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iFOREX プライムブローカー事業に参入

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update 2022.07.27 11:48
iFOREX プライムブローカー事業に参入

update 2022.07.27 11:48

FDCと技術提供し、プライムブローカー「iFOREXPRIME」を設立

iFOREX Ltd.(本社:15 Nikis St. Syntagma Square, 10557 Athens, Greece.)【以下、iFOREXと称す】は、プライムブローカー事業に参入する。「iFOREXPRIME」というブランド名で、FXやCFDの流動性を活用し、プライム・オブ・プライム【以下、POPと称す】サービスを提供していく。

iFOREXPRIMEは、Forex Development Corporation(本社:115 W 18th St New York, NY 10011.USA)と技術提携していくとのことである。

iFOREXPRIMEのターゲット層は、中規模ファンド運用者や、FXブローカー、プロトレーダーなどを対象としている。今後、プライムブローカーと未契約の業者や、流動性の調達を追加で希望する業者にサービスを提供していく予定である。

iFOREXは1996年に設立された、運営歴20年以上もの歴史をもつ、老舗海外FXブローカーである。英国領バージン諸島金融サービス委員会(BVI FSC)や、キプロス証券取引委員会(CySEC)、ハンガリー国立銀行などの、複数の国の認可・規制を受けている。

release date 2017.03.08

プライムブローカー、POPとは...

為替取引におけるプライムブローカーとは、大手金融機関の信用力を用いて、サービスを提供する金融機関のことをいう。
金融機関間の取引では、信用力に応じて取引限度額が設定されており、信用力が高い金融機関であればあるほど、より有利なレートで、多くの金額の取引が可能になる。そこで、信用力の高い金融機関が、信用力の低い金融機関から、手数料を受け取り、自社の信用力をサービスとして提供するのである。これにより、小規模の金融機関であっても、自らのブランドで、信用力の高い金融機関と同じ有利なレートで、サービスを提供することができるのである。

POPとは、このプライムブローカーの信用力を用いて、サービスを提供する業者のことである。つまり、プライムブローカーのプライムブローカーという立場にあたる。一般的に、POPのサービス提供先は、プライムブローカーに対して、小規模な取引を希望する顧客が対象となる。

可能性を秘めるプライムブローカー市場

2015年1月のスイス・フランショック以降、最低資本金の引き上げや、高頻度な報告書の提出などが義務付けられ、これら規制強化が一因となって、多くの金融機関がプライムブローカー市場から遠ざかった。大手金融機関も、プライムブローカー事業から撤退している。
プライムブローカー市場は、これら既存業者の撤退により、iFOREXPRIMEのような新たなプライムブローカーが急速に顧客を確保できる大きな余地を秘めている。


Date

作成日

2017.03.08

Update

最終更新

2022.07.27

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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