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米FXCM 米国市場撤退に伴い米GAINへ米顧客口座の売却を決定

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update 2022.05.30 16:49
米FXCM 米国市場撤退に伴い米GAINへ米顧客口座の売却を決定

update 2022.05.30 16:49

両社の契約締結は完了、米国外の顧客への影響はなし

米国最大手FXブローカーのForex Capital Markets Limited(本社:55 Water Street, 50th Floor, New York, NY 10041 USA)【以下、FXCMと称す】は、米国市場からの撤退に伴い、米国の顧客の口座を、Gain Capital Holdings Inc(本社:135 US Highway 202/206 Suite 11 Bedminster NJ 07921 USA)【以下、GAINと称す】に売却することを正式に発表した。
Forex.comを運営するGAINは、米国市場において、FXCMに次ぐシェアをもつ大手FXブローカーである。両社はこの売却に合意しており、現在、規制当局の承認を待っている状態である。両社の契約締結は完了しており、今後、口座の移管手続きについての具体的なプロセスが開示される。GAINも投資家たちへ、FXCMの米国顧客の引き受けについての同意書に署名したことを告知している。

一方で、全米先物取引協会(National Futures Association)は、FXCMに対して700万ドルの罰金を科している。FXCMは、この処分について、肯定的でも否定的でもない立場をとっている。GAINへの米国顧客口座の売却により、約5200万ドルの資金の確保が可能になり、Leucadia Nationalからの借り入れの返済や米国顧客の口座移管手続きに関連する費用に充当される。

FXCMは、今回の一連の問題において、米国以外の顧客への影響はないことを強調している。

米国のお客様の長年にわたるご愛顧に心から感謝を申し上げるとともにGAINへの口座移管が皆様にとってより良いものになることをお祈り申し上げます。この移行による米国以外のお客様へは、影響がございませんことを報告するとともに、今後もFXCM及びグローバル子会社の技術やサービス品質向上をめざしてまいります。

FXCM 2017.02.06 FXCM officialpageより一部翻訳

FXCMは、米国市場の撤退と口座の売却手続きが完了するまでは、米国の顧客へのサービスを提供し続ける予定であり、口座の移管作業については両社の協力の元、スムーズに遂行していくとのことである。

release date 2017.02.07


Date

作成日

2017.02.07

Update

最終更新

2022.05.30

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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