コインチェック、ビットコインゴールドの対応方針を発表

ビットコイン（BTC）は、10月25日に再び分裂する可能性が高まっており、分裂後に新しくビットコインゴールド（BTG）が誕生することが予想されている。この動きを受け、日本の大手仮想通貨取引所であるコインチェック（coincheck）は、ビットコインゴールドへの対応方針を発表した。

コインチェックは、予想されるビットコインの分裂に際し、現時点ではサービス停止の予定はなく、分裂後は、ビットコインゴールドの安全性と安定性を確認した上で、ビットコイン保有者に対しビットコインゴールドの付与を予定していると発表した。ただし、付与の時期は未定で、付与数量については、保有するビットコインと同数ではなく、コインチェック独自の算出方法により決定されるという。

一方、顧客の資産保護が困難と判断される場合や、安定したサービスの提供が困難と判断される場合には、ビットコインゴールドの付与を行わない可能性もあることを告知した。また、現時点では、ビットコインゴールドの入出金や売買については未定となっている。

8月に実施されたビットコインのハードフォークでは、ブロックチェーンに記録されたビットコインと同数のビットコインキャッシュ（BCC）が無料で付与された。ビットコインは11月にSegwitのアクティベートも控えており、ビットコインやビットコインゴールドの今後の展開に注目したい。

release date 2017.10.19