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米証券取引委員会、ウィンクルボス・ビットコインETFを再却下

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update 2021.08.31 15:22
米証券取引委員会、ウィンクルボス・ビットコインETFを再却下

update 2021.08.31 15:22

不正取引や価格操作防止に対する仕組みや流動性が不十分と判断

26日、アメリカ証券取引委員会(Securities and Exchange Commission)【以下、SECと称す】は、米国最大の仮想通貨取引所Geminiの創設者である双子のウィンクルボス兄弟が創設したビットコイン上場投資信託(Exchange Traded Fund)【以下、ETFと称す】Winklevoss Bitcoin Trustの申請を正式に却下したことが明らかとなった。

昨年3月、ウィンクルボス兄弟は世界初のビットコインETFを目指し上場申請したものの、SECは、詐欺や不正取引への対策や投資家保護の面で整備が不十分であると判断し、申請を却下したが、その後、今年6月に上場先となるバッツ・グローバル・マーケッツが規制の変更案を含む申請書を再提出し、判断の見直しを求めていた。

SECは今回のウィンクルボス兄弟による2度目の申請に対し、ビットコインやブロックチェーン技術のイノベーションや、投資対象としての価値を否定するものではないことを強調した上で、規制が未整備の状態にある市場で詐欺や価格操作などの不正行為から投資家を保護する観点からも慎重にならざるを得ないと説明している。

ビットコインETFに関しては、これまでも複数の団体が認可申請を行っており、米資産管理会社であるVanEckとSolidXが申請したビットコインETFの承認可否については8月中にも動きがあるとみられており、注目が集まっている。

一方、この度のビットコインETF申請が却下されたことが伝わると、ビットコイン(BTC/USD)は3%下落し7,800ドルの値を付けた。上昇基調にあったビットコイン(BTC/USD)は、今週に入りおよそ2ヵ月ぶりとなる8400ドル台まで値を上げていたが7,800ドルを付けたことで12月に達成した最高値である19,511ドルをほぼ60%下回った値動きとなった。

ウィンクルボス兄弟によるビットコインETF申請は、2度目も残念な結果になったものの、今後もSECと連携し、ビットコインETFを推進することに努めていくことを表明している。

release date 2018.7.27


Date

作成日

2018.07.27

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
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