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Tier1FX 関東地方財務局からの指摘により日本市場撤退を決定

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update 2022.07.19 10:53
Tier1FX 関東地方財務局からの指摘により日本市場撤退を決定

update 2022.07.19 10:53

4月29日までサービス提供、それ以降でも出金は可能

1月27日、Tier1FXの運営会社であるHogg Capital Investments Ltd(本社:The Shackleton Building, Blue Harbour, Ta' Xbiex Seafront, Ta' Xbiex, XBX1027 Malta.)【以下、Tier1FXと称す】は、日本の顧客へのサービスを停止することを発表した。

Tier1FXによると、今回の日本の顧客へのサービス停止は、関東財務局が関与しているとのことである。

この決定は、日本の財務省(関東地方財務局)により、弊社が日本在住のお客様に対し取引プラットフォームへのアクセスを提供することが、日本国内ルール及び規制に違反している事となり、その要件を反映しております。

Tier1FX 2017.01.27 "重要なお知らせ:Tier1FXアカウントに関するお知らせ"より一部引用"

Tier1FXは、日本顧客のサービス停止に伴い、入金の受付を2017年3月10日まで、通常のお取引については、4月29日まで対応すると告知している。出金については、サービス停止が予定されている4月29日以降も、引き続き受付け可能であるとしていることから、ひとまず安心である。

尚、Tier1FXは、日本市場は撤退となるが、日本以外のお客様へは、引き続きサービスを提供していくようである。

release date 2017.01.27

ニュースコメント

Tier1FXとは?

Tier1FXは、1995年に設立された、マルタ金融当局(The Malta Financial Services Authority)【以下、MFSAと称す】とEUの金融商品市場指令(Markets in Financial Instruments Directive)【以下、MiFIDと称す】によって認可された海外FXブローカーである。

知名度はあまり高くないものの、公平性や透明性を重要視しているTier1FXは、トレーダーの利益やトレードの透明性を最優先していることから、一部のトレーダーでの間での評価は高かった。サポート部門においても、経験豊富なスタッフから構成されていることから、信頼性の高いブローカーであったようだ。

今回の日本市場の撤退について、Tier1FXは、日本の財務省の関与を原因としているが、Tier1FXは、MFSAやMiFIDの認可であることから、MFSAやMiFIDの規制は受けることはあっても、日本からの規制を受ける可能性は考えにくい。詳細については、明らかにはしておらず、真偽のほどは不明である。


Date

作成日

2017.01.27

Update

最終更新

2022.07.19

プラナカンカン | Peranakankan

執筆家&投資家&翻訳家&資産運用アドバイザー

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プラナカンカン

国内及び外資系金融機関に15年弱勤務し、現在は独立。
執筆と翻訳は、海外FXを始めとする金融分野を専門とする。
慶應義塾大学卒。

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