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Capital.com、AIを活用した「スマートフィード」をリリース

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update 2021.08.31 15:23
Capital.com、AIを活用した「スマートフィード」をリリース

update 2021.08.31 15:23

認知バイアスの検出や対処が可能に

キプロスに拠点を置き、Capital.comを運営するCapital Com SV Investments Limited(本社:28 Oktovriou, 237 LOPHITIS BUSINESS CENTRE II, 6th floor Limassol, Cyprus, 3035)【以下、Capital.comと称す】は、人工知能(AI)を使用したツールであるスマートフィードをリリースしたことを発表した。

AI技術を活用したスマートフィードは、取引プラットフォーム上でトレーダーの行動を読み、認知バイアスを検出する。認知バイアスとは、ある対象の物事に対し、自分の利害や希望に沿った方向に考えが傾いたり、対象の一番目立つ特徴に支配され他の目立たない特徴に対する考えが歪められる現象のことをいう。つまり、人間の直感や先入観が正しい判断を狂わせるのである。実際に、トレーダーは自分の行動パターンから外れることができず、その結果トレードで利益が出せないということがよくある。認知バイアスが投資の結果に悪影響を及ぼすことは、長年の心理学および神経科学の研究において実証されている。特に人間の脳は金銭が関わる意思決定が必要になった場合に通常とは異なる働きをするため、この相違がミスを招く結果に繋がる。

スマートフィードは、人間の傾向や確実な取引方法、認知バイアスを検出する能力に優れており、投資のスキル向上を目的としたトレーダーアシスタント機能として、トレーダーに有益なアドバイスを提供することが可能だ。

Capital.comのCEOであるKira Bondareva氏とCOOであるAnastasiya Akula氏は、それぞれ次のようにコメントしている。

スマートフィードは、認知バイアスをターゲットにすることでスマートなトレーダーの育成を目指しています。スマートフィードは、トレーディングの意思決定に革命を起こすでしょう。

Kira Bondareva, CEO of Capital.com

Capital.comは、AIの力を活用した高度なスマートフィードを通して、ユーザーの教育と情報提供を行っていきます。我々は、市場アクセスを拡大しながら、思慮深く、知的で洗練された取引へのアプローチを推進していきます。例えばですが、アップルの株式を購入し少し成長した後売却したとします。それを3回繰り返したところで、あなたはすべてを理解したと感じ始めます。そして、全ての資金をSnapchatの株式に入れたところで、予想に反し価格が下がりすべてを失うことになります。このような認知バイアスを、スマートフィードの技術によって検出し、対処することができるのです。

Anastasiya Akula, COO of Capital.com

Capital.comは、フィンテック企業としてスタートアップされた新興海外FXブローカーであり、キプロス証券取引委員会のライセンスのもと運営されている。

release date 2017.11.30


Date

作成日

2017.11.30

Update

最終更新

2021.08.31

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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