Select Language

インフルエンサー頂上決戦

アマギフ3,000円が当たる

ビットコイン、イーサリアムを含む主要仮想通貨が暴落

ビットコイン、イーサリアムを含む主要仮想通貨が暴落

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS

  • X
  • facebook
  • LINE
  • RSS
update 2021.08.31 15:23
ビットコイン、イーサリアムを含む主要仮想通貨が暴落

update 2021.08.31 15:23

仮想通貨取引に対する取り締まり強化への懸念が要因か

今週16日火曜日の朝、ビットコイン(BTC/USD)が15%急落し、12月初旬以来、初めて12,000ドルを下回った。また、その他のほとんどの主要仮想通貨も軒並み大暴落となった。ビットコインは、先週17%急落を記録しているが、この時から暴落が始まったとみられる。

ここで、時価総額上位トップ5の仮想通貨における16日の値動きと、暴落の原因を考察してみる。下記は、16日の時点での時価総額上位トップ5の仮想通貨価格と24時間の価格変化率である。

仮想通貨価格価格変化率
Bitcoin (BTC)$11,94614.9%
Ethereum (ETH)$1,11515.6%
Ripple (XRP)$1.3624.3%
Bitcoin Cash (BCH)$2,00518%
Cardano (ADA)$0.6522.1%

上記数値より、ビットコインだけではなく、上位5つの仮想通貨全てにおいて大幅な下落傾向が見られ、仮想通貨市場全体でも、先週から1,000億ドル以上も下落している。

暴落の主な要因としては、主要国際市場における規制当局の取り締まり強化への懸念や主要仮想通貨市場における取引量の減少が考えられる。

仮想通貨市場が急速に加熱している国の一つである韓国では、先週仮想通貨取引を禁止する法案を検討していることが報道されたことにより、資産クラス(投資対象となる資産の種類)への大きな打撃となることが懸念された。しかし、同報道の翌日には、韓国政府より仮想通貨取引の禁止は選択肢の一つに過ぎず、決定事項ではない、という公式声明が発表されたことにより、万が一仮想通貨取引の禁止が決定されたとしても、禁止法案の設立から実施までには数ヶ月もしくは数年かかるとの見解の元、韓国市場の混乱は一時沈静化したように見えた。

ところが、金東泳(キム・ドンヨン)財務相は、16日ラジオ番組に出演し、「仮想通貨取引所の廃止は、現実的な法案として検討中である」との意見を述べたことで、韓国市場の混乱は再熱した。

さらに、中国では仮想通貨に対する取り締まりがますます厳しくなる中、中国当局は集中型の取引を可能にする国内外のプラットフォームへのアクセスを遮断する方針である他、仮想通貨取引に関連するサービスを提供する個人や企業も規制の対象とすることを明らかにしている。

デジタル通貨情報サイトCryptoCompare.comによると、主要国際市場における仮想通貨の取引量が急減したことにより、米国のビットコイン取引が世界全体の40%を占めているという。現在、日本が最も活発な仮想通貨市場であるとされているが、16日の時点で、第3位の韓国とともに、取引量が全体の30%にも満たない結果となった。

仮想通貨は、投機的な資産クラスであり、高値を維持するためには多くの投資家の関心をひきつける必要がある。そのため、主要市場において投資家の関心が衰えた場合、確実に仮想通貨の価値を押し下げる要因となる。投資家が継続的な投資を続けない限り、仮想通貨の相場が回復するのは難しいであろう。

release date 2018.1.16


Date

作成日

2018.01.16

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

この記事は、お役に立ちましたか?

ご覧いただきありがとうございます。Myforexでは、記事に関するご意見・ご感想をお待ちしています。
また、海外FX・仮想通貨の経験が豊富なライター様も随時募集しております。

お問い合わせ先 [email protected]

貴重な意見をいただきありがとうございます。
貴重な意見をいただきありがとうございます。

関連記事

アクセスランキング

Bitgetが代替手段に?Bybitが日本撤退で日本ユーザーの新規登録禁止

Bybitが日本ユーザーの新規登録停止を発表しました。Bybitの代替取引所としてはBitgetが挙げられ、Bybitと遜色ないサービスを利用できます。本記事では、Bitgetの特徴や海外取引所への規制動向などを解説します。
update2025.11.25 19:00

豪華なのに難しい?XMTradingが開催中のクリスマス入金ボーナスプロモーションは「アリ」なのか?

