期待できるであろう。

release date 2019.06.14

出典元:

ニュースコメント

先駆的なサービス展開を行うバークレイズ

バークレイズは1728年に創業した英国発祥の総合金融機関であり、銀行事業をメインに、証券事業、カード事業、保険業など幅広い事業を手がけている。英国を基盤としながら世界40か国以上の国々でグローバルに活躍しており、日本においてもバークレイズ証券、バークレイズ銀行東京支店、バークレイズ投信投資顧問として事業を展開する。2008年の世界金融危機にて破綻したリーマン・ブラザーズの北米事業を買収して以来、特に米国での事業を拡大させており、この度のユーレックスOTCへの参加によって、米国で需要の高まりつつあるOTCクリアリング事業をさらに強化していく意向のようだ。バークレイズは投資会社と共同でブロックチェーンスタートアップ企業を設立し、6億円超を調達するなど、先駆的なテクノロジーの開発にも熱心なことで知られ、同社の動向は常に市場から注目を集めている。ユーレックスとしてもこれまで基盤としてきた欧州市場の次なる市場として米国市場にて業績拡大を行う上で、バークレイズとの提携で得られるメリットは大きく、両社にとって非常に合理的な判断だと言えるであろう。業界をリードする両社の協働による今後のさらなる発展に期待したい。


Date

作成日

2019.06.14

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

arrow
プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

【話題】XMTradingが完全終了?利用者がいま押さえるべきポイントとは

2025年12月の半ば頃から、日本で最も知名度の高い海外FXブローカー「XMTrading」が、凋落の一途を辿る可能性を示唆する投稿がX上で突如話題となり、議論が巻き起こっています。当サイトMyforexは過度な不安視は不要と考えます。本記事ではその理由を説明します。
update2025.12.23 19:00

bitwallet利用で国内銀行口座が凍結?将来的に出金できなくなるリスクあり

2025年12月現在、bitwalletの入出金が直接的な理由となって、国内銀行口座が凍結されたと断定できる情報は確認されていません。しかし、海外FX業者と国内銀行を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、「これまで問題がなかったから今後もbitwalletは安全」とは言い切れない状況になっています。本記事では改正された資金決済法がbitwalletに与える影響や将来的なリスクについて説明します。
update2025.12.29 19:00

海外FXとの仮想通貨入出金にはBitgetがおすすめ!FXトレーダーに最適なBitgetの使い方

海外FXの入出金に使われる国内銀行送金が以前より使いにくくなっていることを受け、仮想通貨での入出金が注目を集めています。本記事では、仮想通貨送金をするならBitgetがおすすめの理由や、海外FXユーザーに最適なBitgetの使い方を紹介します。
update2025.12.12 19:00

Bybitが日本向けサービス終了を発表!日本撤退で海外FXユーザーにも影響大か?

Bybit(バイビット)が2025年12月22日、日本居住者向けのサービス提供を段階的に終了すると発表しました。本記事ではBybitの発表内容や、仮想通貨入出金を利用する海外FXユーザーへの影響、Bybitの代わりとなる送金ルートなどを解説します。
update2025.12.24 19:00

XMTradingがロイヤルティプログラムを改悪?ステータスが下がったユーザーも

海外FX業者のXMTradingがロイヤルティプログラムの条件を変更しました。本記事では、変更前と変更後の条件を比較するほか、他社のポイントプログラムとも比較して、今回の変更が改悪といえるのかどうか説明します。
update2025.12.16 19:00

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

USDC対応状況を徹底比較!ERC20・BEP20・SPLが使える海外FX業者まとめ

USDCは海外FX業者への入出金手段として注目を集めていますが、対応ネットワークや出金ルールは業者ごとに異なります。本記事では、ERC20・BEP20・SPLの対応状況、USDCでの利益出金可否、最低入金額を整理するほか、USDC送金時の注意点を解説します。
update2025.12.22 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル