Spotware、最新版となるcTrader 3.0のリリースを発表

cTraderプラットフォームを開発するSpotware（本社:19 Stratigou Timagia 3rd Floor 3107 Limassol Cyprus）は、この度、待望の最新版となるcTrader 3.0をリリースしたことを発表した。

今回の主なアップデート内容は、cTraderとcAlgoの2つのプラットフォームが、一つのプラットフォームに統合されたことだ。2つのプラットフォームは、今後モジュールとして搭載され、ECN取引に特化したプラットフォームのcTraderは、cTrader Tradeという名称に、アルゴリズム取引プラットフォームのcAlgoは、cTrader Automateとの名称で機能することになる。

更にSpotwareは、コピートレードプラットフォームのcMirrorの後継となるcTraderCopyの統合の準備も進めており、一つのプラットフォームで、裁量取引から、コピートレード、取引分析まで様々な操作が行えるプラットフォームの実現を目指している。

最新版のcTrader 3.0では、この他にも、ティックチャートで広範囲にわたる分析や、新しいアプリケーションとなるcTrader Analyzeによる取引パフォーマンスの分析が可能になるなど、cAlgo.APIと同様に多くのアップデートが行われている。cAlgo.APIでは、ストップリミットオーダー、トレーリングストップロス、フラクショナルボリューム設定、トリガーストップ機能などが搭載されている。

Spotwareの管理責任者であるPanagiotis Charalampous氏は、この度のcTrader 3.0のリリースについて、以下のように述べている。

cTrader 3.0のリリースにより、我々は大きな節目を迎えました。我々は、cTrader 3.0のリリースに向けて、昨年からの精力的に取り組んできましたが、この度cTrader 3.0のリリースを迎え、裁量取引やアルゴリズム取引（マーケットの動向に合わせて、自動的に売買のタイミングや数量を決定し注文を繰り返す方法）を行うトレーダー、そしてストラテジープロバイダーやフォロワーなど、ユーザーにスムーズな取引環境を提供することが可能となりました。今後cTrader 3.0には更に素晴らしい機能が追加される予定です。トレーダーやブローカーとcTrader 3.0について意見交換し、今年の後半には追加機能の導入を目指しています。

Panagiotis Charalampous, Management of Spotware

cTrader 3.0のリリースにより、Spotwareが製品開発の新たなステージを迎えたことは間違いない。今後予定されている追加機能導入にも期待したいところだ。

release date 2018.5.21