XMTradingで最大$25,000を獲得できる入金ボーナスキャンペーンが開催され注目を集めています。一見すると豪華なキャンペーンにみえますが、一般的な入金ボーナスとは条件が異なり、一部では条件が厳しいとの声もあります。本記事では、参加する価値のあるイベントなのかを説明します。
update2025.11.26 19:00

bitcastleは詐欺業者?口座開設ボーナスで出金拒否多数

SNS上ではbitcastleから「出金できない」「口座を凍結された」といった報告が相次いでいます。本記事では、bitcastleで報告されている出金トラブルを紹介するほか、bitcastleは詐欺業者なのかどうか説明します。
update2025.10.21 19:30

Vantage Tradingが年末トレード大会を開催!ランク外でも賞金獲得のチャンスあり

Vantage Tradingが、年末恒例となる大型トレード大会「年末ミリオンジャンボ2025」の開催を発表しました。今回のイベントでは副賞も用意されているので、ランク外でも賞金獲得のチャンスがあります。この記事では、参戦を検討しているユーザー向けに、各種条件やルールを説明します。
update2025.11.28 19:00

Exnessの乗り換え先としてXSはアリ?スペックを比較

取引環境の良さから玄人にも人気のExnessですが、最近は出金トラブルなどが発生しており、今後の取引環境に不安を抱くユーザーも増えています。本記事では、有力な乗り換え先であるXS.comと取引環境・条件を比較し、乗り換え先として相応しいかどうかを検討します。
update2025.11.20 19:00

Bybit P2P利用で銀行口座凍結・詐欺容疑者に?海外FXユーザーが知るべき巻き込まれリスクとは

Bybit P2Pを利用したユーザーが銀行口座凍結されたことに加え、詐欺容疑者として取り調べを受けたというSNS投稿が話題になっています。本記事では、話題となった投稿の内容や、海外FXユーザーがP2P取引の利用を避けるべき理由などを解説します。
update2025.11.12 19:00

Funded7で出金が認められない事例が増加?ルールの不透明さが原因か

Funded7で出金拒否に関する投稿がSNS上で増加しており、利用者の間で不安が広がっています。「利益が取り消された」「短時間取引が理由で無効になった」などの報告が投稿されています。当記事では出金拒否の原因を整理し、他のプロップファームとFunded7のルールを比較します。
update2025.11.21 19:00

Vantage Tradingで出金遅延、担当者が語る原因と対応

Vantage Tradingで銀行出金に関する遅延が確認されています。出金申請後に着金まで時間を要するケースが報告されており、SNS上でも混乱が発生している状況です。原因としては入金額の急増や決済システム側の処理制限が影響しているものと見られます。
update2025.10.24 19:00

SwiftTraderが資金難?SNSで出金トラブル報告が増加

2025年以降、SwiftTraderで出金拒否・遅延の報告がSNSで相次いでいます。本記事では報告されている出金トラブルのほか、GEMFOREXとの類似点やSwiftTraderをおすすめしない理由を説明します。
update2025.10.16 19:30

仮想通貨送金対応のBXONEは「使える」eウォレットなのか?海外FXユーザー目線で比較

仮想通貨対応オンラインウォレットとしてBXONEが一部の海外FXユーザーの間で注目されています。本記事では、BXONEが「使える」オンラインウォレットなのか海外FXユーザー目線で他社と比較します。
update2025.12.09 19:00
promotion promotion

免責事項:Disclaimerarw

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

Myforexでは、このウェブサイトの機能向上とお客様の利便性を高めるためにクッキー使用しています。本ウェブサイトでは、当社だけではなく、お客様のご利用状況を追跡する事を目的とした第三者(広告主・ログ解析業者等)によるクッキーも含まれる可能性があります。 クッキーポリシー

クッキー利用に同意する
share
シェアする
Line

Line

Facebook

Facebook

X

Twitter

キャンセル