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アルパリロシア、対トルコリラの取引を停止

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update 2022.07.19 15:29
アルパリロシア、対トルコリラの取引を停止

update 2022.07.19 15:29

トルコの金融危機に対する懸念の高まりを受けて

ロシア最大手のFXブローカーであるAlpari Russia(本社:11th Floor, Maeva Tower, Silicon Avenue, Cybercity, Ebene, Quatre Bornes, 72201, Mauritius. )【以下、アルパリロシアと称す】は、8月10日より米ドル/トルコリラ(USD/TRY)とユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)の取引を停止することを発表した。

この発表は、トルコの金融危機に対する懸念の高まりや、トルコリラの対ドル相場が今年に入り35%低下するなど、トルコ経済の不安定性を受けたものであり、アルパリロシアは、MetaTrader 4とMetaTrader 5にて取引口座を保有するユーザーに対し、該当ペアのポジション決済のみ可能となり、新規でポジションを立てることができないと通知している。

昨今のトルコの金融危機は、トルコ大統領であるReed Tayyip Erdogan氏が引き起こしているといわれている。先月、Erdogan氏は、義理の息子であるBerat Albayrak氏を財務大臣に任命しているが、国民の支持が高かった前任のNaciAğbal氏に対し、Albayrak氏は、ISIS(イスラム国)が生産した石油を販売したと国民より非難を受けるなど、国民からは歓迎されていないことが伺える。さらに、トルコの中央銀行は5月に政策金利を引き上げているが、これもAlbayrak氏の強い働きかけにより行われたようだ。

また、トルコは、米国の中東諸国に対する制裁措置に対抗しており、米国人牧師を拘束して身柄の解放を拒否するなど、米国との対立は深まっている。欧州の大手銀行がトルコ向け債権に対する懸念を強める一方、米国とトルコの対立に落としどころが見えない等の悪材料が重なり、今後もトルコリラ安が続くことが予想される。

release date 2018.8.11


Date

作成日

2018.08.11

Update

最終更新

2022.07.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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