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クリプトジャックの被害が大幅に増加

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update 2021.08.31 15:23
クリプトジャックの被害が大幅に増加

update 2021.08.31 15:23

一方で、ランサムウェアは減少傾向に

ロシアに本社を置くコンピューターセキュリティ会社のKaspersky Lab(本社:39A/3 Leningradskoe Shosse, Moscow 125212, Russian Federation)は、ユーザーの同意なしに勝手に仮想通貨のマイニングを行うクリプトジャックの被害件数が大幅に増加していることを報告した。

報告書によると、クリプトジャックはこの2年間で190万件から270万件に増加した一方で、身代金ウィルスとして知られるランサムウェアの被害件数は、2年間で、1,152,299 件から751,606件に半減したという。

サイバー犯は、最小限の労力で、個人や企業のコンピューターデバイスを乗っ取り、何百万というシステムを感染させることで、マイニング報酬として、多額の資金を手に入れることができる。単発の攻撃で大金を狙うランサムウェアに対し、クリプトジャックは、継続的に報酬を得ることができ、それでいて目立つことなく、発覚するリスクも低い。

コンピュータセキュリティ関連のソフトウェアとハードウェアを製作・販売する会社である、McAfee, Inc(本社:Corporate Headquarters2821 Mission College Blvd.Santa Clara, CA 95054 USA)【以下、マカフィーと称す】もまた、クリプトジャックの被害について報告しており、マカフィーの報告書によると、クリプトジャック被害は、2018年の第1四半期で629%も増加したという。

ビットコインをはじめとする仮想通貨は利用規模が大きくなっているだけに、サイバー犯罪者にとって格好のターゲットとなっているようだ。

release date 2018.7.1


Date

作成日

2018.07.01

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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