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多数のAmazingTickコピートレード口座で一斉に大幅な損失

多数のAmazingTickコピートレード口座で一斉に大幅な損失

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update 2025.09.04 22:49
多数のAmazingTickコピートレード口座で一斉に大幅な損失

update 2025.09.04 22:49

2024年8月6日、海外FXのAmazingTick(アメイジングティック)のコピートレードユーザーの口座で、大きな損失が発生しました。

コピー元の複数のトレーダーが示し合わせたように、一斉に損失を出していることから、詐欺なのではと話題になっています。今回の騒動に巻き込まれたユーザーは、1,000名以上とみられています。

この記事では、コピー元のトレーダーによる不自然な取引やユーザーの反応などをまとめました。

コピトレの勧誘をしていたトレーダーが一斉に損失

AmazingTick(アメイジングティック)の多数のコピートレード口座で大幅な損失が発生しました。AmazingTickに登録しているトレーダーが、同じようなタイミングで一斉に資金を失ったため、詐欺が疑われています。

ネット上では不自然な取引が報告されています。8月6日の深夜に通常よりも高ロットのトレードが始まり、数分で資金の大半を失ったようです。

コピートレードとは、コピー元のトレーダーが運用する口座で実行された取引を、ユーザーの口座で自動的に実行してくれるサービスです。取引で利益が発生した場合、コピー元のトレーダーはユーザーの利益の一部を報酬として受け取ります。

AmazingTickコピートレード

コピートレードの仕組み上、ユーザーの口座で損失が発生すること自体は不自然ではありません。しかし、今回の騒動では複数のトレーダーが示し合わせたかのように、同じタイミングで大きな損失を出しているため、あらかじめ計画されていた詐欺なのではないかと考えているユーザーが多いようです。

トレーダーの不自然な取引

AmazingTickの公式サイトでは、トレーダーの運用成績が公開されています。SNS上で積極的にユーザーの勧誘を行っていたとされるトレーダーの運用成績をみると、1億円以上あった口座残高が一気に0円付近まで減少しています。

AmazingTick口座残高

当日の損益を見ると約1億1,000万円の損失を出していることがわかります(時差のため日付は8月5日)。

AmazingTick損失額

また、取引履歴をみると取引を始めた「Open Date」から、決済した日時を示す「Close Date」までの時間が1分前後の取引ばかりです。

AmazingTick取引履歴

過去の取引履歴では、数分から数時間ポジションを保有するケースが多く、資金を失った日の取引はこれまでの傾向からすると、やや不自然といえるでしょう。

AmazingTickとは

AmazingTick(アメイジングティック)の公式サイトでは通常の取引口座のほか、コピートレードサービスを提供する海外FX業者とされています。運営会社はマーシャル諸島にあるAmazingtick Limitedという会社です。

AmazingTick公式サイト
運営会社 Amazingtick Limited
住所 Trust Company Complex, Ajeltake Road, Ajeltake Island, Majuro, Marshall Islands MH 96960
会社番号 122579
取得ライセンス FINTRAC(M22620678)

取得ライセンスとしてFINTRAC(カナダ金融取引報告分析センター)の登録番号が記載されています。FINTRACのサイトで登録番号を検索すると、GLOBAL REMIT PTY LTDという社名で登録されています。

社名 GLOBAL REMIT PTY LTD
住所 100 KING STREET WEST, SUITE 5600, TORONTO, Ontario, Canada, M5X1C9
Webサイト https://www.amazingtick.com/amt/

WebサイトとしてAmazingTickのURLが掲載されていることから、実際にFINTRACに登録されているようですが不透明な部分も多く、実体のある企業かどうかは不明です。

主な集客手段はSNS

今回の騒動以前から、AmazingTickは怪しいFX業者なのではないかと噂されていました。Yahoo!知恵袋には、SNS上でAmazingTickの勧誘を受けたとする投稿が複数あります。

AmazingTickをおすすめのブローカーとして紹介しているFXメディアがほとんど見つからないことから、FX業者としての知名度はそれほど高くないといえるでしょう。そのため、AmazingTickユーザーの多くは、SNS上で勧誘されたものと考えられます。

手口がAssassinFXに似ているとの指摘

AssassinFX(アサシンエフエックス)は、2023年7月にコピートレード口座で一斉に強制ロスカットが執行されたことで話題になった海外FX業者です。騒動になる前から出金拒否が多いとの情報が出回っており、詐欺業者なのではないかと疑われていました。

AssassinFXでもAmazingTick(アメイジングティック)と同様に、SNS上でインフルエンサーによる集客を行っていました。AssassinFXのケースでは強制ロスカットの後、一斉にインフルエンサーがSNS上での発信を停止しています。

AmazingTickへの勧誘を行っていた一部のインフルエンサーも、アカウントを削除していることから、同じ手口が使われたのではと考えるユーザーも多いようです。

被害者は1,000名以上か

LINEでは、資金を失ったAmazingTick(アメイジングティック)ユーザーのオープンチャットが開設されています。チャットの参加者数は1,200名を超えていることから、多くのユーザーが資金を失ったものとみられます。

オープンチャット上では、警察に被害届を提出したことを報告するユーザーが散見されます。被害届を提出する際は、入出金の記録などの詐欺であることを確認できる記録の提出が必要になるようです。AmazingTickでは出金拒否が少なく、表面上は通常のFX業者として運営されていたことから、説明に苦労するユーザーも少なくないようです。

全額返金は厳しい模様

オープンチャット上で、弁護士事務所に相談したことを報告するユーザーもみられます。出納代行業者の口座を凍結した上で、口座内の資金を被害者で按分するといった対応を提示されたようです。仮にこの方法がとれたとしても、全額返金は難しいとみられます。

海外FX業者を利用する前に情報収集

海外FX業者を利用する際は、口座を開設する前に十分な情報を集めましょう。過去にトラブルを起こしている、または評判が良くないブローカーは避けるべきです。特に初心者の方は、知名度が低いブローカーや運用歴が短い業者の利用は控えたほうが良いでしょう。

AmazingTick(アメイジングティック)やAssassinFX(アサシンエフエックス)のケースでは、SNSを利用してユーザーを勧誘していました。知らないブローカーの勧誘を受けた場合は、一度冷静になって情報を集めることが重要です。海外FX業者の数は多いものの、運用歴が長く、実績のある会社はごく一部です。

これから海外FX業者を利用する方は、知名度が高く、実績のある会社を利用しましょう。


Date

作成日

2024.08.08

Update

最終更新

2025.09.04

Myforex編集スタッフーFX担当ー

短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。

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