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デューカスコピー、ドバイに新オフィスを開設

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update 2022.07.06 12:43
デューカスコピー、ドバイに新オフィスを開設

update 2022.07.06 12:43

新しい市場開拓を目指し中東へ進出

スイスのジュネーブに拠点を置くDukascopy Bank SA(本社:Route de Pré-Bois 20 ICC, Entrance H 1215 Geneva 15 Switzerland)【以下、デューカスコピーと称す】は、ドバイに新オフィスを開設することを明らかにした。

デューカスコピーはすでに、モスクワ、香港、キエフ、クアラルンプール、東京に拠点を設けており、グローバル展開戦略の一環として、この度新たに中東市場に進出することを決定したようだ。

デューカスコピーは、アラブ首長国連邦の規制当局であるドバイ金融サービス機構(The Dubai Financial Service Authority)【以下、DFSAと称す】のライセンスを取得済みで、新オフィスはドバイ国際金融センター(Dubai International Financial Centre)【以下、DIFCと称す】内に構える予定となっている。ドバイのオフィスチームは、今後、ジュネーブの本部とやりとりを行いながら、ドバイや中東地域を対象にサポートを行っていく予定だという。

ドバイの金融経済特区であるDIFCには、最先端を行く金融機関が世界中から集まっている。DIFCは、中東で大きな存在感を確立させたい世界的な事業を行う金融機関に非常に良く知られた区域であり、金融業界の主要ハブのひとつとして広く認識されている。

FX業界の欧州市場はすでに飽和状態となっており、ブローカーは新たな投資家をターゲットとするため、欧州外の地域へのサービス拡大を目指している。 中東諸国や、比較的裕福な国のアラブ首長国連邦では、豊富な人口と、若者層が多いというメリットをもち、ブローカーは新しい市場として注目を集めている。

中東市場はヨーロッパ市場とは大きく異なり、信頼関係を構築することが事業開始の最も重要なポイントとなる。顧客がブローカーの代表者に面会できる環境づくりが、その地域におけるブランド構築の重要な側面となるのであろう。

release date 2018.5.9


Date

作成日

2018.05.09

Update

最終更新

2022.07.06

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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