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作成日
：2018.07.15
米国大手の仮想通貨取引所を運営するCoinbase, Inc.（本社：548 Market St #23008 San Francisco, CA94104）【以下、コインベースと称す】は、エイダコイン（ADAcoin：ADA）、ベーシック・アテンション・トークン（Basic Attention Token：BAT）、ステラー・ルーメン（Stellar Lumens：XLM）、ゼットキャッシュ（Zcash：ZEC）、ゼロエックス（0x：ZRX）の5つの仮想通貨の追加を検討していることを発表した。
検討されている仮想通貨は、いずれも時価総額ランキングで上位に位置する知名度の高い仮想通貨であるが、これらのトークンはその性質上、追加するには調整作業が必要であり、全てが追加されるという保証はできないようだ。しかしながら、コインベースは、現地の銀行や規制当局と協力して、できるだけ多くの管轄区域で利用できるよう現在調整していることを明らかにしている。
一方、コインベースは今年5月に仮想通貨の追加計画を検討していることを明らかにした際、ゼロエックスについて言及しなかったにもかかわらず、ゼロエックスの価格が急騰した経緯がある。今回もコインベースが追加計画を明らかにした5つの仮想通貨で価格が高騰しており、どの仮想通貨が実際に追加されるのか今後の進展に注目が集まっている。 また、直近のコインベースは納税義務の採用や顧客からの苦情が増加したことに加え、仮想通貨の価格が全体的に下がったことから利用者数が激減し人気が低迷していたが、新たな仮想通貨の取り扱い拡大により離れた顧客が戻ってくる可能性も考えられる。 実際、コインベースのCEOである Brian Armstrong氏は、既に明らかにしているイーサリアムクラシック（Ethereum Classic,ETC）の取り扱いを含め、今回の業務拡大計画が企業にとって好転材料になることに期待をみせている。
release date 2018.7.15
