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PrimeXM、エクイニクスのLD6を活用しインフラを強化

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update 2022.05.12 15:55
PrimeXM、エクイニクスのLD6を活用しインフラを強化

update 2022.05.12 15:55

低レイテンシーのインフラの活用が可能に

最先端のアグリゲーションソフトウェアの提供とリクイディティプロバイダーへのアクセスサービスを手掛けるPrimeXM(本社:First Floor, Kaminion 1, 4100, Agios Athanasios, Limassol, Cyprus[1])は、インターコネクション(相互接続)とコロケーションサービスのグローバルリーダーであるエクイニクス(本社:One Lagoon Drive, Redwood City, CA 94065[2])が運営するロンドンのデーターセンターLD6を活用し、インフラの強化を図っている。

LD6データーセンターは、LD4データーセンターの相向かいに位置し、数百に及ぶダークファイバーリンクを介して相互接続されており、抜群の安定性とコネクティビティを誇ることから、顧客からの利用需要が高まっている。PrimeXMは、Equinixとパートナシップ契約を締結しLD6データーセンターを活用することで、欧州証券市場監督局(The European Securities and Markets Authority, ESMA)が主導する第2次金融商品市場指令(Markets in Financial Instruments Directive, MiFIDⅡ)が求める技術水準を満たすと共に、ターンキー時刻同期ソリューションを導入することができるようになる。また、PrimeXMのXCoreとホスティングサービスを利用する顧客は、追加費用をかけずにMiFIDⅡの規制基準を満たすことが可能となるほか、低レイテンシーのインフラを活用することができる。

PrimeXMのCEOであるCristian Vlasceanu氏は、以下のようにコメントしている。

我々は常日頃より、世界で最も安全性の高いデーターセンターを活用し、お客様に最適で、なおかつフレキシブル性と信頼性を兼ね備えたホスティングとコネクティビティサービスを提供しております。

Cristian Vlacceanu, CEO of PrimeXM - FinanceMagnatesより引用

PrimeXMは、過去10年以上にわたり、300を超える金融機関にコネクティビティブリッジサービスを提供するブリッジブローカー(FXブローカーがリクイディティプロバイダーに注文を出す際の仲介ブローカー)として多くの信頼と賞を獲得してきている。また、他の競合とは異なり、自社の専門家チームが全てのインフラの運用・管理を手掛けると共に、顧客へエンドツーエンドサービスを提供している。加えて、ロンドン(LD4)と東京(TY3)のデーターセンター間の相互接続通信ラインをアップグレードさせており、PrimeXMによると、同社のXCoreエコシステムのRTT(Round Trip Time, 往復遅延時間)は155ms(ミリ秒)まで高速化されている。

PrimeXMのLD6データーセンターを活用した自社インフラの高度化は、テクノロジープロバイダーとして、そして、コネクティビティサービスを提供するエキスパート集団として、安定的に成長を遂げている証しといえるだろう。SLA(Service Level Agreement,通信サービスの品質保証)のもと、類のない99.999%のシステム稼働と革新性と卓越した技術力を併せ持ち、ネットワークインフラの付加価値を高めるPrimeXMの飽くなき挑戦が続いている。

release date 2018.10.25

出典元:

ニュースコメント

安定性と接続に優れたネットワークを顧客に提供

ロンドンから32㎞離れたスラウ地区に設立されているエクイニクス(Equinix)のLD6データーセンターは、クラウドやコンテンツサービスに最適な高性能ハブとして知られており、英国のデジタル経済にも大きな影響を与えている。LD6は、世界最大級のインターネットエクスチェンジ(IXP)プロバイダーの一つであるロンドンインターネットエクスチェンジ(LINX)と直接接続されており、敷地内のLD4およびLD5 IBXデータセンターとの相互接続により、容量と耐性を高めている。また、何百ものダークファイバーが、ニューヨークにあるエクイニクスのオフィスとの間を30ミリ秒以内の低レイテンシーでつないでいる。なお、7月には、TradeTech Groupが運営するリクイディティプロバイダーのCFH ClearingがPrimeXMのXCoreシステムを、流動性強化を目的として導入することを発表しており、LD6を活用したPrimeXMのさらなるインフラ強化が期待される。


Date

作成日

2018.10.25

Update

最終更新

2022.05.12

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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