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仮想通貨CATIの将来性は?Telegram上のWeb3.0エンタメプラットフォーム「Catizen」を解説

仮想通貨CATIの将来性は?Telegram上のWeb3.0エンタメプラットフォーム「Catizen」を解説

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update 2024.09.30 07:27
仮想通貨CATIの将来性は?Telegram上のWeb3.0エンタメプラットフォーム「Catizen」を解説

update 2024.09.30 07:27

仮想通貨(暗号資産)CATIは、Telegram(テレグラム)上で展開している、猫をテーマにしたWeb3.0プラットフォーム「Catizen」の独自トークンです。2024年3月のリリース以降、ゲームを中心にプロダクト開発を進めており、今後はショートビデオやeコマースなども含めた多角的な開発を予定しています。

当記事では、仮想通貨CATIやCatizenの特徴、将来性、X(旧Twitter)上での評判などを解説します。

仮想通貨CATIとは

仮想通貨(暗号資産)CATIは、Telegram(テレグラム)上のWeb3.0ソーシャルエンターテイメントプラットフォーム「Catizen」の独自トークンです。

Catizenのロゴ

画像引用:Catizen

当記事執筆現在(2024年8月12日)、仮想通貨CATIはまだ正式リリースされていませんが、海外取引所のBybit(バイビット)が提供するプレマーケットで取引可能です。

Telegram上で展開するプラットフォーム

Catizenは、Telegram上で開発が行われているWeb3.0プラットフォームです。Telegramは、9億5,000万人以上のユーザーを抱えるメッセージングアプリであり、Catizenはこの膨大なユーザー基盤を活かし、短期間で多くのユーザーを獲得してきました。

Telegram上でプレイできる猫カフェをモチーフとしたミニゲームが話題となっており、ローンチ後の10週間以内で1,000万ダウンロード、デイリーアクティブユーザー数は200万人を突破しました。また、課金ユーザーは40万人、総収入は1,100万USDTを記録しています。

Catizenのゲーム画面

画像引用:Catizen

今後、Catizenのプラットフォーム上では、ゲームだけでなくショートビデオやeコマースなど、多様なコンテンツの展開も計画されています。

Play For Airdropの導入

Catizenは、ユーザーの参加を促進するために「Play For Airdrop」モデルを採用しています。

このモデルでは、ユーザーがプラットフォーム上でのアクティビティに参加することで、将来的なCATIトークンのエアドロップ権利を獲得できるようです。

野良猫の保護を支援している

Catizenは、猫カフェをモチーフとしたミニゲームをリリースするなど、プロジェクト全体のテーマとして猫を採用しています。

野良猫の保護活動も支援しており、収益の一部を野良猫の保護を行う非営利団体に寄付する方針を示しています。

X(旧Twitter)上での評判

X(旧Twitter)では、今後予定されている仮想通貨(暗号資産)CATIのエアドロップに期待する声が見られます。

エアドロップに分配されるCATIの割合が多いことから、Catizenのプレイを勧めているユーザーもいるようです。

また、Telegram上で展開されている仮想通貨NOTの価格が上昇していることもあり、CATIの価格も伸びるのではないかと期待しているユーザーも見られました。

仮想通貨CATIの将来性

仮想通貨(暗号資産)CATIの将来性に関わる項目として、以下の3点が挙げられます。

  • ゲーム開発における優れた実績
  • Binance Labsによる出資
  • Catizenのロードマップ

ゲーム開発における優れた実績

Catizenのコアチームは2018年からミニゲーム開発を行っており、これまで20以上のヒット作を生み出しました。WeChatやGoogle Play、Facebook上のゲームでは、3億回以上のダウンロードを達成しています。

具体的に実績を残したゲームタイトルとしては、以下などが挙げられます。

Catizenコアチームの過去の実績

画像引用:Catizen

  • Zen Triple 3D(1,000万回以上のダウンロード)
  • Hero Wars(1億回以上のダウンロード)
  • Idle Magic School(500万回以上のダウンロード)

Catizenが力を入れているミニゲーム開発においても、コアチームの実力が発揮されれば、質の高いゲームがリリースされると期待できます。

Binance Labsによる出資

Catizenの将来性を裏付ける要因として、Binance Labsから出資を受けたことも挙げられます。

Binance Labsによる出資

画像引用:Binance

2024年7月、Binance LabsはCatizenの開発を手掛けるPluto Studioへの投資を発表しました。Binanceの共同創業者であり、Binance Labsの責任者でもあるYi He氏は、今回の投資はCatizenが数十億人のユーザーをWeb3.0に迎え入れる可能性があることを評価したものだと述べています。

Binance Labsの支援により、Catizenのプラットフォーム開発および成長が促進されることで、CATIトークンの価値向上に貢献する可能性があります。

Catizenのロードマップ

Catizenのホワイトペーパーではロードマップが公開されており、ローンチからeコマースの展開に至るまで、段階的な開発計画が示されています。

2024年Q1:フェーズ1

教育用ミニゲーム「Catizen」を立ち上げ、ユーザーにウォレットの作成や、仮想通貨の使用を促す。

2024年Q2:フェーズ2

Catizen Launchpoolを導入し、ユーザーがステーキングを通じてwCATIポイントをマイニングできるようにする。

2024年Q3:フェーズ3

ゲームセンターを正式にローンチし、200以上のゲームをリリースする。

2024年Q4:フェーズ4

女性ユーザー層を拡大するために、ショートビデオプラットフォームを立ち上げる。

2024年Q4:フェーズ5

TONエコシステムからより多くのプロジェクトを引き付けるために、タスクプラットフォームを開設する。

2025年Q1:フェーズ6

ユーザーがCATIを日常で使用できるためのeコマースプラットフォームを導入する。

仮想通貨CATIのトークノミクス

仮想通貨CATIの初期発行枚数は10億CATIとなっており、エコシステム内で様々なユーティリティを持つと考えられます。

CATIの配分比率は、エアドロップとエコシステムに43.00%を分配しており、エアドロップに大きな比率を割り当てていることがわかります。

CATIの分配先と比率

仮想通貨CATIの分配先とその比率は、以下の通りです。

仮想通貨CATIの分配先と比率

画像引用:Catizen

CATIの使い道

仮想通貨CATIのユーティリティ

画像引用:Catizen

仮想通貨CATIには、主に以下のような使い道があります。

  • 教育用ミニゲーム
  • ローンチプール
  • ゲームセンターとトレーディングボット
  • ショートビデオプラットフォーム
  • オープンタスクセンター
  • eコマース

Catizenエコシステム内において、各種プロダクトでの決済や報酬支払いの手段などに利用されるようです。

Telegram基盤の期待プロジェクト

Catizenは、猫をテーマとしたTelegram(テレグラム)の巨大なユーザーベースを活用しているWeb3.0プラットフォームです。CatizenのPlay For Airdropモデルや多様なコンテンツ展開、社会貢献活動などの取り組みは、Web3.0の普及における新たなアプローチを提示しているといえるかもしれません。


Date

作成日

2024.08.15

Update

最終更新

2024.09.30

タモ | tamo

Web3ライター

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タモ

フリーランスのWebライター。ブロックチェーンがもたらす非中央集権的な世界観に惚れ込み、暗号資産・NFT・ブロックチェーンゲームなどweb3のジャンルにしぼって記事を執筆。自らの暗号資産投資やNFT売買の経験を活かし、暗号資産の投資情報をできる限りわかりやすくお届けします。

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