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韓国仮想通貨取引所ユービット、ハッキング被害で破産申請

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update 2021.08.31 15:23
韓国仮想通貨取引所ユービット、ハッキング被害で破産申請

update 2021.08.31 15:23

被害額は、170億ウォン(約17億6,600万円)で、ユービットの総資産の17%に相当

12月19日、韓国の仮想通貨取引所のYouBit【以下、ユービットと称す】はハッキング攻撃により約170億ウォン(約17億6,600万円)相当の被害に遭ったことを発表し、破産申請手続きに入ることを明らかにした。

ユービットは、今年の4月にもハッキングの被害にあっており、今年に入って2度目の被害となった。今回の被害額は、総資産の17%に相当する。ユービットの破産申請を受け、韓国規制当局は現地調査を開始し始めた。

ユービットの破産申請に対して、韓国政府は、次のような声明を発表した。

仮想通貨取引所であるユービットの破産によるユーザーの損失は免れないでしょう。我々は、仮想通貨に対する投資や取引への無謀な参加によるリスクについて、慎重に考え、特別な予防処置を検討する必要があると考えています。

the South Korean government

今後、公正取引委員会は、Bithumb、Coinone、Korbit等の13社の仮想通貨取引所を調査するとしている。また、公正取引委員会は、少なくとも1日の売上げが100億ウォン以上、または1日に100万件以上のアクセスがある仮想通貨取引所に対して、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)証明書が必要であることを言及した。

さらに、韓国政府は、国民に対し、ほとんどの仮想通貨取引所では、セキュリティ対策が不十分であることを警告している。また、仮想通貨の価値においても、中央銀行によって保証されているものではないことを強調した。

しかし、政府がこのような見解を示しているにもかかわらず、韓国国内での仮想通貨取引量は急増し続けており、韓国最大の取引所であるBithumbでは、ビットコインの取引量だけで1日6,000億ドルを超えると報告されている。

また、韓国政府は、今回のようなサイバー攻撃には、北朝鮮のハッカー集団が関与しているとの見解を理由に、ビットコインの取引所の法的運用に難色を示している。しかし、先週、韓国政府は、ビットコインを認可することを決定し、規制をしない方針であることを発表している。

release date 2017.12.20


Date

作成日

2017.12.20

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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