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サクソバンク、南アフリカの子会社を売却

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update 2022.05.20 17:49
サクソバンク、南アフリカの子会社を売却

update 2022.05.20 17:49

既存顧客への影響はほとんどないと説明

デンマークに拠点を置く投資銀行であるSaxo Bank Group(本社:Philip Heymans Alle 15 2900 Hellerup Denmark)【以下、サクソバンクと称す】は、同社の南アフリカの子会社であるSaxo Capital Markets South Africa 【以下、SCMSAと称す】を、ヨハネスブルクのSasfin Holdings Limited【以下、Sasfinと称す】に売却することを発表した。

今回の売却には、SCMSAのヨハネスブルグ本部の現経営陣も含まれているが、同地域におけるサクソバンクの事業を抑止するものではなく、サクソバンクの技術の利用、また、提携を続けることで、顧客へグローバル市場へのアクセスを提供するとしている。また、SCMSAの顧客は、現在の取引プラットフォームを引き続き利用することが可能であり、サービス内容はほとんど変わらない。さらに、顧客は新たに契約を行う必要はないという。

Sasfinは富裕層向けの銀行グループであり、Sasfinへの売却は、南アフリカにおける、継続的なビジネス成長を保証するものとなる。Sasfinは、個人投資家および機関投資家向けのグローバル投資ポートフォリオを管理しており、SCMSAの少数株を間接的に保有している。

SasfinのCEOであるMichael Sassoon氏と、サクソバンクのCEOであるKim Fournais氏は、それぞれ次のようにコメントしている。

我々はサクソバンクと長年にわたり、協力関係を築いてきましたが、この度の契約は、我々の関係性をさらに強めることになるでしょう。サクソバンクのシンプルで費用対効果の高い使いやすいツールを通じて、日常的にグローバルな投資にアクセスできます。これらのツールは、南アフリカの最重要機関の一部で、顧客のニーズに応えるために使用されています。

Michael Sassoon, CEO of Sasfin

今回の売却は、特定の市場に焦点を当てる我々の戦略的移行の一環であり、強力なパートナーシップを通じて、他の市場で存在感を維持していきます。我々は長年Sasfinと協力を行っており、顧客は引き続き、よく知られたサービスと専門知識を利用できると確信しています。 顧客は、我々の関係を通じて、引き続き技術革新の恩恵を受けるとともに、幅広い商品を提供する現在のプラットフォームへアクセスできます。 我々のテクノロジーとSasfinの強固たる現地力を活用することで、真のwin-winの関係を創り出します。

Kim Fournais, CEO of Saxo Bank

release date 2018.4.17


Date

作成日

2018.04.17

Update

最終更新

2022.05.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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