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Seed CX、新たな取扱い通貨ペアを追加

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update 2021.08.31 15:26
Seed CX、新たな取扱い通貨ペアを追加

update 2021.08.31 15:26

向こう数か月後に仮想通貨通貨ペアを追加する意向

機関投資家向け仮想通貨取引所を運営するSeed CXは3月19日、新たな取扱い通貨ペアとしてビットコインキャッシュ(BCH/USD)とライトコイン(LTC/USD)の2通貨ペアを追加したことを発表した。

この度の取扱い通貨ペアの追加は、Seed CXが初めて仮想通貨スポット取引サービスの提供を開始することを発表してから僅か数か月後の実現となっており、このことからもSeed CXが継続的に取扱い商品を拡充し顧客サービスの充実化を図っていることが伺える。

新たな取扱い通貨ペアを追加したことに際し、Seed CXの共同創業者兼CEOであるEdward Woodford氏は以下のようにコメントしている。

我々は新たにビットコインキャッシュとライトコインの取扱いを始められることを大変喜ばしく思っております。我が社は向こう数か月後にも更なる仮想通貨通貨ペアの提供を続けていく計画であり、機関投資家のお客様の需要に的確に応えるべく、高いセキュリティと先進的なテクノロジーを活用したインフラが整った取引所にて、多岐に亘る取引商品を提供していく意向であります。

Edward Woodford, CEO of Seed CX - Mediumより引用

Seed CXは、2016年に機関投資家向けに特化した形の仮想通貨取引サービスを提供する最初で唯一の仮想通貨取引所の運営を開始したと強調している。またSeed CXの仮想通貨取引所は、利便性の高い取引所ウォレットの提供も行っているとのことだ。なおSeed CXが注力する機関投資家を対象とした仮想通貨取引サービス分野は、足元リヒテンシュタインのBank Frick & Co. AG(本社:Landstrasse 14 9496 Balzers Liechtenstein[1])が機関投資家向け仮想通貨取引サービスを開始するなど、現在非常に競争の激しさが増している。一方で多数の誇大広告に踊らされた個人投資家は着実に仮想通貨市場から去っている状況でもある。

Seed CXは、競争が激化する中でも機関投資家のニーズを汲み取り、今後も様々な取引商品を提供し顧客満足度の向上を図ることで、一層の顧客取引の拡大を期待できそうだ。

release date 2019.03.20

出典元:

ニュースコメント

SeedCX、顧客拡大への期待

米国シカゴを本拠地とするSeed CXは、2015年の設立より、機関投資家向けに仮想通貨を中心としたデジタル資産を取引するためのプラットフォームを提供してきた。Seed CXは、スタート時より着実に取引通貨ペアをの拡充を進めているが、米国において様々な取引を行うにあたってのライセンスを取得し、変動の多い各種規制にも安全な取引を実現するために適宜対応しているとのことだ。モルガン・スタンレーによると、機関投資家による仮想通貨投資が急増していることが明らかになっており、Seed CXもその一助を担っていることは間違いないだろう。またCEOのEdward Woodford氏によると、近い将来、日本円の取り扱いも視野にあるとのことで、更なる市場への貢献に期待が高まるばかりだ。日本においては仮想通貨の取り扱いにおいて厳しい規制があるため、そこが課題となることが予測されるが、今後日本のヘッジファンドや仮想通貨関連企業との提携にも期待したい。


Date

作成日

2019.03.20

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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