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ジェフリーズ、上半期の決算報告書を発表

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update 2022.10.06 10:54
ジェフリーズ、上半期の決算報告書を発表

update 2022.10.06 10:54

FXCMの融資に対する返済状況に関して言及

8月1日、Jefferies Financial Group Inc. (本社:520 Madison Avenue, New York, NY 10022)【以下、ジェフリーズと称す】は、FXCM Group, LLC.(本社:The FXCM Group is headquartered at 20 Gresham Street, 4th Floor, London EC2V 7JE, United Kingdom.)【以下、FXCMと称す】への融資に言及した2018年上半期の決算報告書を発表した。

FXCMは、2015年1月のスイスフランショックの影響により約2億7,000万ドルの負債を抱え、ジェフリーズより約3億ドルの財政支援を受けている。この融資は初回金利が10%であったが、年利20.5%を上限として、四半期毎に1.5%づつ金利が上乗せされている。ジェフリーズは報告書において、FXCMは3億3,430万ドルの返済を完了しているが、6月30日時点での未払債務は7,040万ドルであることを明らかにしている。

ジェフリーズはすでに元本の回収を終えた可能性があるものの、報告書にて、負債の評価額は7,600万ドルに達すること、また、融資のうち1億4,380万ドルにリスクがあり、あわせて約2億1,000万ドルがリスクにさらされているとして、FXCMへの融資が失敗に終わる可能性を指摘している。

なお、FXCMは融資を受けるにあたり、定員6名の理事会にジェフリーズの従業員3名を受け入れることや、ブランドのロゴの変更を余儀なくされている。債務への返済期限は2019年1月に迫っており、返済完了への雲行きは怪しくなっているようである。

release date 2018.8.3


Date

作成日

2018.08.03

Update

最終更新

2022.10.06

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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