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ズールトレード、エキサイトワンと提携

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update 2021.08.31 15:26
ズールトレード、エキサイトワンと提携

update 2021.08.31 15:26

新たなコピートレードサービスを提供する意向

ソーシャルトレーディングサービスを提供するZuluTrade(本社:185 45 Piraeus, 14 Akti Kondili Athens, Greece[1])【以下、ズールトレードと称す】は4月9日、メディア事業やブロードバンド事業などを手掛けるインターネット総合会社エキサイト株式会社傘下にてFX関連サービスを提供するエキサイトワン株式会社(本社:東京都港区南麻布3-20-1 Daiwa麻布テラス4階[2])【以下、エキサイトワンと称す】とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

今回のパートナー契約を通じ、両社はMacaso【以下、マカソと称す】と呼ばれるズールトレードのテクノロジーを全面的に活用した新たなコピートレードサービスを提供する意向である。これによりエキサイトワンの顧客は、ズールトレードのコピートレードツールを利用する全てのトレーダーにアクセスすることができるようになる見通しだ。

現在150社以上のブローカーが、ズールトレードのコピートレードソリューションを導入し、200万人ほどのトレーダーが利用している状況とのことである。ズールトレードのユーザーは、世界中のトレーダーが用いる投資戦略にアクセスができ、トレーダーの行動特性やリスク許容度など様々な項目に基づいて、自身の投資ニーズに最適な投資戦略をフォローすることができるという。

これまでに多くの欧米ブローカーが、日本のリテールFX市場の開拓を試みてきたが、日本地盤のブローカーを買収する以外には十分な市場開拓を果たせていない状況であった。そのような環境下においても、ズールトレードは2014年に、後にズールトレードジャパンへと社名変更を行ったMarket Crew Investment Advisorを買収したことを皮切りに、カブドットコム証券など複数の日本企業と強固な関係性を構築し、日本で確固たる地位を確立する数少ない企業の1社と言えよう。なお、ズールトレードが日本地盤のブローカーと協働する初めての案件であったArena FX【以下、アリーナFXと称す】は、2017年にエキサイトワンに買収されている。協働事案を手掛けて以降、ズールトレードとエキサイトワンは画期的なコピートレードソリューションの開発を模索していたが、今回それを実現させる形でマカソの提供に漕ぎつけたことになる。

コピートレードはグローバルベースで急速に人気が高まっているトレード手法であり、Spotwareのコピートレード用プラットフォームであるcTrader Copyの利用拡大が進んでいる模様でもある。今回ズールトレードはエキサイトワンと手を組み、革新的なコピートレードソリューションを提供することで、更なる顧客利用の拡大が期待できよう。

release date 2019.04.10

出典元:

ニュースコメント

エキサイトワンが提供するマカソ

マカソとは、新世代FXフォロートレードとして提供しているサービスで、ユーザーは、実績と経験のあるマカソムリエと呼ばれる優秀なトレーダーやロボット(売買プログラム)をフォロー(選択)して、自動売買を始められるシステムトレードだ。マカソムリエには、世界中で3万人を超える中から、優秀な実績を残す選ばれたトレーダーやロボットが登録されており、ユーザーは自分好みのトレードスタイルを自由にカスタマイズすることができる。また、マカソのサービスは投資経験の浅い投資初心者やFXの時間が取れないユーザー向けに展開しており、経験者でなくても気軽にトレードが行えるようにシンプルで使いやすい設計となっている。今回、エキサイトワンとズールートレードが提携したことによって、マカソのユーザーはより多くの選択肢を得る恩恵を受けることになるだろう。新たな顧客層を拡大していく両社が、今後日本国内のコピートレード市場をどのように牽引していくか注目していきたい。


Date

作成日

2019.04.10

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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