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GAIN株、アナリストによる目標株価の引き上げで急騰

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update 2022.06.07 17:40
GAIN株、アナリストによる目標株価の引き上げで急騰

update 2022.06.07 17:40

仮想通貨取引開始が好材料に

ニューヨーク証券取引所において、Forex.comを運営するGain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206 Suite 11 Bedminster NJ 07921 USA)【以下、GAINと称す】の株価が上昇した。

GAINの株価は、2015年6月に記録した最高値を26%上回る9.85ドルをつけ、時間外取引ではさらに15%上昇し11.35ドルに達した。今回のGAINの株価上昇は、先週木曜日にウォール街のアナリストであるRichard Pearson氏が、自身のサイトMox Reportsにて顧客に向けて発した記事が引き金となったようだ。Pearson氏は、GAINの仮想通貨提供開始がプラス要因となり株価は現在の3倍になる可能性があるとして、目標株価を18ドルから23ドルに引き上げたことを記事にしている。

GAINは、米国では、仮想通貨取引を提供していないものの、GAINグループのひとつであり、英国金融行動監視機構(The UK Financial Conduct Authority)【以下、FCAと称す】の規制下で運営しているCity Index UK(本社:16 Finsbury Circus London, EC2M,United Kingdom)【以下、City Indexと称す】においては、今月初めからビットコイン取引の提供を開始している。

Pearson氏は、米国の投資家がCity Indexのビットコイン取引開始の影響を認識していないためまだ買いに至っていないと分析するとともに、GAINの収益の大部分はCity Indexからもたらされており、City IndexがGAINグループ全体の収益を押し上げる可能性があることを指摘している。

しかし、FCAは11月にビットコインなどの仮想通貨CFD取引に対し、価格変動が大きく、極めてリスクの高い金融商品として投資家に注意を喚起する声明を発表しており、最大レバレッジを1:4に引き下げていることから、今後同規制の影響が出てくる可能性も考えられる。事実、仮想通貨の大きな価格変動に伴い仮想通貨取引を制限する措置をとる海外FXブローカーが増加しており、最近ではXTB、IC Markets、Think Marketsが規制を強化しはじめた。その影響か、ここ数週間で仮想通貨CFD取引の勢いは弱まっているようだ。

release date 2017.12.28


Date

作成日

2017.12.28

Update

最終更新

2022.06.07

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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