作成日
:2024.02.07
2024.06.25 18:35
Rainmaker(レインメイカー)は、ガス代やシードフレーズなしでさまざまなサービスを利用できる仮想通貨(暗号資産)ウォレットです。
ウォレット単体でDeFi(分散型金融)を運用でき、複数のプロジェクトのエアドロップが受け取れることなどから、人気を集めています。
当記事では、Rainmakerの特徴やSNSでの評判、使い方などについて解説します。
画像引用:Rainmaker
Rainmakerは「アカウント抽象化」によって手軽なDeFi運用を実現した仮想通貨(暗号資産)ウォレットで、以下の特徴があります。
アカウント抽象化とは、送信者がネットワークのネイティブトークンを持っていなくても取引できるようにする概念です。ネイティブトークン以外の任意のトークンでガス代の支払いが可能になるなどの利点があります。
Rainmakerはアカウント抽象化の技術を使いつつ、本来ユーザーが支払うはずのガス代をプラットフォームが肩代わりすることで、ガス代の無料化を実現しています。
しかし、Rainmakerには月額有料プランもあり、今後は有料課金をしないとガス代無料が適用されない可能性もあるため注意が必要です。
一般的に、DeFi運用をする際はウォレットを外部のアプリケーションや分散型取引所に接続するなど、一定の手間がかかります。
しかし、RainmakerではスマホにダウンロードしたウォレットだけでDeFi運用が完結します。そのため、DeFiの取引に慣れていない初心者でも扱いやすい設計です。
Rainmakerで運用可能なDeFiプラットフォームの中には、エアドロップを実施予定のものがあります。
1つのプラットフォームに資金を預け入れるだけで、複数のエアドロップがもらえるなどのチャンスもあります。エアドロップの詳細については後述します。
スマホアプリに加えてブラウザ版もリリースされており、ユーザーの好みに応じて選択可能です。
Rainmakerは「(今のところ)ガス代が無料」「エアドロップのチャンスが多い」「DeFi運用が手軽にできる」などの理由から、SNS上でも盛り上がりを見せています。
X(旧Twitter)ではエアドロップ関連の情報が飛び交うほか、著名なインフルエンサーがYouTubeで取り上げたり、Rainmakerの公式Discordに日本語専用のチャンネルもできるなど、国内外を問わず注目を集めているようです。
以下、Rainmakerでできることを解説します。
Rainmakerはイーサリアムやアバランチなど複数のチェーンに対応しており、各チェーン上のプラットフォームでステーキングが可能です。
ステーキング対象外のトークンのみ保有している場合は、Rainmaker上でスワップして、ステーキング可能なトークンに交換することもできます。
Rainmakerが注目を集めている理由の1つが、リステーキングができる点です。
リステーキングとは、イーサリアムなどをステーキングして獲得したLST(リキッドステーキングトークン)を再度ステーキングすることで、二重に利回りを得る方法です。
リキッドステーキングトークンとは、ステーキング期間に引き出しできない仮想通貨について、流動性を確保するために独自に発行されるトークンです。Lidoの「stETH」やRocket Poolの「rETH」などが該当します。
Rainmakerは、EigenLayer(アイゲンレイヤー)と呼ばれるリステーキングを可能にするプログラムに対応しており、stETHなどのリキッドステーキングトークンをリステーキングして複利的な運用ができます。
Rainmakerを利用してDeFi運用を行うと、エアドロップを受け取れることがあります。
EigenLayerやリステーキングプロジェクトのKelp DAO(ケルプダオ)などは、リステーキング機能を利用しているユーザーに向けたエアドロップを予定しています。
しかし、Rainmakerを使ってエアドロップを受け取る場合と、Kelp DAOなどのページにウォレットを直接つないで受け取る場合とでは、もらえるエアドロップの量が異なる可能性があるため注意が必要です。
Rainmakerは一般的な仮想通貨(暗号資産)ウォレットと同じように、ウォレット間での資金移動が可能です。
しかし、後述するように日本の仮想通貨取引所から入金ができない点は注意が必要です。
Rainmakerを利用する際は、以下の点に注意しましょう。
Rainmakerに入金する際は、日本の仮想通貨(暗号資産)取引所からの入金はできません。メタマスクなどの仮想通貨ウォレットから入金をするようにしてください。
日本の仮想通貨取引所から入金をしようとした場合、資金がGOX(消滅)する可能性があります。
Rainmakerでの取引にガス代はかかりませんが、外部のウォレットからイーサリアムなどを入金する際はガス代がかかります。
これは、入金作業自体はRainmaker上で行っているわけではなく、あくまで外部のウォレットで行っているためです。
Rainmakerで受け取れるエアドロップの中には、Rainmaker自体が今後発行を予定しているDROPトークンもあります。
2024年1月30日現在、DROPトークンのエアドロップを受け取るには、以下の条件を満たす必要がある点に注意しましょう。
Rainmakerは、ステーキング・リステーキング・エアドロップの獲得など、一度の運用で何重もの利回りを得られます。
しかし、ステーキングに利用している大元の仮想通貨(イーサリアムなど)の価格が下がると、仮に利回りが順調に出ている場合でも、トータルでは円建てで損をしてしまう可能性があります。
イーサリアム価格の下落に引っ張られて、LSTなどの価格も下がると損失はさらに拡大することもあるため、リスク管理には十分注意するようにしましょう。
ここからは、Rainmakerの使い方を解説します。
スマホ版のRainmakerの作成手順を解説します。
Rainmakerのアプリを開き、登録するメールアドレスを入力して「Continue」をタップします。
登録したメールアドレスに送られてくる6桁の数字を入力して「Verify Code」をタップします。
招待コードがある場合は入力して「Next」をタップします。招待コードがなければ「Skip」をタップします。
パスワードの設定をします。任意のパスワードを入力して「Set Password」をタップします。
以上で、Rainmakerの作成は完了です。
Rainmakerは、ステーキングからリステーキング、さらに複数のエアドロップまで、一度の運用でいくつものリターンが狙えるチャンスがある仮想通貨(暗号資産)ウォレットです。スマホアプリだけで手軽にDeFi運用ができる点が魅力であるため、これから新たにDeFiを始めるユーザーにも使いやすいものになっています。
まだDeFiを利用したことがない方も、ハッキングなどのリスクには十分注意しながら、RainmakerでDeFi運用を試してみてはいかがでしょうか。
作成日
:2024.02.07
最終更新
:2024.06.25
フリーランスのWebライター。ブロックチェーンがもたらす非中央集権的な世界観に惚れ込み、暗号資産・NFT・ブロックチェーンゲームなどweb3のジャンルにしぼって記事を執筆。自らの暗号資産投資やNFT売買の経験を活かし、暗号資産の投資情報をできる限りわかりやすくお届けします。
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