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FBS、CySECの認可を受けヨーロッパへ進出

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update 2022.05.20 17:09
FBS、CySECの認可を受けヨーロッパへ進出

update 2022.05.20 17:09

CySEC認可のもと、FBSのヨーロッパ進出にむけた戦略に注目

FBSを運営するFBS Markets Inc(本社:Suite 5, Garden City Plaza, Mountain View Boulevard,BELMOPAN, Belize, C. A)【以下、FBSと称す】は、キプロス証券取引委員会(本社:27 Diagorou Str. CY-1097 Nicosia, Cyprus)【以下、CySECと称す】のライセンスを取得し、ヨーロッパ市場へ参入することが明らかになった。

FBSは、CySECへの登録を、新しい社名Tradestone Limitedのもと行っており、ドメインはfbs.eu、拠点はキプロスのリマソールに置くことを予定し、事業開始に向け準備を進めている。

2009年に設立されたFBSは、ベリーズ国際金融サービス委員会(International Financial Services Commission)【以下、IFSCと称す】の認可を受け、東アジアを中心に世界120カ国以上の500万人を超える顧客にサービスを提供している。

FBSは、MetaTrader 5プラットフォームの導入も早い段階で行っており、また先日、新たな決済スキームとしてmybitwalletによる入出金サービスも開始するなど、新しいサービスを次々と展開している。

FBSは、最大3000倍というハイレバレッジを提供する海外FXブローカーとして有名であり、ボーナスやキャンペーン活動を盛んに行いながら知名度を上げている。現在、IFSC管轄下では、入金前に受け取ることが可能な123ドルの口座開設ボーナスや、入金額が2倍になる100%入金ボーナスなど積極的なマーケティング活動を実施しているが、CySECは、昨年、許認可ブローカーに対し、顧客へのキャッシュバックや、ボーナス等の提供を禁止する通達を発表したため、ヨーロッパ市場では同様のサービスを提供することはできないだろう。今後、FBSがどのような戦略をもってヨーロッパ進出を図るのか見守っていきたい。

release date 2017.10.23


Date

作成日

2017.10.23

Update

最終更新

2022.05.20

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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