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カナダでビットコインATMの詐欺が発覚

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update 2021.08.31 15:23
カナダでビットコインATMの詐欺が発覚

update 2021.08.31 15:23

被害件数45件、被害総額は34万ドル

カナダのヨーク地域で、ビットコインATMを利用した詐欺が発覚したことが明らかになった。

被害に遭った女性によると、カナダの税務当局であるカナダ歳入庁(Canada Revenue Agency)の代理人と名乗る詐欺師から、女性が税金詐欺の罪で起訴されて逮捕状が発付されたという電話があり、その後、地元の警察官と名乗る別の詐欺師からの電話で、ビットコインATMに未払い金を入金するよう要求されたという。税金を支払い済みの女性は、半信半疑であったものの、詐欺師が女性のフルネームや住所などすべての情報を所持していたことや、二人目の詐欺師は偽の警察官の氏名とバッジ番号を提示したため信用してしまい、銀行から12,000ドルを引き出した後、要求されたとおりにビットコインATMへ入金してしまったという。詐欺師は被害者に対し、可能な限り速やかに未払い金を支払わなければ逮捕されると恐怖感を与え、ビットコインATMに入金後に取引明細書を電子メールで送信するよう指示した上で、誰にも情報を開示しないように口止めを行っている。また、詐欺師は、発信者の電話番号を変更するソフトウェアを使用して、ヨーク地域警察の電話番号を偽装していたことが判明している。

ヨーク地域警察によると、4月以降、45人の住民が同様の詐欺被害に遭っており、被害総額は34万ドルに上るという。ビットコインATMは、カナダでは合法であるものの、デジタル通貨の匿名性により、これらの取引の追跡はほぼ不可能であり、詐欺師らは、今もなお詐欺を繰り返しているという。

ヨーク地域警察のConstable Rob Vingerhoets氏は、次のようにコメントしている。

現時点において、ほとんど手がかりが無い状態です。被害に遭った資金を取り戻す唯一の方法は、ビットコインを受け取った者が返金することですが、彼らが犯罪者である限り、残念ながらその可能性は非常に低いと考えられます。

Constable Rob Vingerhoets, Detective of The York Police Department

ヨーク地域警察は、詐欺予防策として、ATMの近くに詐欺に関するチラシを設置し、ビットコインは納税関連の支払いには使用されないことを広め、詐欺に対する意識を高めようと試みている。ビットコインの価格上昇に伴い、ビットコイン関連の詐欺が各国で増加しているようだ。

release date 2017.11.09


Date

作成日

2017.11.09

Update

最終更新

2021.08.31

Zero(ゼロ)

米大学で出会った金融学に夢中になり、最終的にMBAを取得。
大手総合電機メーカーで金融ソリューションの海外展開を担当し、業界に深く携わる。
金融ライターとして独立後は、暗号資産およびブロックチェーン、フィンテック、株式市場などに関する記事を中心に毎年500本以上執筆。
投資のヒントになり得る国内外の最新動向をお届けします。

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